全国のドクター14,510人の想いを取材
クリニック・病院 156,272件の情報を掲載(2026年11月02日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!※

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市青葉区
  4. 藤が丘駅
  5. 山下歯科医院
  6. 山下 修 院長

山下 修 院長の独自取材記事

山下歯科医院

(横浜市青葉区/藤が丘駅)

最終更新日:2026/10/15

山下修院長 山下歯科医院 main

開業から40年以上、全身の健康に着目した「一口腔単位の歯科総合治療」を実践し続けている「山下歯科医院」。地域に長く根差すクリニックでありながらも、重度の歯周病に対する多様なアプローチや、整った設備のもとで行うインプラント治療など、先進の歯科治療を提供することでも知られる。山下修院長は、インプラント治療の黎明期からメーカーと協力して治療システムの開発にも携わってきたエキスパートで、学術活動や後進の育成にも意欲的に取り組んできた。治療時に使う水も含め、院内で使用する水はすべて「タンパク分解型除菌水(PR水)」であることも同院の特徴の一つ。試行錯誤の末にたどりついたという歯周病治療や、診療への思いを山下院長に聞いた。

(取材日2026年5月20日)

患者の安心とより良い予後をめざす、総合的な歯科治療

こちらは歴史ある歯科医院だと伺いました。

山下修院長 山下歯科医院1

1982年の開業ですから、それから40年以上がたちました。開業当初は一般診療を主体としていましたが、現在は口腔内の環境と全身の健康に着目し、治療から予防まで幅広い歯科治療を行っています。当院では、患者さんに安心して治療を受けていただけるように「目に見える医療」の提供に努めています。口腔内の情報をより詳しく、正確に把握していただくために、各ユニットに大型モニターを設置。治療内容を可視化することによって、透明性のある診療を行っていることも特徴の一つです。また、2012年には当院2階も診療スペースとしました。インプラント治療や重度の歯周病治療などの自費診療は、先進の設備を整えた2階で行います。

診療にあたっては、どのような点を重視されていますか?

歯科治療の基本中の基本ですが、どんな治療でも口腔内の環境を整えてから行うことです。口腔内の環境が悪い状態のまま治療をしても、余計に痛みが出たり、歯茎が腫れたりすることもあります。さらには、治療をしているにもかかわらず症状が悪化してしまうこともあるんですよ。一方、口腔内の環境が整っていれば、穴の開いた虫歯でも進行しにくくなり、新たに虫歯になる確率も低くなるといえるでしょう。

感染症対策についても教えてください。

山下修院長 山下歯科医院2

当院は、開業当初からさまざまな感染症対策を講じてきました。換気や消毒、空気清浄機の設置はもちろん、タンパク分解型除菌水ももともとは感染症対策のために導入したものです。診察前の患者さんには、まず20ccのタンパク分解型除菌水で2回に分けてうがいをしてもらいます。新型コロナウイルス感染症が流行してからは、感染症対策に力を入れる歯科医院も増えましたが、当院ではそれより30年以上も前からこのような衛生管理を徹底してきました。また患者さんには、自宅に戻った際にも手洗いとうがいを日課にされると感染症予防につながりますので、実践されることをお勧めしています。

飽くなき探究心で歯周病治療に取り組む

どのような患者さんが多いのですか?

山下修院長 山下歯科医院3

基本的には地元の方が多いですが、都内や県外など遠方から来られる患者さんも少なくありません。この地域にお住まいだった方が、引越し後も定期的に通ってくださるケースも多いですね。3~4ヵ月に一度、四日市から新幹線で通って来られるご夫婦や、半年に一度のペースで四国から受診される方などさまざまです。お口のメンテナンスに対する意識が高い方に共通するのは、皆さんお元気だということ。口腔内の環境と全身の健康はやはりつながっているのだと実感します。また、お子さん連れの患者さんも通院しやすいように、診察室の椅子やベビーベッドからDVDを鑑賞できるようにしています。長年勤務するベテランスタッフもお子さんの様子を見守れますので、安心して受診してください。

歯周病治療では、新たなアプローチを積極的に取り入れているそうですね。

現在は、ブルーラジカルレーザーを重度歯周病治療に取り入れています。ここまでたどりつくには長い道のりがありました。もともと大学卒業時から歯周病治療に注目しており、開業前には外科手術を伴う歯周病治療も数多く手がけてきたのですが、患者さんの負担の大きさと、それに対して結果が伴わないケースも多いことに疑問を感じていたのです。開業後は細菌と歯周病の関連性に着目し、短期間で行う歯周病集中治療を提供するなど研究を重ね、2024年にブルーラジカルレーザーを治療に取り入れたことで、より低侵襲な歯周病治療が可能になりました。8ミリ程度の歯周ポケットまで治療範囲が広がったのも大きな利点です。ただし、そればかりに頼るわけではありません。当院では重度歯周病に対し、必要に応じて同機器を用いて、歯周ポケットを5ミリ以下にまですることをめざし、その後は通常管理で悪化の予防を図ります。

歯周病を悪化させないためには、日々の管理が重要だということでしょうか?

山下修院長 山下歯科医院4

そのとおり。定期的なメンテナンスやセルフケアで良い状態を保てれば、それが理想です。歯周病を早期に発見し早い段階で治療を行えば、大がかりな処置は最低限で済み、患者さんの負担も少なくなると考えています。最近ではその精度を上げるために、生体バイオガラスの活用に着目し、さらに悪化させない治療の実現をめざし取り組んでいます。自分の歯で噛んで食べる喜びを守るためにも、皆さんにはご自身の歯や口腔環境の改善に目を向けてほしいですね。私はその大切な歯を守るために、歯周病治療のその先を見据えながら一歩ずつ前進していきたいと思います。

「口は命の入り口」。定期的な受診で健康をサポート

インプラント治療に関しては、システムの開発にも携わったと伺いました。

山下修院長 山下歯科医院5

メーカーの開発部と一緒にインプラント治療システムの開発にも携わるなど、深く関わってきました。近年、インプラントは歯科用CTで撮影したデータをもとにコンピューター上で手術のシミュレーションを行い、治療計画を立てて、計画どおりの位置にインプラント埋入手術を行う「ガイデッドサージェリー」が増えています。ガイドに沿ってインプラントを埋入するため、安全・安心な治療が追求できる反面、インプラント治療に携わる歯科医師には、基本だけはしっかりと学んでほしいという思いがあります。私がめざしてきたのは「自分で考える歯科医師」の育成。ガイドがあるから大丈夫ではなくて、自分の治療が誰かに見られるという意識を常に持って仕事に取り組んでもらいたいのです。実力のある歯科医師が増えれば、インプラント治療全体の底上げにつながると考えて、後進の指導にも力を入れてきました。

先生が歯科医師をめざしたきっかけをお聞かせください。

祖父の遺言が「将来、お医者さんになりなさい」でした。歯科医師を選んだのは、小さい頃に仲良くしてくださった近所の歯科医師の先生の影響が大きかったように思います。趣味と仕事をしっかりと分けて、楽しそうに生活をされている先生で、先生のヨットに乗せてもらうなどよく遊んでいただきました。私も小さい頃から手先が器用で、ラジオや時計を分解しては組み立て直すというようなことを繰り返していましたから、歯科医師なら趣味も仕事も両方楽しめると考えたのでしょうね。実際、持ち前の探求心が高じて、治療に使用する機器類の研究なども自ら手がけてきました。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

山下修院長 山下歯科医院6

長年、歯科治療に携わってきて改めて思うのが「口は命の入り口」だということです。定期的な口腔内の殺菌・消毒は全身疾患予防につながるとのデータもありますし、健康維持のためにも、定期的にメンテナンスを受けていただけたらと思います。当院はスタッフのほとんどが長年勤務するベテランです。昼ごはんを常に一緒に食べているからか仲が良く(笑)、素晴らしいチームワークが私の自慢。患者さんのこれまでの治療歴や生活背景などの情報も共有していますから、お困りのことがあればどんなことでも私やスタッフにお聞かせください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯周病治療(3回)/6万6000円、インプラント治療/1本:34万3000円〜、ブルーラジカルレーザーを用いた重症歯周病治療/1万5000円~