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乳児から考える矯正治療
成長とともに美しい歯並びをつくりあげる

栄駅前矯正歯科クリニック

(名古屋市中区/栄駅)

最終更新日:2021/12/07

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  • 自由診療

現在は成人後の矯正歯科治療も一般的となってきたが、歯の状態や顎の形状から、めざすゴールに到達するまでに多くの時間を要することもあれば、抜歯を伴うこともあり、気軽にできる治療ではないのが現状だ。その点、乳幼児期に歯並びの悪さに気づき矯正治療を開始すれば、歯や骨の成長に合わせて自然な形で歯並びを整えることができるため、早期に治療を開始することが重要となるといえる。しかし、単に「歯並びが悪い」と言っても、何をもって“悪い”と判断するのか、その基準を持たない患者は少なくない。また、美しい歯並びとなるためには乳児期の過ごし方も重要となってくる。気を付けるべきポイントとは何か? 長年小児矯正治療に携わってきた「浅見矯正歯科クリニック」芝崎龍典理事長に、詳しく聞いた。

(取材日2016年8月23日)

乳児期の環境によって大きく左右される歯並び。気を付けるポイントと治療のタイミングとは?

Q矯正治療が必要か判断する基準はあるのでしょうか?
A
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▲乳歯が舌寄りに生えてきたらカウンセリングを受けるべきだ

乳歯の生え始め、多くは下の前歯から生え始めるのですが、この歯が生え始める場所がポイントです。歯は基本的に歯茎の頂点付近から生え始めますが、舌寄りに生え始めていたら歯並びが悪くなる可能性が高く、気づいた時点でカウンセリングを受けるべきですね。矯正治療にとって歯の生え方だけではなく、歯を支える顎や顔全体のバランスを見ることも重要です。特に舌の動きのチェックは欠かせません。舌が鍛えられていないと顎の発育が悪く小さくなってしまうため、結果として歯並びが悪くなってしまうからです。当院のカウンセリングでは複合的な視点を持って診査し、治療の方針や舌のトレーニング、歯磨き習慣について説明しています。

Q矯正治療はいつ頃から開始すべきでしょうか?
A
2

▲早めのカウンセリングが大切

早ければ早い方がいいですね。歯並びという言葉から矯正治療を「歯が生えそろってから開始するもの」と思われる方もいるかもしれませんが、そうではありません。例えば上顎が下顎より奥に引っ込んでいる場合、鼻から上顎までを前に引き出すような治療が必要ですが、骨の成長や柔軟性も踏まえて早期、だいたい小学校3~4年生までに治療を開始しないと十分な効果を得られないのです。早期に治療を開始することで、抜歯など手術の必要性が低くなることもメリットですね。また矯正治療はカウンセリング後すぐに治療を開始できるものではないため、早めにカウンセリングを受けていただければ、装置の使用開始時期などもご希望に沿うことができます。

Q具体的な治療内容について教えてください。
A
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▲しっかりとした検査をもとに治療を始める

はじめにレントゲン画像とシミュレーションソフトを元に、歯と顎の状態を知ってもらいます。合わせて歯型も作成し、咬合器を使いながら治療前の噛み合わせの状態と、治療後どうなるかを説明します。その後、時期を見て治療を開始。すぐに治療が開始しないことに不安を覚える親御さんもいらっしゃいますが、患者さんそれぞれに適切な開始時期があり、その説明も重要ですね。がたつきの大きい患者さんには、顎を広げるための拡大装置を使用し、上顎と下顎とのバランスを整える必要がある場合は就寝時に着用してもらう上顎けん引装置も併用します。顎や顔のバランスが整ったら、永久歯が生えそろうまで良い状態をキープすることが重要となります。

Q治療期間や通院頻度はどれくらいですか?
A
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▲お子さんの歯並びは、親御さんの意識が大切

どちらの装置もおよそ1~2年程度使用し、治療初期段階では、月1回メンテナンスを行います。装置の使用が終了したら定期メンテナンスを通して、永久歯の小さなねじれやゆがみを治療します。当院では80歳まで噛める歯並びを作ることを目標にし、顎の成長が落ち着く15歳頃までフォローが必要と考えています。治療の期間や難易度を決めるのは、治療前の過ごし方。実は歯が生える前の環境が歯並びを決めるといっても過言ではないのです。特に赤ちゃんの骨はやわらかく、同じ体勢で居続けることによって簡単に顔のバランスが崩れてしまいます。お子さんが生まれる前から親御さんが意識することが、お子さんの将来のためにも重要となります。

Q治療中や治療後の生活で気を付けるポイントを教えてください。
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▲いつも笑顔で患者を迎える芝崎理事長

治療中は虫歯や歯周病ができやすくなるため、歯磨きの指導は欠かせません。その他にも舌のトレーニングにも重点を置いています。食べ物を噛み飲み込むには舌の役割も大きく、舌の力が弱いと飲み込むのに時間がかかるんです。それに、舌のトレーニングが十分でないと、舌が歯を押してしまい治療期間が長引いてしまうこともあるんです。当院では舌の動きを録画して、舌の動きを客観視してもらったり、舌の力の測定器を使ったりする取り組みも行っています。舌の動きがスムーズになれば食事もしやすくなりますし、滑舌も良くなります。歯と舌をしっかり使えることこそが、本当の意味での「良い治療」と言えますね。

ドクターからのメッセージ

芝崎 龍典理事長

矯正治療はカウンセリングを受けてすぐに治療を開始できるものではありません。検査や骨格の分析など、ある程度の時間を要します。お子さんの場合、長期休暇中に治療をスタートしたい、という要望もありそれをかなえるためには長期休暇に入るだいたい1ヵ月前くらいまでにカウンセリングを受けていただきたいですね。治療を開始する前にも、舌のトレーニングや虫歯の治療など、やるべきことはたくさんあります。検査から治療までの準備期間を充実させることも、長期にわたる治療に向き合うために重要なことです。ゆっくり、でも着実に良い歯にするお手伝いができたらと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/70万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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