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村田基生院長、拓也副院長 の独自取材記事

村田歯科医院

(横浜市青葉区/青葉台駅)

最終更新日:2019/08/28

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青葉台駅から歩いて5分の村田歯科医院。この地で30年以上にわたって、口の中の健康を保ち続けてきた、いわば老舗の歯科医院のひとつ。高い天井と窓を大きくとった診療室は開放感があり、気持ちよい。30年の歴史を持つ歯科医院だけに、懐かしさを感じるデザインの診療台もあるが、手入れが行き届き、愛情を持って大切に使われてきたことがうかがえる。現在は院長の村田基生先生から、ご長男である副院長の拓也先生へと引き継がれている。一緒にいるとケンカになると笑いながらも、仲良く取材に応じてくださった。

(取材日2007年6月14日)

患者さん一人一人を大切にした診療を

歯科医師になられたのは、お父さまである基生先生の影響でしょうか?

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[拓也先生]

祖父の代から歯科医師という環境で育っていますから、父の影響はもちろんのこと周囲からも当然のように父と同じ道を期待されていたと思います。僕が6歳のときに、青葉台のこの場所で父が開業して、その頃からずっと、父の診療する姿を見て育ってきました。患者さんと楽しそうに談笑しながら診療をする父を見て、自分もあんな風になるんだなと思っていたものです。幼稚園の卒園記念のテープでも、将来は父のようになりたいと語っているくらいですから。父の影響だけでなく、自分としても人の役に立てる歯科医師という仕事に強い興味を持っていました。

専門とされている診療分野についてお聞かせください。

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[拓也先生]

僕は大学病院の口腔外科で研鑽を重ねてきました。口腔外科に進んだのは家族の勧めもあったからです。大学病院に勤務していた頃は、抜歯をはじめ、顎関節の治療、歯の脱臼、外傷から、口腔内の悪性腫瘍の治療まで多岐にわたって行っていました。ちなみに、僕の白衣は一般歯科の先生よりも厚手の生地でできた白衣を着ているんですが、これは東京歯科大学の口腔外科の医局と同じ白衣なんです。一般歯科に比べて口腔外科は出血もありますし、メスなどの器具も多く使用することから厚手の生地になっているんです。また、現在は口腔外科のみならず、歯周病の治療にも力を注ぎ、認定医の資格も得ました。また歯周病に関係する講習会にも積極的に参加し、日々勉強を行っています。

院長の基生先生から学んだことはどんなことでしょうか?

[拓也先生]

治療の技術や知識ということよりも、患者さん一人一人を大切にする姿勢や、気持ちを込めて丁寧に診療することを父からは教わったと思っています。診療内容は時代とともに次々と新しいものに変化をしていきますが、患者さんに対する姿勢は変わってはならないと思っています。小さい頃から見ている父の診療スタイルは、つねに患者さんの笑い声が耐えない楽しそうなものです。冗談ばかり言っているのは、診療を楽しく受けてもらうための父の気持ちのあらわれなのでしょう。歯科治療を受けるのが大好きで来院されているわけではないでしょうから、せめて楽しく診療を受けてもらいたいと僕も父と同じように思っています。

33年もの長い間、青葉台で診療を続けてきて

30年以上にわたって患者さんと接して来られて、患者さんにどのような変化を感じますか?

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[基生先生]

30年前は3歳児の歯科検診で10人に1人位の割合で虫歯だらけのいわゆる「みそっ歯」のお子さんがいました。現在は「みそっ歯」のお子さんを見つけるのが困難なほど、その数は減りました。これは私たち歯科医師が虫歯を減らすように働きかけたこともさることながら、保護者の方たちがお子さんの歯に関心を持ち、虫歯にならないように努力をした結果でしょうね。私自身の実感としては、歯の状態はその方の生活そのものを表していると思うのです。特にお子さんの歯の状態は、保護者の方の生活や子育てに対する考え方を映す鏡のようなものです。もちろん、体質的に虫歯になりやすい場合もありますが、お子さんの歯に磨き残しがないように毎日のケアを行うことが大切です。

思い出に残る患者さんのエピソードをお聞かせください。

[基生先生]

たくさんの患者さんと出会ってきましたから、いろいろな思い出があります。あの患者さんはどうしたかな、この患者さんは私の作った入れ歯で問題ないかなと、折に触れて思い出すこともあります。いろいろな患者さんとの出会いがありましたが、患者さんに喜んでいただいたときのことが忘れられませんね。入れ歯を作った患者さんは、他の治療に比べると喜んでいただいたり、感激されることが多く、私としても非常に嬉しく、一生懸命に作ってよかったと思います。その中でも、20年ほど前になるでしょうか、入れ歯を作った年配の女性の患者さんに「これでもう一度、お嫁に行きたくなりました!」と喜ばれたことがあります。患者さんの気持ちまで若々しくできるんだと、非常に嬉しくなったことを覚えています。

歯科業界は過渡期。だからこそ真価が問われている

今後の展望をお聞かせください。

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[基生先生]

どうしたら患者さんの望みを叶えることができるだろうか、いつもそう考えて長い間診療を行ってきました。人は本音と建前を使い分けますから、患者さんの本当の望みを知ることができなければ、満足していただける診療を行うことができません。顔にはその方の気持ちが表れます。いくら言葉で納得しているようなことを言っても、表情にはしっかりと納得していないと出てしまうものです。ですから、患者さんの顔を見ながら、ゆっくりと時間をかけて話を聞くようにしています。

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