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加藤 智史 院長の独自取材記事

加藤歯科クリニック

(名古屋市瑞穂区/総合リハビリセンター駅)

最終更新日:2022/04/15

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名古屋市営地下鉄名城線・総合リハビリセンター駅から徒歩8分。道路に面した「加藤歯科クリニック」は、3台の駐車場を備えたクリニックだ。完全予約制を採用しているため、院内にはいつも落ち着いた雰囲気が漂う。院長の加藤智史先生は、父から受け継いだクリニックをリニューアルして2000年に開業した。小児歯科専門のクリニックで経歴を重ねた加藤院長は小児歯科を筆頭に標榜しているが、開業時から通う子どもたちの成長もあり、来院層は幅広い。キャラクターを飾った子ども用の診察台や絵本などをそろえる一方、歯周病治療のためには新鋭の機器を導入して地域住民の歯の健康を守り続ける。常に穏やな語り口の加藤院長に、子どもの歯を見るポイントや口内環境の整え方を聞いた。

(取材日2018年2月24日)

小児歯科専門クリニックで積んだ経験を故郷に生かす

院長はこの地域のご出身でいらっしゃいますか?

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まさにクリニックのあるこの場所で育ちました。2000年の開業時にはすでに住宅地となっていましたが、生まれた頃のこの地域は林や森だらけで、ノコギリクワガタやカブトムシが獲れたものです。大学は東京の歯学部に入学しましたが、卒業後はすぐに名古屋に戻りました。大学時代から小児歯科に関心を持っていたこともあり、小児歯科専門のクリニックの先駆け的存在となっていた「ライオンファミリー歯科診療所」に16年間勤めています。小学生や中学生をメインとした小児歯科と小児矯正を多く担当し、日本小児歯科学会小児歯科専門医の資格も取得しました。

患者さんはお子さんが多いのでしょうか。

開業時から小児歯科・一般歯科ともに診ていましたが、18年がたち、当初診ていたお子さんたちも大きくなられたり、地域の子どもの数自体が少し減ったりしたこともあって、子どもの患者さんは3割くらいでしょうか。高齢の方や、子どもと一緒に通われる親御さんなど、年齢層のバランスよく診させていただいていますね。毎日2割程度はいる歯列矯正の患者さんも、大人も子どもも受診されます。当院は最終受付が夜7時なので、来ていただきやすいようですね。定期的に歯のメンテナンスに来られる方も多く、口腔内の健康に対する意識の高さを感じます。私は近隣の小学校で校医をしていますが、虫歯の子どもはほとんどみられません。

小児歯科と一般歯科の違いはどのようなものでしょうか。

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大人の口の中は大きさなどが変わることがないので、今の状態をいかに維持していくかが課題となりますが、子どもの口の中はどんどん変化します。顎も大きくなりますし、歯も生え変わっていきます。そのため、子どもを診るときにはどのように変わっていくのだろうかと予測することが欠かせません。矯正をして歯を動かすこともありますが、ひどくなる前に簡単に予防的な処置をすることで、健全な歯列に導くことができるときもあります。歯の状態や変化とともに子どもの成長を見ていけるのが一般歯科とは異なり、また楽しいところでもあると思います。

将来を見据えた診療をしつつ、先進の機器で疾患に対応

先生がお子さんの歯を診るときに心がけているのはどのようなことでしょうか。

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校医を担当している小学校の子どもたちは虫歯が本当に少ないのですが、噛み合わせを診たときに左右の歯が非対称であったり、ずれていたりすることがあります。上下の歯は上の歯が少し外側にあって下が噛んでいる状態が通常ですが、前歯が大丈夫でも奥の歯がずれていることがあります。永久歯なら6、7番目の歯に多いですね。また、片方が生え変わっているのに反対側が生えていない場合は、たまたま生えるのが遅いだけかもしれませんが、歯が多すぎる過剰歯だったり、逆に歯がなかったりする場合もあります。歯根に嚢胞ができて骨を溶かしているかもしれません。左右差があると歯並びを悪くする原因の1つにもなりますから、小児歯科の専門家として、普通の検診では見落としてしまいがちな箇所をしっかりと診ています。

小児歯科では将来を推測することが大切なのですね。

大学時代に、「子どもの口の中を良い環境にしてあげて、それを維持していくことで成長を見守ろう」という言葉に出会いました。幼い時に虫歯を作らず、ある程度良い口内環境と歯列で20歳を迎えると、その後に歯を失う確率が減るという考え方です。今の大人で歯を悪くしている方は、昔すでに悪くしている人が残念ながら多いのです。成人するまでしっかり予防できれば、生活環境にもよりますが、虫歯になったり歯を失ったりすることが少なくなると思います。

一般歯科で、こちらのクリニックならではの治療はありますか?

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大人の患者さんには歯周病を治療する方が多いので、専用のレーザー機器を取り入れています。歯石を取った後にレーザーで歯と歯肉の間を洗浄・滅菌して治療します。痛みはほとんどなく、患者さんに負担をかけにくいところがメリットですね。歯石を取るだけで出血していたような方にも使用できます。また歯の汚れを普段からしっかり取り除けるように、歯科衛生士さんと連携しながら頻繁にフロスや歯間ブラシの使い方の指導をします。患者さんもフロスや歯間ブラシのアドバイスをお求めになる方が多いので、よく取り入れてくださっているのではないでしょうか。

歯の健康は歯に関心を持つことから始まる

院内には写真や絵がたくさん飾られていますね。

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患者さんなどからいただいた絵のほか、私が10年ほど前から趣味にしている写真を飾っています。たまに東山動物園の植物園に行って撮ったり、景色を撮ったりすることが多いですね。大学では山岳部だったので以前は山に登ることも多かったのですが、時間がかかりますし、スキーで骨折してからは行っていません。今は出かけたところで、良いものが撮影できたらうれしいです。

良い歯を保つためにお子さんが気をつけたほうが良いことがあれば教えてください。

まずはよく噛むことです。飲み物と一緒に食べると、よく噛まずにごはんを流し込んでしまいます。ある程度食べてから、最後にお茶を飲むといったことが良いですね。そして姿勢を良くすることです。下を向いてばかりいると歯列の幅が狭くなってしまいます。また、最近は口呼吸の人が多いのですが、呼吸と歯列は関係するとされていますので、鼻から吸って鼻から出す呼吸を身につけてください。日頃の習慣が歯列にも関わることもあるのですが、大人になってから仕草や呼吸法を直すのは難しいものです。当院に来てくださるお子さんには、健全な歯列の発育ときれいな歯並びを常にめざしたいなと思っています。

読者にはお子さんがいらっしゃる方も多いと思います。メッセージをお願いできますか。

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お子さんの口の中を、よく見てあげてください。校医をしている小学校でもお話しするのですが、歯の左右の差をよく見て、変にずれていないかなどを確認してほしいと思います。高学年になると自分で磨くように言って、ほとんど見なくなることが多いようですが、子どもは自分では気がつきませんから、仕上げ磨きをせずとも見てあげましょう。もちろん、定期的に歯科医院に来ていただけると良いですね。左右差がある、歯が生えてこないなど、どんなことでも気軽に歯科医院を利用してほしいです。当院には親子で通ってくださる方が多く、日本にも歯のメンテナンスをする習慣が根づいてきたことは喜ばしいことです。まずは歯に関心を持っていただくことが、何よりも大切だと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/20万円~、成人矯正(上下マルチブラケット法を用いた矯正)/70万円~
※詳しくはお問い合わせください。

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