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杉山 健 院長の独自取材記事

杉山歯科医院

(大垣市/大垣駅)

最終更新日:2022/08/05

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大垣市新馬場町の静かな住宅地に立つ「杉山歯科医院」。昭和の後半に杉山勝治先生が開業してから39年になる歯科医院で、2022年1月、息子である杉山健先生が2代目院長に就任した。健院長は、患者に一心に向き合ってきた父の背中を見て育ち、自然な流れで歯科医師になることに決めたという。大学卒業後は岐阜大学医学部附属病院や関連病院に勤務、長らく口腔外科に携わり、現在も歯だけでなく口腔全体や全身に注意を払うことに重きを置く。「やって良かったと思ってもらえる治療を提供ししていきたい」と語る健院長。「生まれ育った地元に歯科診療で貢献していきたい」とも。2児の父親であり優しい笑顔が印象的な健院長に、これまでの経験から現在の診療の様子、さらに今後の展望までさまざま語ってもらった。

(取材日2022年2月26日)

地元に貢献しようと2代目院長に就任

先生が歯科医師をめざされたきっかけやご経歴について教えてください。

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当院は、1983年に父が開業しました。自宅が隣でしたので物心ついた頃から歯科医師として働く父の姿を間近に見ており、自然と同じ道に進みましたね。小さい時に虫歯になって父に見てもらった記憶もあります(笑)。愛知学院大学卒業後は岐阜大学医学部附属病院歯科口腔外科に入局し、関連病院での勤務も含めて8年間ほど口腔外科に携わりました。当時の私にとって口腔外科は最前線のイメージがあり、口腔だけでなく全身管理を学べることも魅力だったのです。大学院を修了し、岐阜大学医学部附属病院歯科口腔外科の助教を務めた後、お誘いを受けて名古屋市内の歯科医院に勤務、そこで一般歯科から矯正歯科、インプラント治療まで幅広く経験を積みました。

そして2020年、こちらへ戻られたのですね。

はい、歯科医師会の仕事などで忙しくなった父から「手伝ってほしい」と言われたことがきっかけです。正直なところ、それまで父の歯科医院を継ごうという考えはなかったのですが、当院を営む傍ら祖父の仕事も引き継いで働き続けてきた父をずっと見てきましたので、「あんなに1人で頑張ってきた父が言うなら……」という気持ちになりました。それで「今後は生まれ育った地域に貢献しよう」という決意が固まり、こちらに戻った次第です。2022年1月、院長に就任し、現在は父と2人体制で診療にあたっています。

こちらにはどのような方々が来られているのでしょうか?

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開業して39年になりますので、父と一緒に年齢を重ねてこられたご高齢の方はもちろん、その方のお子さん、お孫さんにも来ていただいており、ありがたい限りです。診療内容は虫歯の治療、歯周病治療、入れ歯治療、また患者さんの数は少ないのですが矯正やインプラント治療にも対応しています。予防や検診で来られる方も多いですね。土曜は午前だけでなく午後も診療していますので、平日の来院が難しい方に喜ばれています。私が来てからは同世代の若いファミリー層も増えたように感じています。

培った経験、知識を生かし、歯だけでなく全身に配慮

大学病院の口腔外科ではどのような診療をされていたのですか?

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大学病院では、悪性腫瘍に対する手術や再建手術、ときには顎や舌を失った方に対して腕から血管ごと移植するという手術にも携わっていました。移植の手術は心臓血管外科でも使われるような手術室で顕微鏡をのぞきながら糸をつなぎ合わせていくもので、そうした血管つきの手術をする病院は国公立でも少なかったと思います。朝から夜まで、当直のときは泊まり込みで対応していましたね。また岐阜大学大学院では、1年間に360日ぐらいラットのお世話をしていました。というのは同大の「しずい細胞プロジェクト」に参画し、歯髄(しずい)細胞を用いた再生医療の研究をしていたからです。研究にはラットが欠かせませんので、ときには指を噛まれながら投薬や世話をしていましたね。一般の歯科医師のイメージとはかけ離れた経験を積んできたかもしれませんね。

そうしたご経験は現在、どのように生かされていますか?

「歯が痛い」と言って来られた方でも、歯だけでなく粘膜疾患がないかどうかも含め、必ず口腔全体をチェックする習慣が身についていることが大きいと思います。さらに既往歴をお聞きして、全身の健康状態を把握するようにも気をつけています。例えば扁平上皮がんが体のどこかで起こった方であれば、より注意して診療します。口腔外科は奥が深く、2~3年の経験でわからないことも4~5年、さらに年数を重ねるほど理解が深まり診療の力も上がってくるものだと感じています。また、当院で悪性腫瘍の疑いがある場合などは病院にご紹介するのですが、不安の大きい患者さんに、病院でどのような検査、治療をするのか、どのように治療が進むかなどおおよその見通しをお伝えするときに私の経験が役立ちます。逆に病院から紹介を受けるときは、知り合いの先生から事前に電話があるので、私も患者さんもより安心できます。

先生が診療において大切にされているのはどんなことですか?

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名古屋で勤務した歯科医院の院長が講演の講師もされるような方で、多くのことを学ばせていただき、学術誌に自分の論文を投稿、掲載していただくなどのこともありました。その先生が大切にされていたことが、「正しい診断をして正しい治療計画を立てる」ということだったのです。きちんと検査をして必要な資料を得て、その上で的確に診断し、正しい治療に結びつけることが重要だということですね。お口の中のことは患者さん本人にもわからないことが多いと思いますので、現状の問題点や治療計画など丁寧にご説明して「なぜこの治療が必要か」を理解していただき、患者さんの不安が少しでも軽減できればいいなと考えています。

子育ての話もしつつ「かかりつけ医」的な存在として

患者さんと接する中で心がけておられることはありますか?

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患者さんとはたくさんお話ししたいですね。病院勤務時代も術前術後などに患者さんとよくお話ししましたが、歯科医院はその地域の皆さんの「かかりつけ医」的な存在です。自分が生きている間は一生、患者さんの治療を続ける、健康を支え続けるものだと思っています。今は地元の友人がお子さんを連れて来てくれることもありますし、子どもが同じ年頃のお父さん、お母さんと話すことも多いのですが、そのときも歯に関するアドバイスは教科書的なことだけを言うのではなく、一生懸命子育てをされている親御さんの気持ちに寄り添ったお話をしようと心がけています。私には未就学児の2人の息子がいるのですが、子育ては本当に大変(笑)。少しでも妻の負担が減ればと思ってできる限り子育てに関わっているのですが、そうした日常のあれこれを患者さんとお話しすることもありますよ。

スタッフさんについても教えてください。

当院には父の代からのスタッフもおり、私のことを2歳の頃から知っているというスタッフもいます(笑)。新しいスタッフももちろんいますが、特にこちらから何も言うことはなく、皆きちんと優しく患者さんと接してくれており、頼りになります。当院のスタッフは4人すべて歯科衛生士。開業以来、長期にわたり、指導、ケアしてきた経過がカルテに残っており、ここから歯磨きなどセルフケアの大切さもよくわかります。予防は、歯科医療において最も重要な位置にあるともいえるのです。これからもスタッフとともに、患者さんの歯の健康をサポートしていきたいと思っています。

院長になられて、改めて今後の展望についてお聞かせください。

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父が築いてきた患者さんとの信頼関係を大切に、患者さんはもちろん、スタッフにとっても私たち歯科医師にとっても「三方良し」となるような、なくてはならない、良い歯科医院として存在していきたいと思います。自分のこれまで学んできた知識、技術を地元に還元し、皆さんに「治療して良かった」「行って良かった」と思っていただけるよう頑張っていきたいです。実は現在、移転新築を計画しており、なるべく患者さんにご不便のないようにと近隣で土地を探しているところです。新しい歯科医院は今よりスペースが広くなる予定で、頭部エックス線規格写真撮影装置など新しい機器も導入し、より質の高い、幅広いさまざまな診療をご提供していきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~、矯正/15万円~
※詳しくはクリニックへお問い合わせください。

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