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「患者さんの健康」を理念に
歯科医院が地域発展へ貢献し続ける

まつば藤城歯科医院

(豊橋市/豊橋駅)

最終更新日:2025/04/11

まつば藤城歯科医院 「患者さんの健康」を理念に 歯科医院が地域発展へ貢献し続ける まつば藤城歯科医院 「患者さんの健康」を理念に 歯科医院が地域発展へ貢献し続ける
  • 保険診療

2つの歯科医院をグループ内に持つ「医療法人誠流会」。その内の一つ、豊橋市にある「まつば藤城歯科医院」は前院長が開業してから45年以上の歴史を持つ。「患者の健康・社員の笑顔・地域の発展」と3つの理念を掲げ、その理念に共感するスタッフたちとともに、日々診療にあたる。「ここに来るまでにはいろいろな失敗や挫折が何度もありました。でもその苦難を乗り越えて、現在は患者さん、スタッフにとって、より良く進んできていると思います」と明るく前向きに語る藤城直也理事長。今回は藤城理事長と、同院で診療に携わる歯科医師・内藤聡一郎先生、島一幹先生、衛生士の中赤莉沙さん、朝倉裕子さんに、日頃の取り組みや地域に対する思い、より良い診療を提供するための工夫について話を聞いた。

(取材日2024年12月19日)

スタッフは支え合い切磋琢磨する仲間。助け合いの精神で前向きに仕事に取り組み患者の健康を守りたい

Qこちらの法人で大切にされている「ウエルネス」とは何ですか?
A
まつば藤城歯科医院 クリニックでは患者を第一に考えると話す朝倉さん

▲クリニックでは患者を第一に考えると話す朝倉さん

【朝倉さん】地域とのつながりを大切にし、患者さんを第一に考えることです。お口の健康だけでなく、糖尿病などの持病のある患者さんにも目を向け、地域のクリニックと連携しながらサポートしています。糖尿病などはお口の健康にも影響を与えるため、患者さんの検査数値を確認しながら、数値のコントロールに関する相談も受けつけています。また、訪問診療を通じて、通院が難しくなった患者さんや施設に入居されている患者さんのもとへ直接伺い、治療を行うことも当院の強みです。地域のクリニックとの連携を通じて、地域の皆さんの健康を長期にわたって支えること、これが私たちが大切にしている「ウエルネス」です。

Q歯科衛生士の皆さんがケアをされる時に重視することは?
A
まつば藤城歯科医院 患者とのコミュニケーションを大切に診療する

▲患者とのコミュニケーションを大切に診療する

【中赤さん】患者さんのゴールが何かを見極めることです。例えば同じ歯周病の患者さんでも歯が抜けなければ良い方や、きちんと治療したい方など、それぞれです。メンテナンスでも患者さんが求めているものに寄り添い、そのゴールに近づけるよう技術を生かしたケアすることが大切だと思います。
【朝倉さん】歯科医院を好きな方はあまり多くないと思いますし、痛いというイメージをお持ちの方も少なくないでしょう。そのため、定期的なお掃除でも不安を少しでも和らげられるよう、「普段とお変わりないですか?」「寒くなってきましたが、体調はどうですか」など、何げないお話をしてから、ケアに始めることを重視しています。

Q予防歯科にも注力しているそうですね。
A
まつば藤城歯科医院 より良い治療のために話し合いをすることもあると話す中赤さん

▲より良い治療のために話し合いをすることもあると話す中赤さん

【中赤さん】当院は予防歯科時に染出しを行い、汚れを視覚的に確認していただいています。患者さんにもわかりやすく、歯磨きへの意識を高められるように感じています。また、患者さんの状態をスタッフと院長で共有し、次回の診察に向けてより良い治療が提供できるよう、ディスカッションを行っています。
【朝倉さん】定期的に歯科医師によるエックス線検査を実施し、小さな虫歯や歯周ポケット内の歯石など、見た目ではわかりにくい部分をフォローします。放置すると「歯磨きをしているのに改善しない」と感じる原因になりますが、早期に見つけて改善へ促すのが私たちの役目です。

Qより良い診療をめざすために工夫していることは?
A
まつば藤城歯科医院 スタッフとの関わりについて話す島先生

▲スタッフとの関わりについて話す島先生

【島先生】各スタッフの専門性や得意分野、興味は千差万別。個性を伸ばしていける体制があれば全体の診療レベルが上がると考え、関心のある分野についてヒアリングを行っています。また近年は、診療の効率化と働きやすさをかなえるため、残業のない診療体制を確立しました。終業後はそれぞれプライベートな時間を楽しんだり、勉強会に参加したりすることで人間力も高まっていると思います。スタッフ同士の交流も増え、チームワークが良くなっているのも実感しています。スタッフに伝えているのは、常に患者さん目線でいるようにということ。「自分だったらこうしてもらいたい」という自身の家族を連れてきたくなるような診療をめざしています。

Q訪問歯科診療にも積極的ですね。
A
まつば藤城歯科医院 訪問歯科診療について話す内藤先生

▲訪問歯科診療について話す内藤先生

【内藤先生】主に口腔外科を専門に、大学病院や総合病院に勤務。その後約20年間、開業医として診療にあたってきました。年齢を重ね、歯科医療について一通りやり通したと思っていた時に藤城理事長と出会い、理念に共感して当院にやってきました。そして「これまで培った知識と技術を生かすには?」と考えた時に、訪問歯科診療であればお役に立てるのではないかと思いました。実際に患者さんを訪れてみると、介護士さんをはじめスタッフはハードワークであることを改めて感じています。高齢化に伴い、今後も訪問歯科診療が必要な方が増えていくと予測されますが、患者さんが納得し、感謝していただけるような診療をご提供したいと思っています。

ドクターからのメッセージ

藤城 直也理事長

【藤城理事長】世界の中心は自分の考え方次第で決められると思うんです。自己中心的になれということではなく、自分の世界を良くするも悪くするも自分自身の考え方・行動次第ということです。歯科医療に携わる人の一人ひとりが困難を受け止め乗り越えることで、医療の質の向上や地域の活性化につながる。これが患者さんの健康を支える上で不可欠と考えています。また、全員が助け合いの精神で荷を担がなければ前には進めません。各分野の専門家を育て社会から必要とされる職場をつくるためにも、世代を越えた協力が必要です。その仲介が僕の役目。今後も切磋琢磨できる仲間とともにより良い歯科医療を追求し、地域の皆さんの健康を支えます。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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