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若林 一夫 院長の独自取材記事

医療法人明志会 若林歯科医院

(豊橋市/豊橋駅)

最終更新日:2019/08/28

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豊橋市で35年の歴史を持つ「若林歯科医院」は、歯科口腔外科を標榜するクリニックだ。若林一夫院長は、インプラント手術の豊富な経験を持ちながらも、特定の治療に固執することなく多角的に考え、その患者にとって適切な方法を導き出すという姿勢で治療を行っている。若林院長がまず考えるのは、患者にとっての幸せである「おいしくご飯が食べられること」。その上で、歯だけでなく、口回りの筋肉と間接の健康を総合的にサポートしたいという。そんな若林院長に、診療にかける想い、治療についての考え方、医局時代のエピソードまで、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2018年5月14日)

気持ち良く食べられて、気持ち良く暮らせる手助けを

この地で開業されたきっかけは何でしょうか?

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私は、出身が隣の豊川市なんです。地元での開業も考えたのですが、豊橋市を推してくださった先生がいらっしゃって、最終的にこの地に決めました。開業から35年、おかげさまで今日までずっと忙しく働いてきました。企業からご依頼をいただいて、当院の他に都内にクリニックを構えていた時期もあるんですよ。その頃は、東京と豊橋を半分ずつ、行ったり来たりしていました。東京のクリニックは6、7年を経て閉院し、現在はこの豊橋市で、地域の方々のお口の健康を見守り続けています。

どのような悩みで来院される患者さんが多いのでしょうか。

症状としては、顎が痛い、歯がなくてよく噛めない、という患者さんが多くいらっしゃいますね。歯だけではなく、筋肉から関節、口回りのすべてを元の状態に戻すことは難しくても、できるだけ良い状態に持っていくことで、「患者さんが気持ち良く食べられて、気持ち良く暮らせるようにしてあげたい」という想いを常に持って治療に向き合っています。この想いをかたちにするためには多角的に症状を診て、それに適した治療が必要になりますので、当然ながらインプラント治療もしますし、歯周病の治療もします。噛み合わせを一から再構成することを検討する場合もあります。それくらいいろいろ考えて、実践していくのです。患者さんが満足してくれるような治療を行うため、常に勉強は欠かせません。それは私にとって“歯科医師として当然のこと”だと思い、患者さんの悩みに向き合っています。

その中でも、インプラント治療の経験が豊富でいらっしゃるとお聞きしました。

インプラントの手術は、ここ20年はほぼ毎日のように行っていて、難症例の治療にも多く対応しています。インプラントを入れる歯がない方のほとんどは、土台となる骨も不足しているため、難易度の高い治療になります。治療の際、CTで撮影した口内の写真を3Dプリンターで印刷して出来上がりの立体的なイメージをつかむのですが、その画像をお見せしながら、患者さんに説明しています。治療の内容についてご理解いただけるまで説明することを心がけています。

先生は丁寧な説明もとても大切にされているのですね。

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そうですね。ただ忘れてはいけないのが、インプラント治療ばかりを勧めるのではなく、口腔機能を回復させるためにインプラント治療が必要なのであればやりましょう、という考え方を大切にしています。患者さんの身になって考えて、その方が一番幸せになれるような治療をご提供できるように、選択肢をいくつかご用意しています。そして、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと説明して、どれを選ぶのかは患者さんに委ねています。どういうふうに健康になりたいか、どういうふうに幸せになりたいかというのは、患者さん自身が選ぶことですから。私は歯科医師として、その手助けをするだけです。どんな治療でもやれるだけの準備は、常にしてあります。

濃密な研鑽を積んだ医局時代

開業前はどのようにお過ごしだったのでしょうか。

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学生時代はもちろん、医局時代は“歯科医師”という仕事についてみっちり勉強しました。偶然にも、ちょうど医局ができた年に入局したので、医局の最初のメンバーになれたんです。そのおかげで、教授から直接、すべてを教えていただくことができました。手術にしても、本来は10年目ぐらいにならないとやらせてもらえないことを2年目から任せていただいたのです。振り返ると、20年ほど要するであろう経験を、4年でぎゅっと叩き込んでいただきました。当時は本当に大変でしたが、他では味わえないような貴重な経験をたくさんさせていただけたと思います。

たくさんの期待と責任を背負っていた医局時代だったのですね。

非常にありがたいことだったと思います。ですが本当にハードな日々でしたよ。当時は、毎日、就寝時間が夜中の3時ぐらいという生活を送っていましたから。医局に先生が大勢いたら分担してやるところを、私がいた医局は少人数でしたので、一人で何もかもやっていたんです。そのおかげで短期間のうちに一人前の歯科医師に育て上げていただき、大変でしたが、たくさんのことが学べてラッキーでした。恩師に対しては今でもとても感謝しています。私が常に心がけている、「患者さんが気持ち良く食べられて、気持ち良く暮らせるようにしてあげたい。そのために、必要である治療を深く学ぶのは当たり前である」という信条は、医局の時代にすべて恩師から教わりました。

滅菌に対するこだわりや院内設備も、医局時代に学んだことが影響しているのでしょうか。

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そうですね。患者さんが安心して治療を受けられるよう、清潔に保つのは当然のことだという考えが身についていますから。当院では、治療の際に使用する器具は滅菌処理、パッキングを実施しています。院内設備に関しても、患者さんにとってベストな治療を行うためにも、先進の機器を取りそろえたり、それに対する勉強は常にしていますね。恩師がこのようなことを“歯科医師ならば当たり前”として教えてくださったんですよ。医局時代に学んだことすべてが、今のクリニックづくりにもつながっていると感じます。

皆の健康や幸せの実現をめざしたクリニックづくり

18歳以上の患者さんを対象に診療を行っていると聞きましたが、それはなぜですか?

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当院は歯科口腔外科を専門としており、その中でも私が深く学んできた分野・得意な治療は私が担い、小児歯科などは、それを専門とする先生方に任せたいという思いがあるからです。そっちのほうが患者さんにとっての幸せだと思うんですよね。当院は18歳以上で、クリニックまで歩いて通って来ることができる方なら、何歳まででも歓迎です。生きていて、歩いて来院できるということは、毎日、ご飯を食べていらっしゃいますよね。おいしくご飯を食べることがその方にとっての幸せなのだったら、それをかなえてあげたい。患者さんにとって毎日幸せに過ごすためにはどうすればいいのか。治療云々の前に、その気持ちが一番大切ですよね。口内炎ができただけでも痛くてつらいのに、歯がぐらぐらで食べ物を噛めないとなったら、それはつらいですよ。それを治してあげたい。噛めることで幸せを多くの人に感じてもらいたいと思っています。

スタッフの方々の雰囲気もとても良いですよね。

うれしいことに、患者さんからよく「スタッフの皆さんの雰囲気が、とても良いですね」とお褒めいただきます。私からは仕事の指示をするだけで特に何も言っていませんので、チームワーク良くやってくれてありがたいですね。今は7人在籍しており、歯科衛生士が4人に助手が3人です。みんな勤続年数が長いのも当院の特徴だと思います。一番最近、入ったスタッフでも5年ぐらい働いています。長い人では、20年ぐらいでしょうか。あまりにも昔からいてくれているので、正確な年数が思い出せないくらい、長い付き合いのスタッフもいますよ(笑)。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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患者さんは、何らかの症状があって困っているからこそ、歯科にいらっしゃるのだと思います。ご飯が食べられないとか、口の中が痛いとか、入れ歯が気持ち悪いとか、困っていることがあったら、ぜひ歯科医師に相談してみてください。歯科医師は、患者さんの健康や幸せをかたちづくることが仕事です。口の中で起きていることが原因で、何か不自由されている方にご来院いただいて、当院で幸せを見つけてお帰りいただけたらいいなと思います。

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