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宇野 吉朗 院長の独自取材記事

うの歯科

(各務原市/新那加駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR高山本線那加駅から徒歩2分。駅前から真っすぐに続く商店街の一角にある「うの歯科」は、この地で生まれ育った宇野吉朗院長が1996年に開業。タイル貼り3階建ての同院は住居を兼ね、玄関には飾りをつけた植木、周囲には色鮮やかな鉢花が置かれている。院内は、待合室の椅子が5脚、診療ユニット2台、歯科用CT、ユニット専用モニター、口腔外バキュームなど新しい機器が導入されている様子。院長は、歯科治療に恐怖心を持つ人や障害者も積極的に受け入れ、歯科ボランティアも行っているそう。患者の口腔内だけではなく、性格や生活などを理解して、全人的な歯科治療をめざす院長に、診療への熱い思いを語ってもらった。
(取材日2019年7月25日)

困った人を助けるのが人間。それをできるのが医療者

歯科医院の内外にお花や絵画が飾ってあって、すてきですね。

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花が大好きなので、外にある鉢花は毎日、私が水やりをしています。院内の生花は毎週花屋さんに持ってきてもらっています。花は愛情を注げば、必ず応えてくれますよね。待合室の造花も季節ごとに入れ替えてもらっているんです。花を見ていると気分が良いんですよね。待合室の絵画も季節ごとに、春は淡墨桜、夏はヒマワリ、秋は焼岳と梓川、冬は富士山の雪渓と、架け替えています。診療室の絵画や書は、患者さまが描いて持ってきてくれたものが多いんですよ。どれも院内に飾らせてもらっています。また、季節に合わせて年に4回、「噛むカムNews」と題した院内通信を作らせていただいております。私の趣味ですとか、歯に関する雑学、料理のレシピなんかを紹介させていただいています。来院された患者さまには、とてもご好評いただいているんですよ。

こちらには、どんな患者さまがいらっしゃいますか?

主訴としては、虫歯で歯が痛いとか、抜歯とか、歯周病で歯茎が腫れたなどの患者さまが多いですね。年齢層は、乳幼児から90歳代の方まで幅広く来ていただいていますが、ありがたいことに市内だけではなく市外からもいらっしゃいます。当院では、心因性の病気を持っていたり、歯科治療に不安を持つ方も積極的に受け入れていますので、気軽にご相談ください。また、当院のホームページをご覧になって、遠方からみえる方もいらっしゃいます。歯科ボランティアもしていて、障害者施設や高齢者施設にも歯科指導や検診に行っているので、その時の患者さまが来られることもあります。

恐怖心や障害のある患者さまには、どのような診療をするのですか?

急性の場合はまず応急処置はしますが、歯科が苦手な患者さまにはまず悩みや話をゆっくり聞きながら、和んだ雰囲気づくりをして、恐怖心やトラウマを解消するようにしていきます。そのような診療ですから、ほかの患者さまに迷惑がかからないように考慮しながら、患者さまに合わせて時間を調整するようにしています。また障害がある方については、多動だったり、口を開けることが苦手な方がいらっしゃいます。患者さまに寄り添う気持ちを大切に診療するようにしています。今では、歯科治療に対して不安を感じていた患者さまの中にも、定期的に通ってくださる方が増えました。

なぜ、歯科ボランティアを始めたのですか?

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先輩にあたる先生が活動をされているのを見て、素晴らしいことだと思い、開業してから4年たった頃から私も始めました。でも、私はボランティアとは思っていません、使命だと思って活動しています。障害がある方は治療を断られてしまうことがあると知った時「できるだけ力になりたい」と思いました。人と人は助け合いながら生きているもの。私たち医療者は、人を助けてあげられる立場にいるからこそ、それができます。そういった想いもあり、歯科ボランティアに足を運んでいます。

人生の目的は、幸福。全人的な治療の考え方と出会う

得意とする治療についてお聞かせください。

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歯をきれいに見せることを意識する方も増えてきているように感じます。当院では、セラミックを用いたかぶせ物や詰め物、金属の金具を使わない入れ歯などを用意しています。金具のない入れ歯は、割れにくいですし、装着感にも期待できます。また、歯を傷つけないようにクリーニングするための研磨剤も導入しています。また、患者さまに合わせて、虫歯や歯周病などリスクを見極め、年齢に合わせた診療、お子さんには歯の磨き方やご両親には食事のアドバイスなどもしています。痛みや、違和感などを感じてから治療をする方も多いかと思いますが、日頃から予防に力を入れることが健康な自分の歯を保つことにつながりますので、定期的にメンテナンスすることをお勧めしています。

診療で心がけているのはどんなことですか?

皆さんの「かかりつけ歯科医院」を使命とします。患者さまをよく理解した上で全人的な歯科治療を届けたいのです。自分自身や家族であったら何を望むのかを常に考え、治療に取り組んでいます。急な痛みが発生した場合にも対応していますが、お時間さえ待っていただければ治療させていただきます。また、休日しか来院できない方のために日曜日の午前中も診療しています。来院が難しいご高齢者の方のために、施設やご自宅への訪問歯科診療も行っています。

全人的な歯科治療とは、どんなものですか?

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この考え方はアメリカからきたもので、口腔内のことだけではなく、患者さまと対話をしながら、患者さまの性格・生活・家族・趣味などを考慮しつつ、治療を進めていくことを指しています。以前、勤務していた歯科医院で学んだのですが、そこの院長はお人柄が良く、説明も上手で、医院全体が和気あいあいとしていました。患者さまとも人間対人間のお付き合いを大切にされていました。この考え方で最も驚いたのは、人生の最大の目的は「幸福」という考え方です。私には「こんな歯科医療の考え方があるのか」と衝撃でした。それで勉強会に参加したんです。「患者さまの幸福を考える」私の診療のベースはそこにあります。

引退後も長く付き合えるような関係を築きたい

歯科医師をめざそうと思われたきっかけを教えてください。

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初めは歯科医師をめざそうと思ってはおらず、学生の頃、運動が好きだったこともあり一時はスポーツの指導員をめざしたことありました。しかし、高校2年生の時、祖父の仕事である歯科医師を周囲から勧められ、歯科大学をめざすことにしました。子どもの頃は、よく歯科医院に遊びに行っていましたので、雰囲気や匂いになじみがあったということもあります。興味もあり、祖父が歯科技工するのを見て「やらせて」と言ったら、「駄目だ」と怒られたこともありましたね(笑)。大学卒業後は、約8年間の勤務医を経て、生まれ育った地に当院を開業しました。

日曜日も診療で多忙かと思いますが、健康管理はどのようにされていますか?

週に1、2回は1時間半のウォーキングをした後、ジムに通って有酸素運動や筋力トレーニングをしたりしています。平日も、昼休みに30分はウォーキングをしていますし、日頃の移動も30分以内ならできるだけ歩くようにしています。それが気分転換にもなっていますね。暑い時は大変かと思われるかもしれませんが、野球で鍛えていたので、少々のことではバテませんよ(笑)。忍耐力はあるほうだと思います。ストレスもためないように、気をつけています。まだ子どもが小学生なので、自立するまでは仕事をしっかり続けたいですし、年を重ねたときに10~15歳は若く見られるように頑張りたいですね。

これからの抱負とメッセージをお願いします。

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歯科としては、これからも全人的な歯科治療の考え方で診療していきます。コミュニケーションをとることを目的にした患者さまとの交流の会のような場をつくって、引退後も長くお付き合いできるような関係を築けたらと思っています。また、歯科診療に不安を持っている方にもぜひ来てほしいです。私としてはできるだけ診て差し上げたいですし、痛みを取り除いてあげたい。医療は算術ではなく仁術なんです。人としてどうあるべきかをいつも一番考えて診療をしていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックを用いた補綴物/かぶせ物:6万~9万円、詰め物:3~5万円、金属を使わない入れ歯/1歯~8歯:8万円~、9本~:9万円~

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