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矯正治療の目的や内容
カウンセリングで納得の上で治療を受けよう

余語歯科 矯正歯科

(名古屋市千種区/吹上駅)

最終更新日:2024/04/17

余語歯科 矯正歯科 矯正治療の目的や内容 カウンセリングで納得の上で治療を受けよう 余語歯科 矯正歯科 矯正治療の目的や内容 カウンセリングで納得の上で治療を受けよう
  • 自由診療

虫歯や歯周病治療、入れ歯など一般歯科から根管治療、小児歯科、口腔外科、矯正治療など幅広く対応する「余語歯科」。余語良章院長は、東京医科歯科大学卒業後、愛知学院大学歯学部附属病院、母校の大学病院、都内の歯科医院などで幅広い分野にわたり研鑽を積んだ。矯正治療にも注力しており「その方にとって本当に必要な矯正治療を誠実に行いたい」と信条を語る。「患者さんには健康な人生を送っていただきたい。そのためまずご自身の歯の大切さについて知ってもらえるようカウンセリングは丁寧に行っています」と余語院長。カウンセリングではどんなことも気軽に聞いてほしい、と笑みを見せる。同院で行う矯正治療の方法や理念と、歯科医院で受けるカウンセリングの重要性について語ってもらった。

(取材日2023年10月18日)

健康な人生にも関わってくる大切な矯正。カウンセリングで適切な知識を持とう

Q矯正治療に精通した歯科医師としてお考えをお聞かせください。
A
余語歯科 矯正歯科 上下の歯が噛み合う機能を働かせてこそ見た目の美しさが生まれる

▲上下の歯が噛み合う機能を働かせてこそ見た目の美しさが生まれる

矯正は「見た目をきれいにするための治療」という側面が強調されがちですが、矯正治療の基本概念は「噛む機能」を正しく作り上げること。その結果、見た目の美しさにつながるのです。建築や工業製品において機能美という言葉があるように、歯においては本来の噛む機能や構造を突き詰めていくと形が美しくなるということですね。それが一番自然で、長く持つことになると考えています。矯正は、治療というより、その人が本来持っているはずの機能を正しく引き出すための手段です。私のモットーは「本当に必要な矯正を誠実に」ということ。必要な方にだけ、その方が将来困らないように、適正な装置を使った矯正を誠実に行いたいと考えています。

Q先生は矯正について深く学ばれてこられたそうですね。
A
余語歯科 矯正歯科 装置を開発した田村先生のもとで勤務した経験がある院長

▲装置を開発した田村先生のもとで勤務した経験がある院長

はい。東京の歯科医院の院長、田村元先生に学んだことが人生の転機となりました。田村先生の「矯正治療とは人間本来の機能の回復を手助けしてくれるもの」という言葉が私の原点となっています。治療というよりは、その人が本来持っているはずの機能を正しく引き出すことを目的としているとでも言えましょうか。田村先生は研究熱心で多くの装置も開発されました。その一つが当院で提供している「フルパッシブ矯正」と呼ばれるワイヤー矯正に使用する装置です。フルパッシブ矯正は、私は矯正治療の真理に一番近いと考えています。開発者と直接働いていた身としてこの矯正の良さを、多くの方に知っていただきたいと思っています。

Qこちらで行っている矯正の特徴を教えてください。
A
余語歯科 矯正歯科 目立ちにくい矯正などさまざまな矯正を取り扱っている

▲目立ちにくい矯正などさまざまな矯正を取り扱っている

小児は、まず歯が並ぶ土台である顎を正しい成長に導くために、顎の大きさや位置を調整することをめざす床矯正を行います。その後、成長に合わせて成人と同様のブラケットとワイヤーを装着する矯正に進みます。成人はフルパッシブ矯正、リンガル矯正、ハーフリンガル矯正の3通りから選択します。フルパッシブ矯正は、ブラケットにワイヤーが強く固定されない方法で、弱い力で効率的に矯正を行うことができ、痛みの軽減も期待できるものです。リンガルは歯の裏側に装置をつける方法で装置が目立ちません。私はリンガル矯正専門の歯科医院にも勤務し、多くの経験を積んでいます。ハーフリンガルは、上の歯は裏側に、下の歯は表側につける方法です。

Q期間や費用についても教えてください。
A
余語歯科 矯正歯科 矯正は1年以上の通院。保定期間中も定期検診を行うことができる

▲矯正は1年以上の通院。保定期間中も定期検診を行うことができる

小児の場合は装置を使うのはだいたい1年から1年半ほどで、その後成長を待つ期間となります。永久歯が生えそろえば成人と同じフルパッシブ矯正に移行します。成人の場合は、短くて1年~1年半、あるいは1年半から2年ほどでしょうか。矯正治療後は、保定期間として後戻りを防ぐための期間も必要となります。当院では最初に、治療にかかる年数を見越し、保定期間中の定期検診の処置料も含めて費用をお示ししています。その金額以上に追加料金が発生することはありませんので、期間が長引いたとしても安心していただけると思います。また、診療の度の処置料金は不要ですのでお子さんにお金を持たせるという心配もありません。

Q歯科医師に話を聞くカウンセリングは大切ですか?
A
余語歯科 矯正歯科 患者と相談しながら進めていく

▲患者と相談しながら進めていく

とても大切です。最近はインターネットで調べる方が多いですが、その情報がすべて正しいとは限りません。ぜひ専門の歯科医師に直接話を聞いてほしいですね。矯正は、歯科医師によって抜歯の診断から治療に対する考え方、使う装置までさまざま違います。ですから私は、患者さんには複数の歯科医院で話を聞くことをお勧めしています。当院では当院の考え方とできることをお話しし、装置の違いやメリット・デメリットもきちんとお話ししています。また矯正の内容だけでなく、通いやすいかどうかや、歯科医師との相性も大事ですね。患者さんにとっては基本的に一生に1回のことですから、納得、安心できる矯正を受けてほしいと思っています。

ドクターからのメッセージ

余語 良章院長

初めにお話ししたように当院では「本当に必要な矯正を誠実に」ということを大切にしています。矯正をお勧めするのはその方に必要な治療だと思っているから。その方が、本来持っている機能を生かせないままでは将来もっと困るだろうと思われるときに、その方の「噛む」人生を正しく豊かにして差し上げたいと思って提案しています。お口の健康が良くない方向へ行く前に、予防を図り適正な方向へ誘導できる可能性があるのが歯科医院です。何かお悩みがあればもちろんですが、「とりあえず話だけ」ということでも構いません。カウンセリングで何かしらお役に立てると思いますので、お気軽にお越しくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

フルパッシブ矯正/検査・診断料3万8500円/治療82万5000円~、ハーフリンガル(上裏側、下表側)/95万7000円~、上下リンガル(上下裏側)/108万9000円~、準備矯正(小児矯正)/38万5000円~ 

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