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藤城 吉正 院長の独自取材記事

日生歯科診療所

(名古屋市中区/栄駅)

最終更新日:2019/08/28

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地下鉄栄駅7番出口から徒歩2分。大津通からも程近いビルの4階に「日生歯科診療所」はある。3代目院長の藤城吉正先生は、何よりも患者に対して誠実であることを重んじており、ゆっくりと柔らかい口調からもその人柄がうかがえる。長年慕われてきたクリニックであることを表すかのように、2016年11月のクリニック移転時には、多くのお祝いが贈られたそうだ。今回の移転に伴い、診療に対するコンセプトも見直したと語る藤城先生。半世紀以上の歴史を持ち、常に患者と向き合ってきた同院だからこそ、掲げられる想いとは何か。クリニックづくりのこだわりを中心に、診察に対する思いなどさまざまな話を聞いた。
(取材日2016年12月22日)

心や体に優しい診療をめざして

3代続いている歯科医院なのだそうですね。

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もともと祖父が郊外で歯科医院を開業し、1947年に栄へ移転しました。最初はデパート内で開業し、その後三度の移転を経て、今年11月にこれまで50年以上お世話になった栄交差点の場所から現在の場所に移りました。栄で開業してから70年になる名古屋でも歴史のある医院ですね。そして2014年に3代目院長を父である先代より引き継ぎました。患者さんは、都心の診療所ということもあり、近所にお務めのOLさんやサラリーマンの方から、遠方よりわざわざご紹介で来院してくださる方、また先代、先々代からの古くからの患者さんも多くいらっしゃいますので、お若い方からお年寄りの方まで年齢層は幅広いですね。

今回のクリニック移転では、院内設計や設備にもこだわられたと伺いました。

設計者の方とは半年以上かけて、毎週打ち合わせを重ねました。医院の新しいコンセプトである「優しさ」にこだわって、患者さんがいかに快適にそして安全に過ごせる空間を作ることができるかという事はもちろんのこと、ここで働くスタッフにも気持ちよく安心して働ける空間作りを考えました。設備も、以前はスペースの問題で、簡単に機器を増やしたり新しいものに替えたりすることが困難でしたが、今回の移転に伴い、歯科用CTやマイクロスコープ、セレックシステムといった、これからの精密治療に欠かせない先進的な医療機器も新たに導入し、専用のオペ室も作りました。また、滅菌や消毒といった院内感染対策にもこだわり、先進的な滅菌システムを導入し、患者さんからはあまり見えない部分にも力をいれました。治療に使う水や院内の空気にいたるまで院内のどこを取っても、こだわりばかりですね(笑)。

移転に際し、クリニックのコンセプトも新しくしたそうですね。

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患者さんにとっても、働くスタッフにとっても優しいクリニックでありたい。そう考え、あらゆる面から優しさを追求していくことを、新たに当院のコンセプトに掲げました。これまでも、患者さんとの信頼関係の構築を何より大切にし、10年20年先を考えた治療と指導をしてきた当院ですが、今回設備を一新したことで、説明に関してもよりわかりやすく、治療に対しても極力削らず、再発の少ない精度の高い治療が施せるようになりました。治療器具や使用する水、空気など、患者さんが触れるすべてのものの安全性を高められ、体にも優しく配慮できるようになりました。これまで大切にしてきた心に対する優しさに加え、安全に十分配慮し精度の高い治療を提供することで、治療そのものだけでなく、クリニックで過ごす時間をも優しいものとできる。そんな風に考えています。

健康な歯を維持するために不可欠なメンテナンスに注力

現在力を入れていることは何ですか?

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あらゆる治療やサービスの質を医院全体でレベルアップさせていくことですね。患者さんにとって、歯医者さんは「歯の悩みを何でも解決してくれるところ」。患者さんの抱えるどんな悩みにも対処できるためには、どの分野でも確かなスキルが欠かせません。個人の技術や知識を高めていくことはもちろんですが、今回設備面を一新したことで、多くの治療でより深みを増すことができたのではないかと感じています。例えば今回、新たにセレックシステムを導入したことで、セラミック治療も以前より費用を抑えつつ、短い時間で対応できるようになりました。保険診療と比べ治療が長持ちするセラミック治療は、審美的なだけでなく、歯を生かす予防的なメリットも大きいんですよ。精度の高い治療を行えば、その後の経過も変わってきます。今ある歯を大切にし、長く健康に保ち続けてもらうためにも、精度の高い治療を実現していくことが大切ですね。

貴院では特にメンテナンスにも力を入れているそうですね。

せっかく時間をかけて治療したわけですし、治療後の良い状態をいつまでも長持ちさせるにはメンテナンスが必要不可欠です。健康な状態をいつまでも持続してもらうために、当院ではすべての方に対して、唾液検査と顕微鏡検査を実施し、口腔内の特徴を把握し、患者さんにも理解していただきます。検査を通してリスクを見極め、一人ひとりに合った予防プログラムを提案させてもらっています。また、せっかくお口の中をきれいにするため来院していただいているのですから、メンテナンス中も気持ち良く過ごしてもらいたい。そんな思いから、メンテナンス用の診察台は座り心地の良いクッションのものを選びました。他にも、歯磨き指導などで使用するブラシ類はすべて使い捨てとしています。些細なことではありますが、気持ちよく過ごしてもらうためにできることは取り入れていかないといけませんね。

日々多くの患者さんを診るには、スタッフ同士の連携も欠かせないものかと思います。

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そうですね。当院では検査結果や治療履歴はすべてデータ管理しておりますので、スタッフ全員が患者さんの状況を把握できるようになっています。また日々のミーティングでも積極的に意見を交わすことも欠かしません。私からスタッフへ何かしてほしいとお願いするわけではなく、クリニック全体で患者さんをケアできるよう、スタッフ全員がコンセプトである「優しさ」に向かい、できることに取り組んでいます。

健康で見た目も良い、本当に美しい口元を

患者さんとのコミュニケーションで心がけていることは何ですか?

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患者さんの抱える悩みにじっくり耳を傾け、受け入れることですね。特に初めての患者さんは不安でいっぱいだと思いますし、これからどんな事をしていくのかも気になると思います。当院では診療室とは別に個室のカウンセリングルームをもうけております。診察台の上では話づらかった事もカウンセリングルームでは話していただける事も決して珍しいことではありません。患者さんの本当の思いを拾い上げるためにも、診察台とはまた別の場所を設けることは、患者さんとクリニック、双方にとって必要なことだと思います。初診カウンセリングではオリジナルのシートを使いながら、主訴以外で気になるところはないか、どんなことに不安を持たれているかなどを伺いつつ、合わせてクリニック側からのお願いなどもお話しします。当院の歯科衛生士・歯科助手は、カウンセリングに関する専門的な勉強を重ね、資格を取得しているので、とても頼りになる存在です。

心に残る患者さんとのエピソードなどありますでしょうか?

当院にはよくご紹介の患者さんがいらっしゃいます。これまでいろいろな歯医者に通ったが満足のいく治療結果を得られなれなかった方や、自分の医院では手に負えない様な難しい状態の患者さんを、その医院の先生から紹介をうけたりと紹介の形はさまざまですが、どこに行っても治らなかった治療をあきらめてしまっていた患者さんが、当院の治療を受けて「初めて『噛める』ということがわかった!」と感激してくださる姿を見ると、歯科医師として大きな喜びを感じますし、また同業者からご紹介をいただくということはそれだけ信頼され、認めていただいているんだなと、歯科医師を頑張ってやってきて良かったと思う瞬間ですね。

今後のさらなる展望についてお聞かせください。

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今後はもともと得意分野でもある審美歯科治療により力を注いでいきたいです。歯にコンプレックスをおもちで笑顔に自信が無いという方が、治療により美しく変身され喜ばれている姿をみるのは本当に歯科医師冥利に尽きます。当院の審美歯科はただ単に削ってかぶせるといったその場しのぎの見た目を改善するだけの治療ではなく、機能美と自然感にこだわり生体に調和した永続性の高い治療です。治療を通じて一人でも多くの方により健康で、より美しく、より幸せになっていただけるようどんどん情報発信していきたいです。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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