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筋機能に働きかける
マウスピース型の装置を用いた小児の歯列矯正

みどり坂総合歯科クリニック

(各務原市/新鵜沼駅)

最終更新日:2021/02/17

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  • 自由診療

近年、口腔内で舌の位置が適した場所に収まらずに顎の発育成長が不十分になっていることが、口呼吸や鼻づまりや昼間の眠気などにつながる可能性があると指摘されている。老若男女、幅広く診療を行う「みどり坂総合歯科クリニック」の山本慶雪(のぶゆき)副院長は、「不正咬合が見られる時は、小児期に矯正治療を行い顎の適切な発育をサポートし、適切な鼻呼吸へと変えていくことから、体や脳の正しい発達も促していきたい」と話す。小児期に行うマウスピース型の装置を用いた矯正方法に力を入れている同院。成果を生むために、患者と両親、クリニックの三者が協力して取り組む姿勢を大切にしている。そこで、子どもの頃に行う矯正での将来的なメリットや診療の流れ、両親が気をつけることなどを中心に聞いた。 (取材日2021年1月6日)

筋機能へのアプローチで顎の成長を促すことで口腔内を整え、歯列と呼吸も変えていく

Q子どものうちから矯正に取り組むメリットを教えてください。
A
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▲待合室は子ども連れでもリラックスして過ごせる

最近、顎が十分に発育できずに、歯並びへの影響だけでなく、口呼吸となっているお子さんも多く見かけます。お子さんの成長に合わせて顎の成長を促していくことで、将来、歯が生えそろうためのスペースをつくっていくだけでなく、口呼吸から鼻呼吸へと変えていくことも、さまざまなメリットにつながっていくと考えられています。鼻呼吸に変わることで、鼻詰まりや睡眠などにも良い影響があるとされています。そのため、お子さんの成長に合わせて矯正に取り組んでいくことで、歯列へのアプローチだけでなく、体の他の部分にも良い影響があると考えると、子どものうちに行うのがいいと言えるでしょう。

Q顎の成長を促していくとは、どのようなことをするのでしょう?
A
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▲さまざまな種類のマウスピース型装置

マウスピース型装置を装着し、口の筋肉の機能に働きかけながら、成長に合わせて顎を広げていき、それとともに歯が適切な位置に生えそろっていくよう促していく方法です。この装置は取り外しが自由で楽に使えますし、睡眠時の使用が中心となるものです。また、当院では複数の種類のマウスピース型装置を使用し、各々に適した装置を勧めています。装着する時期としては、4歳から12歳までの間に行うのが理想です。これらの装置が苦手なお子さんにはマウスピース型装置を用いない別の方法を勧めることもあります。期間は装着の頻度によりますが、短い方は1年間くらいを目安に、歯列と顎の大きさ、上下の顎の位置を整えていきます。

Q顎が広がっていくと痛そうなイメージがありますが……。
A
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▲リラックスできる半個室

痛みを感じることはあまりないでしょう。唇の力により顎の成長が抑制されている場合この装置を装着することで装置が唇を前に押し出し、顎が自然に広がっていくというシンプルな原理なんです。舌で上顎を押して広げていくような自然の力が成長期に働くだけなので、痛みはほとんど感じないと思います。もちろん違和感はありますが、お子さんは適応能力が高くすぐに慣れてくれます。素材はやわらかい樹脂になっていますから、もし歯茎に当たって痛い場合は顎の形に合わせて調整が可能です。また、お子さんの成長にもよりますが、装置を成長に合わせて変更することもあります。

Qこの矯正方法が向いていないお子さんの条件は?
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▲家族で診察可能なファミリールーム

装置を入れると口を閉じないといけないので、慢性的に鼻が詰まっているお子さんだと息ができずに苦しくなってしまいます。鼻詰まりが重度なお子さんは、耳鼻科での治療を受けた後のほうがいいでしょう。また、条件によっては従来の針金をつける矯正や床矯正のほうが適している場合もありますので、何でもこのマウスピース型の装置を使ったアプローチが適しているわけではありません。ですが、乱食い歯、受け口、出っ歯など、ほとんどの症状に対応が可能です。ポカンと口が開いてしまっているお子さんの口呼吸を、鼻でする正しい呼吸の仕方に変えていくことで、集中力が上がる、免疫力が上がるなどの利点につなげられます。

Q保護者が気をつけることはありますか?
A
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▲家族とクリニックの協力体制が大切であると語る慶雪先生

この装置は家にいる時や就寝時だけの使用で構いませんが、矯正の必要性がまだ理解できないお子さんは家でご両親が「装置使おうね」と言ってくださらないと自発的にはなかなか行えません。また、1ヵ月に1回定期的に通院いただき、発育成長の確認とともに歯磨きができているかのチェックも行います。メンテナンスも含め、ご両親の協力は必須になりますね。当院の考え方としては、体の成長とともに顎の成長が一番期待できる小児期に矯正を行ってもらいたいです。お子さんとご両親、当院の三者の協力体制がとても大切だと思っています。そうすることで治療期間も治療にかかる費用もお子さんへの負担も最小限にできるからです。

ドクターからのメッセージ

山本 慶雪副院長

歯列不正や口呼吸は、早く気づいて、最適な時期に対応をすることが一番です。もしも、かかりつけの歯科医院でお子さんの歯列の相談をした際に「様子を見ましょう」と言われても、気になる方は放っておかずに一度、他のクリニックでも相談されるといいでしょう。先日、高校生の患者さんが来院されましたが、歯を抜いて矯正するしかない状態でした。歯並びや口呼吸について少しでも気になること、心配なことがある方は、セカンドオピニオンでも結構ですのでまずはご相談ください。しっかり検査を行って、お子さんによって最適な方法を考え提案させていただきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた歯列矯正/5万円、最初の検査料3万円※1回検査料(詳しくはお問い合わせください)、ブラケット矯正/50万円※インプラントアンカーを使用する場合追加10万円、床矯正/10~20万円

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