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坂野 暢治 院長の独自取材記事

ばんの歯科

(名古屋市瑞穂区/瑞穂運動場東駅)

最終更新日:2024/05/09

坂野暢治院長 ばんの歯科 main

名古屋市営地下鉄名城線・瑞穂運動場東駅より徒歩6分、弥富通に面したビルの1階にある「ばんの歯科」。院内は白を基調としたシンプルな内装でガラス張りの待合室は明るく、アットホームな雰囲気にあふれている。土足禁止でスリッパの滅菌器を備えるなど、衛生面にも十分な配慮が感じられる。院長の坂野暢治(ばんの・のぶはる)先生はフレンドリーで笑顔の絶えない歯科医師。「来院された患者さんに1回は笑ってもらいたい」と患者とのコミュニケーションも円滑な坂野院長に、診療モットーや院内の感染症対策、休日の過ごし方などたっぷり語ってもらった。

(取材日2021年7月19日/情報更新日2024年4月15日)

「一期一会」をモットーに、一人ひとりと向き合い診療

まず、患者さんの年齢層や居住地域など教えてください。

坂野暢治院長 ばんの歯科1

この辺りは小中学校もあり、10年以上前から中学校で歯科の校医をしていますのでお子さんはもちろん、長く通ってくださっているご高齢の患者さんまで幅広い年代の方が来院されています。最近では、企業の福利厚生の一環として歯科医院での治療を受けられるサービスなどもあり、会社員の方にもより気軽に来院いただけるようになっています。多くの患者さんは近隣にお住まいですが、遠方から来院してくださる方もいらっしゃいます。初診時に記載していただく問診票を見るとクチコミで来院されている方も多く、「かかりつけ歯科」として地域の皆さんに親しんでいただけたらという想いがありますのでとてもありがたいです。当院は基本的にオールマイティーな治療をしており、どんな症状にも対応できるよう勉強会などで研鑽を積んでいます。

歯科医師としてのモットーは何ですか?

「一期一会」です。どんな出会いも何らかの縁があると思っていますので、患者さんとの「一期一会」の機会を大切にし、心を込めて診させていただきます。また、患者さんが安心して来院できる歯科医院をめざしていますので、私自身も患者さん一人ひとりと向き合って、何げない会話の中から起きている症状の原因をつかむ努力をしていますし、聞ききれないことは信頼できるスタッフが、患者さんとの普段の会話からくみ取ろうとしてくれています。クリニック全体として患者さんを迎え入れることを常に意識していますので、安心して気持ち良く治療を受けていただけたらうれしいです。患者さんから「先生の顔、また見に来たよ!」と言ってもらえるような歯科医院にしていきたいですね。

診療の際に心がけていることなどありますか?

坂野暢治院長 ばんの歯科2

「治療時間の厳守」「痛みに配慮した治療」「治療内容の説明」を心がけています。また、私が大切にしているのは、来院された患者さんに1回は笑ってもらうことです。ほとんどの患者さんは「歯科医院は怖いし行きたくない」と思っているでしょうから、患者さんとコミュニケーションを取り、不安を取り除くようにしています。お互いに気持ち良くスムーズな診療に臨めるように、予約時間を守っていただくことを患者さんにお願いしています。

わかりやすい説明で患者の理解をしっかりサポート

ご専門の保存学について教えてください。

坂野暢治院長 ばんの歯科3

保存学は歯を残す、保存するための歯科の分野です。大学時代、何か1つ特化した分野を持ちたいと考え、「歯が痛い」と訴える患者さんに対してベストな治療ができる歯科医師になりたいと思いました。大学卒業後、患者さんの歯を大切に残す治療をめざす保存学第2講座という専門講座に入ったのもそのためです。大好きな先生が保存学で教えていらしたこともきっかけになりました。私が所属していた保存学講座は、特に歯の神経処置を専門にしている講座で、いろいろなことを学びました。私は保存学を「予防学」と考えます。専門的な治療も大切ですが、そこに至らないようにすること、トラブルが起こる前に食い止めること、継続的に検診などで口内をチェックすること、つまり予防が一番大切だと常に感じているからです。また矯正に対する関心もあり、見た目だけでなく噛み合わせにも関係する矯正の奥深さを開業後も感じております。

日進月歩の歯科医療において、先生やスタッフの皆さんはどのように学びを深めていらっしゃるのですか?

私は、矯正・インプラント治療・経営学などの勉強会に参加しております。また、歯科衛生士と助手は、患者さんの接遇や、保険請求業務などレセプトに関するものなどについて積極的に勉強会へ参加し、勉強のために東京や大阪に出向くこともあります。私もスタッフたちとなるべく一緒に勉強会へ参加し、情報を共有できるようにしています。当院には、ホワイトニングに関する専門的な知識を持つ歯科衛生士がおります。ホワイトニングの施術では、患者さんの質問にスムーズに受け答えするためにも、一定水準の歯科知識のベースを持つ歯科衛生士が携わることが必要と考えております。当院ではそういったスペシャリストがホワイトニングを担当しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

導入している医療設備や機器について教えてください。

坂野暢治院長 ばんの歯科4

当院では、口腔内の細菌を映し出すための位相差顕微鏡を導入しています。どんな方でも口の中に菌を持っていますが、聞くだけでは実感できませんので、実際に患者さんにその顕微鏡の画像で菌を見てもらい、歯磨きへの動機づけツールにしています。歯磨きは予防のために大切な習慣です。「予防に勝る治療なし」ですから、わかりやすく説明することがとても重要です。話を聞いても自宅に戻ると忘れてしまいますから、目で見て確認できるように診療内容をプリントアウトして持ち帰ってもらうようにするなど、患者さんがよりスムーズに理解できるように丁寧に説明することを心がけています。

安全・安心な歯科医療のために厳しい感染症対策を徹底

以前より感染症対策に力を入れていらっしゃるそうですが、新しい試みを含め対策についてお聞かせください。

坂野暢治院長 ばんの歯科5

当院では以前から感染症対策を行っておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、より一層高度な感染症防止対策を講じています。私やスタッフは出勤時に体温を測定するなど健康チェックを行っていますが、患者さんにも来院時の体温測定とうがいをお願いしています。受付スタッフはフェイスシールドをつけて対応しており、院内は空気清浄装置を導入し、常時換気に努めています。また消毒用アルコールを設置し、抗菌・抗ウイルス対策として待合室のソファーを定期的に消毒。トイレ周りのパウダーコーナーの衛生管理など、できる限りの感染症対策をしています。治療では、院内感染予防器具として口腔外バキュームを導入し、患者さんには十分なソーシャル・ディスタンスをとりながら治療を受けていただいています。今後も安全・安心な歯科医療を提供するために、感染症対策に最善を尽くします。

なぜ歯科医師をめざしたのですか? また、休日の過ごし方などプライベートについてもお聞かせください。

身内に歯科医師がいる環境ではありませんでしたが、子どもの頃から細かい作業が好きだったことが歯科医師をめざした理由です。手先が器用かどうかは自分ではわかりませんが、今でもロボットを自作するなどして楽しんでいます。休日はできるだけ体を動かすようにしていて、最近はウォーキングやスクワットをしています。ジムにも通っていたのですが、昨今の状況では行くことができませんから。健康のことを考えて料理をすることもありますね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

坂野暢治院長 ばんの歯科6

「転ばぬ先のつえ」として来てもらえるような歯科医院でありたいと思っていますので、予防歯科の観点から、悪くならないように定期的に来院してもらうことを大切にしています。自分の歯が一番良いですから。誰しも歯科医院にはできるだけ行きたくないと思いますので、「ばんの歯科に行きたい」と思ってもらえるような歯科医院でありたいですね。そして、来院してくださる患者さんに、よりおいしく食べて、元気に過ごしてもらい、「ばんの歯科に来て良かった」と喜んでもらうことが目標です。患者さんと私との二人三脚、歯科衛生士を含めて三人四脚でしっかり診ていきますので、患者さんには安心して来院していただけたらうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・インプラント治療/11万円~33万円、小児矯正/22万円、ワイヤー矯正/66万円~99万円、部分矯正/11万円~22万円、ホワイトニング/4万6200円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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