東原 健人 院長、東原 雅人 先生の独自取材記事
医療法人 とうはら歯科医院
(岡崎市/美合駅)
最終更新日:2025/12/29
美合駅から徒歩1分の「とうはら歯科医院」は、1994年に開業して以来、地域の人々の健康を見守ってきた。親子3世代にわたって通院する家族もいるなど、世代を超えて信頼される同院は、現在、東原健人院長と東原雅人先生の親子2人体制で、一般歯科や小児歯科、歯科口腔外科、インプラント治療まで幅広く対応。2026年春には、近隣への新築移転を予定しており、メンテナンス専用チェアや特診室を設け、より快適で質の高い診療環境を整える計画を立てている。「設備が新しくなっても、治療への姿勢や患者さんへの思いは何一つ変わりません」。患者一人ひとりに温かなまなざしをもって、丁寧に誠実に向き合う姿勢は世代を超え、親から子へと確実に受け継がれている。そんな地域とともに歩み続ける2人に、熱い思いをじっくりと語ってもらった。
(取材日2025年9月29日)
地域とともに歩み、親子2代で口内の健康を支える
雅人先生のこれまでの経験についてお聞かせください。

【雅人先生】大学卒業後は、小牧市民病院の歯科口腔外科に2年間勤務し、基本的な外科処置をはじめ、親知らずの抜歯など歯科口腔外科全般の診療に携わりました。一般の歯科医院よりも多くの症例に向き合えたことは、大きな財産です。さまざまなケースを経験する中で、自分で対応すべきものと病院に紹介すべきものの見極めも自然と身につきました。その後は、名古屋市北区にある父の友人の歯科医院で約4年間、一般歯科に従事し、歯科医院ならではの診療スタイルや患者さんとの関わり方を学びました。こうしたさまざまな現場で培った経験を生かしながら、今後は地域の皆さんに貢献できる歯科医師でありたいと考えています。
前の勤務先で得た経験や学びの中で、今の診療に特に生かされていることはありますか?
【雅人先生】以前勤務していた名古屋の歯科医院では、院長が非常に勉強熱心な方で、日々の診療の中で多くのことを学ばせていただきました。その経験は、今の診療スタイルの土台になっていると感じています。現在は、CTを導入することで、より精密で見落としのない診断につなげています。また、マイクロスコープも活用し、拡大視野のもとで精度の高い治療を心がけており、これまでの学びが、こうした設備の活用や診療の質の向上にもつながっていると思います。
2人体制で診療されている今、どのような変化やメリットを感じていますか?

【雅人先生】大学卒業後は歯科口腔外科に所属し、外科的分野には以前から関心がありました。インプラント治療もその延長線上で興味を持ち、前の勤務先では実際に治療に携わる機会をいただきました。これまでの経験を生かし、インプラント治療にもより一層力を入れていく予定です。これからも知識と技術を磨きながら、安心して治療を受けていただけるよう、丁寧な対応を心がけてまいります。
【健人院長】今は2人体制で診療を行っているため、私が手が離せないときには息子が確認に回ったり、メンテナンスのチェックに入ったりと、互いにサポートし合えるようになっています。1回の診療で進められる治療の範囲を広げ、患者さんの通院回数を減らすことにもつながります。時間をより丁寧に使いながら、これまで以上にきめ細かな診療に努めていきたいです。
設備が新しくなっても、患者への思いは変わらない
移転を控えているとのことですが、詳しく聞かせてください。

【健人院長】現在の場所から80メートルほど離れた場所に、新しい歯科医院を建設中です。現在の場所での診療は2026年3月末までとなり、4月13日から新しい場所での診療をスタートする予定です。実は、当院を開院したのも同じ4月13日で、同じ日に新たなスタートを切れることに、節目として、特別な意味を感じています。
【雅人先生】父が32年かけて築いてきた歯科医院の名称や場所を大きく変えず、患者さんがこれまで通り安心して来院できるよう配慮しました。予防やクリーニングに特化したメンテナンス専用チェアを設け、より快適な環境でケアを受けていただけます。また、インプラントや外科処置、マイクロスコープを用いた精密治療など、より専門的な診療にも引き続き対応できる体制を整えています。設備は新しくなりますが、治療への姿勢や患者さんへの思いは、これまでと何一つ変わりません。
現在、どのような患者さんが多く来院されているのでしょうか?
【健人院長】本当に幅広い年代の方に来ていただいています。昔はお子さんだった患者さんが今は親になり、そのお子さんを連れて来てくださる。さらに、その親御さん世代が今はおじいちゃんおばあちゃんになって来院される。そうした家族ぐるみのお付き合いが多いのが特徴です。開業から30年以上がたち、まさに地域の中で世代を超えて支えられてきた歯科医院だと感じています。
【雅人先生】定期的なメンテナンスで通われている方の割合が多くなっています。患者さん一人ひとりに時間をかけて丁寧に治療を行うことを大切にしており、新しい歯科医院ではメンテナンス専用チェアを増やし、より快適に通っていただける体制を整えていく予定です。自分の歯を大事に思う方には、その思いに応えるだけの責任を持って精密に治療を行う。これからも、そんな診療を続けていきたいですね。
診療の中で、特に大切にしていることを教えてください。

【雅人先生】すべてのユニットに口腔内カメラを設置して、患者さんご自身にお口の状態をしっかり理解していただけるよう配慮しています。歯科治療というのは、どうしても患者さんが見えない場所で進むことが多く、「何をされているのかわからない」という不安を感じる方も少なくありません。私は、患者さんと一緒に理解しながら進めていく治療を大切にしたいと思っています。そのため、治療前・治療中・治療後の写真をこまめに撮影し、ビフォーアフターを見比べながら一つ一つ説明しています。画像があることで、患者さんの理解度も高まり、「自分の歯を大切にしよう」という意識が自然と生まれてくれれば良いですね。「見える」医療を通して、安心と納得の治療を提供していきたいと思っています。
今できることを真っ直ぐに丁寧に。誠実に治療を重ねる
今後どんな歯科医院にしていきたいですか?

【雅人先生】今できることを丁寧に積み重ねていくことが何より大切だと考えています。これまでどおり、一人ひとりの患者さんとしっかり向き合い、誠実な治療を続けていくことを大切にしていきたいです。また、医療は常に進化していますので、学び続ける姿勢も欠かせません。弟も歯科医師として研鑽を積んでおり、互いに刺激を受けながら学び合える関係にあります。そうした家族で学び合える環境に感謝しつつ、地域の方々に安心して通っていただける歯科医院をめざして、これからも真摯に努めていきたいと思います。
健人院長はいかがでしょうか?
【健人院長】私は長年、歯科医師会の活動に携わってきました。学校検診や保健活動など、地域医療を通じて行政と連携する機会も多くあります。以前はその度に診療を止めざるを得ず、患者さんにご迷惑をおかけすることもありましたが、今では息子が戻ってきてくれたおかげで、診療を継続しながら地域の仕事にも出向くことができるようになりました。引き続き歯科医師会の活動を通じても、地域の口腔の健康を守っていきたいと考えています。診療においては、いずれ息子に代を譲ることになると思いますが、患者さん一人ひとりと丁寧に信頼関係を築きながら、末永く通っていただけるファンの多い歯科医院であり続けたいと思っています。
読者へメッセージをお願いします。

【健人院長】子どもの頃からこの地域で育ってきたこともあり、患者さんからは家族のように温かく見守っていただいているような、そんな優しさを日々感じています。この場所で歯科医師として働けていることに、心から感謝しています。これからも、お口のことで気になることや困り事があれば、どうぞ気軽にご相談ください。私にできる範囲ではありますが、しっかりお話を伺いながら、一緒に考えていける存在でありたいと思っています。
【雅人先生】今後は歯科口腔外科としても、より対応できる範囲が広がります。これまで総合病院で培った経験を生かし、安全性と精度を重視した治療を行うとともに、必要に応じて専門機関と連携しながら、患者さんにとって最善の方法を選択できるよう努めてまいります。地域の皆さんにとって、身近で安心できる歯科医院であり続けること。そして、これからも皆さんの笑顔を守っていけたらと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/総額38万5000円~

