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稲熊 智 副院長の独自取材記事

いなぐま歯科

(名古屋市南区/本星崎駅)

最終更新日:2020/04/01

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名鉄名古屋本線・本星崎駅より徒歩8分の場所にある「いなぐま歯科」は、1981年に稲熊弘敬院長が開院。息子である稲熊智副院長が、歯科大学を卒業後大学病院やクリニックで経験を積んでから、2014年に同院に戻るのを機に、大幅なリニューアルを行った。副院長の提案により、設備の充実した待合室やキッズスペースを備えたところ、現在は幼児から若い層、高齢者まで、より幅広い患者が来院するようになったそうだ。今回は副院長に、これまでの経験や今後のクリニックの展望などについてじっくりと話を聞いた。
(取材日2019年3月13日)

より親子で通いやすいクリニックへリニューアル

このクリニックの歩みを教えてください。

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当クリニックは、1981年に私の父が開業しました。父も私もここが地元で、地域に根づいた歯科治療を提供しようと考えてのことだったのだと思います。2014年に私が戻ってきて、それに伴い大幅なリニューアルを行って新規開設という形になりました。以前は、30年以上運営してきたということもあり、若い世代の患者さんが少ない印象でした。子どもやお母さん世代が通いやすいクリニックにしたかったので、ゆったりとした雰囲気の待合室にしたり、子どもが退屈しないようにキッズスペースも確保しました。女性目線で通いやすいクリニックになったのではないかと思います。また、バリアフリー化も行い、体が不自由な方でも来院しやすいようにしました。

現在、どのような患者さんが来院されていますか?

おかげさまで現在は、赤ちゃんからそのお母さん、高齢の方まで、すべての年代の患者さんが来院してくれています。ですが、口内環境に対する意識はすごく高いというわけではないかもしれません。予防歯科についてもっと意識してもらうことが現在の目標であり、僕の課題です。ホームページでは予防歯科についてかなり細かく説明しているのですが、これには予防歯科の大切さを理解してほしいという気持ちがあります。子どもやお母さん世代が通いやすいクリニックにしたのも、若いうちからの予防歯科の習慣が大切だと考えているからです。今後、若い世代を含めて、少しずつでも患者さんに正しく予防歯科を理解していただきたいと思い、日々診療でもお話ししています。

先生はどのようなご経験をされてきましたか?

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子ども時代は恥ずかしがり屋というか、声も小さく人前に立つのが苦手だったので、少林寺拳法を習わされていました。父はすでに歯科医師として働いていて、いつも優しく、怒られた記憶はあまりないですね。学生時代は小中高大とずっとバスケットボールをやっていて、今も本格的な趣味として楽しんでいます。学生時代はスポーツに関わる仕事がしたいと思っていましたが、親から勧められたということもあり、歯科医師の道に進みました。大学では歯学に関する幅広い分野を学び、卒業後に愛知学院大学歯学部附属病院で研修医として1年間働き、その後2ヵ所のクリニックで働いて今に至っています。研修医時代は楽しいこともつらいこともあり、とてもよい経験をさせていただきました。

虫歯や歯周病を予防し、患者が満足できる治療を

幅広い診療を行われていらっしゃいますね。

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診療内容は、一般歯科から小児歯科、予防歯科、マタニティー歯科など、幅広く対応しています。特に、マタニティー歯科では「マイナス1歳からの虫歯予防」という考え方を大切にしています。麻酔の関係があるので、痛みを伴う治療は出産してからということになりますが、基本的に生まれてくる赤ちゃんの虫歯の予防というのは、お母さんの口内環境を整えることから始まっているんです。あまり知られていませんが、お母さんの歯に歯垢がたくさんついていたり虫歯があったりすると、赤ちゃんも虫歯になりやすいんですよ。またお母さんの歯周病が流産や早産の原因にもなりかねません。このような話をして、生まれてくるお子さんのために、お母さんの口内環境の改善から取り組むように勧めています。

診療ではどんなことを心がけていますか?

まずは、患者さんのお話をしっかり聞くようにしています。それぞれの患者さんにいろいろな生活があると思うので、その中でどのような流れで治療をしていくべきか、ということと、患者さんの希望とこちらの治療の進め方をすり合わせて、総合的に満足していただける治療を提供したいと考えています。若い頃は「こうしたほうがいい」と押しつけてしまうような考え方だったのですが、患者さんはいろいろな状況の中で通われているわけなので、できるだけ患者さんの意向に沿った治療ができたらと思っています。小さいお子さんに関しては、3、4歳であればこちらの言っていることを理解してもらえるので、1人で治療を受けられるようにトレーニングするところから始めます。まずは診療台に乗ることに慣れてもらう、というところから始めれば、1人でもしっかり治療を受けられるようになるんですよ。

こちらの予防歯科はどういったことを大切にしているのですか?

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やはり、予防について考えたとき、第一に重要なのはブラッシングです。口の中にいる菌をどれだけ取り除けるかということはとても重要なポイントだと思います。あとは間食などをした後に、きちんと歯磨きをしてもらうということ。例えばケーキを食べると、食物や口腔内の細菌が出す酸でお口の中が酸性に傾き、歯の表面が溶け出してしまいます。それに対して、ややアルカリ性の唾液は、お口の中を洗浄する作用があります。ですので、しっかりブラッシングするなど、唾液の分泌を促すことが大切だと考えています。虫歯を予防することは歯周病の予防にもつながりますが、噛み合わせも重要です。奥歯が抜けた後に入れ歯がいやだからとそのままにしておくと、前歯に負担がかかってバランスが悪くなり、歯周病を助長させてしまう一因にもなります。予防の観点から見た噛み合わせの治療も大切に考えていますね。

患者と真剣に向き合い、一緒に取り組む歯科医療

先生はどんな時にやりがいを感じていらっしゃいますか?

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治療方法や患者さんに気をつけていただきたいことについてしっかり説明し、それを患者さんが理解してきちんと実行してくれて、治療を無事終えたときにやりがいを感じます。予防歯科をはじめ、歯周病の治療においても患者さん自身に努力してもらわないと症状を改善することはできません。ご自身の歯の健康に対して、一緒に向き合っていくという姿勢を大切にしていきたいです。僕も患者さんの歯を真剣に守りたいと思っているからこそ、患者さんから快適に生活できているという声を聞くと、たいへんうれしいですね。

今後のクリニックの展望についてお聞かせください。

治療が終わったとしても、そのままにしておけばまた虫歯や歯周病が再発してしまいます。定期検診を含めたメンテナンスが大切だと思っているので、口内環境を維持できるよう定期的に検査をすることが定着しているクリニックにしたいです。特に歯周病は痛みもなく進行していくことが多いので、こちらから何も言わなくても当たり前のように検診に来てもらえること、そして検診のみで大丈夫、治療の必要がない、治療ゼロのクリニックになったらいいと思っています。また、スタッフ間でも週1回くらいでミーティングを兼ねた勉強会を開催し、いろいろなことを話し合っています。こうした情報共有をしっかり行うことで、歯科医師だけでなく歯科衛生士やスタッフ全員がやりがいを持って働けるクリニックにしていきたいです。

患者さんへのメッセージをお願いいたします。

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当クリニックでは、一般歯科から小児歯科、歯周病治療まで幅広い診療を提供しています。歯医者が苦手だというお子さんに、抵抗なく治療を受けられるようにトレーニングも行っていますので、ぜひ来院していただければと思います。中には「乳歯は生え変わるから治療をする必要がない」と思っていらっしゃる方もいますが、乳歯のうちから虫歯を予防することが大切です。定期的に通院しているからこそ、アドバイスや知識をご提供できることもありますので、気軽に足を運んでいただけたら幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

審美歯科/セラミックインレー:8万円~、ホワイトニング:上下3万円、片顎1万8000円
インプラント治療/1次オペ(埋入手術)20万、2次オペ(頭出し手術)3万円、上部構造15万、骨造成術15万円~

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