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彦坂 達也 院長の独自取材記事

彦坂歯科医院

(豊橋市/豊橋駅)

最終更新日:2019/08/28

20190121 bana

豊橋鉄道東田本線・新川駅から徒歩2分、JR豊橋駅からも徒歩9分。駅前大通を東に進むと見えてくるのが「彦坂歯科医院」だ。周囲にはオフィスやマンションなどが立ち並んでいる。同院は院長である彦坂達也先生の祖父が1938年にこの地で開業。長年にわたり地域の人たちの歯の健康を守ってきた由緒ある歯科医院で、患者からの信頼もとても厚く、患者の中には3代続けて同院に通っている人も多いそうだ。2018年には3代目院長に就任し、長きにわたる同院の歴史を継承する担い手でもある彦坂院長。3代目として責任感とともに歯科医師としてのやりがいを感じると語る彦坂院長に、地域の歯科診療に向き合う姿勢や、歯科医師としての患者への向き合い方について、語ってもらった。
(取材日2017年10月4日/情報更新日2019年1月21日)

豊橋で3代続く伝統ある歯科クリニック

先生のご経歴からお聞かせください。

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私は生まれも育ちも豊橋なんです。うちは祖父の代から3代続く歯科医師の一家で、80年以上前に祖父がこの地で当院を開業しました。1977年に私の父が院長を引き継ぎ、2011年からは私も副院長として加わって、父とともに治療に携わっています。私は愛知学院大学歯学部を卒業後、歯科補綴学講座に入局して研究に携わっていました。“補綴”とは、身近なものですと入れ歯の作製や欠けた歯を埋めるための治療技術、といったものですね。勤務医時代に研鑽を積んだインプラント治療や審美歯科にもつながるもので、失ったり欠けてしまわれたりした歯をきれいに治すための技術を磨いてきました。

先生が歯科医師をめざされたきっかけをお聞かせください。

子どもの頃、プラモデルを作るのが好きだったんですよ。物づくりなど手を使うことが好きだったのかもしれません。また父の仕事を見ていて歯科医師は人の役に立つ仕事なのだなと感じていました。高校生になって将来をどうするか考えたときも、私の選択肢に上がったのは設計士と歯科医師でしたね。しかしちょうどその頃、祖父が倒れてしまって……。このことをきっかけに、私に歯科医師になってほしいという周囲の期待も感じるようになり、最終的に歯科医師をめざすことを決めました。祖父のためにも、歯科医師となった私の姿を見せたい思いがありましたね。祖父は私が歯科医師免許を取るまで、頑張って生きていてくれました。ぎりぎりでしたが、私が歯科医師になったところを祖父に見せることができて本当によかったと思っています。

おじいさまが開業された経緯などはご存知ですか?

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私が聞いているのは、祖父がこの地で開業したのは1939年ということ、80年以上にわたって地域の歯の健康を守ってきたことくらいでしょうか。このクリニックはホームページもまだありません。そのためほとんどの患者さんは祖父や父の代から来てくださる方、あとはクチコミや紹介で来てくれる患者さんばかりですね。私も祖父の代から来てくださる患者さんを治療しています。祖父の時代からの患者さんは地元の方ばかりではなく、田原市、豊川市、新城市など遠方からわざわざ来てくださる方もいます。そういう人たちのことを考えると、私も身の引き締まる思いですね。

患者一人ひとりと向き合うために、できることをする

このクリニックに来る患者層など教えてください。

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昼間だと高齢者の方が多く、夕方になると会社勤めの方、学生さんが増えていくという感じですね。診療では、一般的な虫歯の治療からインプラント、審美歯科など幅広い主訴に対応しています。モットーは自分がされたくないような治療はしないということ。自分もそんなところへは行きたくないですし、そういう治療はやりたくないです。そしてできるだけリラックスした状態で治療を受けていただきたいですね。あんまりリラックスしすぎて寝てしまう患者さんもいて、口を閉じられちゃうから大変なこともありますが(笑)。

確かにこちらはとても安らぐ空間に感じました。

改築の際に、木のぬくもりを大切にした空間づくりをめざしたんです。歯科医院によくある独特のにおいってあるじゃないですか。そのにおいを軽減して、自然と木の香りがしてくるようなクリニックにしたかったんです。また以前は3台の診療台を備えていましたが、改築に伴って2台に減らし完全個室としました。現在は1台を父、もう1台を私という形で使い分けています。患者さんと1対1でもっと向き合う治療がしたいという思いから、このようなつくりにしました。また、患者さん一人ひとりにじっくり向き合うために、現在は完全予約制の診療体制をとっています。

患者さんとじっくり向き合う体制がしっかりと整っているのですね。

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中には流れ作業のように患者さんの治療を進めるところもあるかと思います。もちろん、多くの患者さんを治療していくために必要なことでもあると思うのですが、でも治療に向き合う時間が短くなればどうしても治療に妥協が出てきてしまうとも言えます。人が口を開けていられる時間は30分から1時間が限界だと感じています。私としては、その限られた時間の中で精いっぱいの治療を行いたいのです。時間をかけないと対応できない症例もありますし、流れ作業では十分な治療は無理、となってしまうものもあります。そういった難しい症例も、大学病院時代に数多く経験してきました。だからこそできるだけ患者さんの症例にじっくり向き合うような治療を行っていきたいと思っています。

これからの地域の歯科医療の発展のために

2018年から院長に就任されたそうですが、抱負などお聞かせください。

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自分が勤務医を経てこのクリニックに戻って来て思うことがありました。それは、やはり3代続けてきてくださる患者さんもいるということ。勤務医時代はそういうことは経験しませんでしたから、それに一番衝撃を受けました。ずっと当院に足を運んでくださり、自分のお子さんやお孫さんを紹介してくれる。そのような患者さんたちを見ていると、自分が投げ出すわけにはいかないと思いました。一層腕を上げていかないといけないという気持ちもありますね。そして、長く来院してくれている患者さんたちとの信頼関係も引継ぎ、私自身としてもさらに一層の信頼を築いていかなければなりません。責任感とともにやりがいを感じていますね。

患者さんを治療するときに心がけていることはありますか?

抱える問題を点で捉えない、ということですね。例えば、噛み合わせが悪いことが原因で虫歯になっている方に虫歯の治療だけしても仕方がなく、その悪い歯並びをどうにかしないとならないわけです。虫歯の根本の部分を総合的に治したいということです。ですので、その人その人のバックグラウンドも見ながら治療を進めたいと考えています。そのためにも、患者さんとの対話が大事ですね。ですので、もしも30分の時間枠の中で20分で治療が終わっても、そこで帰っていただくのではなく、あと残りの10分間を話す時間に充てることもあります。

最後に、読者にメッセージをお願い致します。

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私の診療のスタンスとしては、任せてもらったことは精いっぱいやりたいと考えています。ですので、患者さんのほうからも何でも相談してほしいと思っています。また他院で治療がうまくいかずに途中で止めてしまった方でこちらに来る方もいらっしゃいます。そういった方の場合は、同じ方法を続けるのか、あるいは別のやり方で行うか、そのあたりもよく相談をしてから治療に入るようにしています。選択肢はいろいろあると思いますが、患者さんとよく相談すればより良い方法を選択できると思っています。じっくり治したければそのように対応しますし、暫定的に歯の痛みだけ取ればいいということであれば、今後起こりうる状態や可能性を説明の上、そのように処置します。まずは一度ご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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