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鬼頭 典裕 院長の独自取材記事

きとう歯科

(名古屋市中村区/名鉄名古屋駅)

最終更新日:2019/08/28

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名古屋駅から徒歩10分の場所にある、「きとう歯科」は、ビルの2階にあり専用のエレベータで上がることができる。2016年に先代より引き継いだのは、院長である鬼頭典裕先生。大らかな雰囲気で、優しい口調で医院の特色や心がけていることを語ってくれた。先代は噛み合わせや顎関節症に特化した自費診療がメインであったが、院長の鬼頭先生は、虫歯などの保険診療も行っている。立地条件から、ビジネスマンが多いことにも注目しており、今後の診療時間の変更も考えている。先代の診療スタイルと、今後めざしたい歯科医院について語ってもらった。
(取材日2017年7月14日)

名古屋駅より徒歩10分の場所で歯科医院を受け継ぐ

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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父が歯科医師だったこともありますが、私が歯科医師になることを強く望んだのは祖母でした。長男ですし、期待してくれている祖母がいたので、子どもの頃から「やらなきゃな」という感じで意識していました。細かい作業も好きなんです。愛知学院大学の付属にあたる中学・高校に通っていたので、その頃から真剣に考えるようになり、高校での進路希望には歯学部を書いていました。大学を卒業後は研修医を経て、部活の先輩であった田中陽平先生を紹介してもらい弥富市にある「たなか歯科クリニック」で勤務医として勤めることになりました。補綴をメインに勉強されている先生なので、新しい治療法を教わっています。週に一度ですが、今も勤務を続けています。

先代から引き継いだことや先生の思いを聞かせてください。

先代である父が亡くなり、2016年に院長として就任しました。1984年に「きとう歯科」を開業した先代の頃は、噛み合わせや顎関節症に特化したクリニックで、自費診療がメインでした。筋電図を使い顔の筋反射を調べたデータがあるので、いま解析をしています。先代はこれらのデータを発表することができなかったので、私が引き継いで発表したいと考えています。審美歯科については、先代の患者さんを継続して治療はしていますが、新規の患者さんはいません。いずれは、技術を応用して治療を続けていきたいと思っています。院内は先代の頃のままですが、新しくCTを導入しました。処置室や器具など新しい物を取り入れながら、自分らしく変えていきたいです。

来院される患者さんについて教えてください。

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現在は、虫歯や歯周病などの保険診療を行っています。周辺は、オフィスが多く柳橋中央市場もあります。この近くに住んでいる方というよりは、働いている方が多いですね。大通りにも面しているので、以前から気になっていたからという方もみえます。年齢としては、30代から高齢者が多く、お子さんは少ないですね。主訴としては、痛み・腫れ・詰め物が取れたなど、突発的な理由の患者さんが多いです。口腔内のトラブルは、つらいですよね。痛みを限界まで我慢していた患者さんもいます。その場合は、症状も進んでいることが考えられるので、治療内容や病気の原因を説明し、一回の治療で終わりではなく、その後のケアの大切さもお話ししています。

患者が安心できる医療を提供していきたい

診療で心がけていることを教えてください。

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歯科医院は、どうしても怖い、行きたくないという患者さんが多いです。痛みを我慢することで悪化してくるので、治療が痛くなることもありますが、実際にはそんなことはないんですよ。まずは、ご自身の歯や口腔内の状態を知ってもらいたいです。最初は症状がないケースもあります。早く発見することで、痛みを軽減して治療することができます。そのためには定期的にメンテナンスすることの大切さを伝えます。唾液の性質・歯石の付きやすいなど口腔内の状態も人により異なるので、メンテナンスのペースも変わってきます。正しい知識を知ってもらうことも歯科医師の仕事。例えば、初期の虫歯であれば必ずしも削らなくてもいい場合があるんです。安心の意味でも一度受診されることをお勧めしています。

現在も他院で勤務医を続けているそうですが、その理由を聞かせてください。

数年前から当院にも関わっていましたが、父が亡くなることで、当院を引く継ぐことになり院長となりました。父が健在でしたら、いろんな所で学び、技術を身に付けたいと考えていました。いま勤務しているのは、先ほどお話しした弥富市のたなか歯科クリニックで5年ほどになります。院長の田中先生は、患者さんに質の高い治療を提供できるように国内外の勉強会や学会に参加されており、最新の知識を勉強をされています。その知識と田中院長先生が得意とされる補綴について勤務の傍ら、学ばせてもらっているんです。今は、週に1回の勤務ですが治療は担当制になっているので、身に付けた知識と技術で治療を行い、患者さんに喜んでもらえたらうれしく思います。

今後、積極的に学びたい分野はありますか?

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2011年に大学を卒業して歯科医師になりましたが、まだ駆け出しです。学ぶことが、まだまだたくさんあります。そういう意味では、今はいろんなことを吸収していく時期。院長となり一段落したので、今年から勉強をしていく予定です。父が続けてきた噛み合わせや顎関節症のデータを生かした診療にも興味があります。現時点では、何を特化して学ぶかまでは決めていませんが、これから治療をしていく上で、患者さんに選択肢を伝えられる歯科医師でありたいと考えています。私が勉強して知識や技術を身に付けることは、私自身のためでもありますが、当院で治療を希望される患者さんに安心して治療を受けていただけることにつながります。例えば、詰め物も種類がいろいろありますから、どれが患者さんに合うのか、きちんと説明して選んでいただきたいのです。できることを精いっぱい提供してきたいです。

良いものを残して、自分らしい歯科医院をめざしたい

きとう歯科で変えていきたいことはありますか?

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まずは診療時間の変更です。来院される患者さんは、周辺に勤めている方や市場で働く方なので、朝早くから来院される方はほとんどいません。来院が集中する時間は、市場の仕事が落ち着く昼前、就業時間が終わる頃の夕方になります。そこで考えたのが、夕診時間の延長です。いまは18時30分までなので、仕事終わりで通院を考えてくださる方も間に合わないと思うんです。ましてや仕事の途中で抜けるわけにもいきませんから、診療時間を延長することで余裕を持って来院することが可能になります。そして休日にわざわざ予約を取る手間も省けます。当院がある場所の地域性を考えると、開始する診察時間をゆっくりにして、夜を遅くすることが合っていると思います。

先生が理想とする歯科医院はどんなイメージですか?

歯科医院になかなか行けない人の助けになれたらと思います。いま来院される患者さんも痛みがあっても放置していた可能性が高い人が多いです。どうしても治療が怖かったり、痛くされることへの恐怖からだと考えています。若いときは治療をして治ることも、年を重ねるごとに治療しないまま放置していると、悪くなっていくリスクは高くなっていきます。いつまでも自分の歯で食べたり、きれいな歯でいたいと思われるなら歯科医院に来てほしいのです。これからは予防歯科にも力を入れていきたいと考えているので、患者さんにはその必要性を伝え、勧めていきたいです。歯科医院に行きづらいイメージを変えるのも歯科医師の仕事ですね。あと、個人的には子どもが好きなので、お子さんが通院できる歯科医院でもありたいです。

読者へのメッセージをお願いします。

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日頃からブラッシングを丁寧に行っている方でも、自分だけのケアでは限界があることを知ってほしいです。付いてしまった歯石は専門家でないと取れません。目で見えるので、気になったときに「ちょっと行ってみようかな」という感じで来院していただけたらと思います。歯が痛くない状態で来院された方が、患者さんご自身も気持ちに焦りがないので、私たち歯科医師の話も聞きやすいのではないでしょうか。万が一、治療が必要になっても早期にわかれば痛みもほとんどありません。そして治療では削らない・抜かないようにしていきます。トラブルから定期メンテナンスまで、どうぞ安心して当院にご相談ください。

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