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中尾 道広 院長の独自取材記事

なかお歯科

(一宮市/尾張一宮駅)

最終更新日:2019/08/28

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尾張一宮駅から車で10分ほどの住宅地に位置する「なかお歯科」は、1996年4月に開業。中尾道広院長と4人のスタッフが働く院内はアットホームな雰囲気だ。中尾院長は小学校の学校歯科医、保育園の嘱託歯科医も務め、地域との絆は深い。歯科医師としてはオールラウンドに幅広く治療に取り組み、親しみやすい「町のかかりつけ歯科医院」であることを意識。患者一人ひとりの話を熱心に聞いて要望に応える一方、求められても不必要に高額な治療だと思えばほかの方法を勧めることもあるのだという。寡黙だが、時おり冗談を交えるユーモアも持つ中尾院長。その人柄がスタッフにも波及し、クリニックの心地よい雰囲気につながっているのだろう。患者からもスタッフからも愛される中尾院長に話を聞いた。
(取材日2019年2月7日)

父の背中を見続け、歯科医師として開業

まずはじめに、歯科医師を志したきっかけについて教えてください。

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父が歯科医師だったので、子どもの頃から仕事ぶりを見ていました。物心ついた頃から姉たちに「あなたは歯科医師になるんだ」と言われ続けたのが嫌になり、高校生の頃はコンピューター関係の仕事に進みたいと思ったこともありましたね(笑)。ただ、進路選択の時には、自然と歯科医師の道を選んでいました。父が歯科医師であることをチャンスと考えれば、良い選択ですしね。実際、大学に行ってみると、学ぶ内容には興味があったので楽しかったですね。大正生まれの父は昔ながらの歯科医師、いわゆる「町医者」でしたから専門分野がなかったんですよ。それで私も専門性を持つよりはオールラウンドの歯科医師でありたいと考え、今に至っています。

開業のきっかけは?

町医者としての父を子どもの頃も、勤務医になってからも見ていたので、もともと開業することを意識していました。愛知学院大学を卒業してからは、出身である兵庫県の姫路市に一度戻り、地元の開業医に勤務しました。それが3年半ぐらいでしょうか。その後、実家に戻って父と一緒に6年ぐらい仕事をして、1996年、一宮に移り住んで開業しました。兵庫で過ごした時間よりもこちらに移り住んでからのほうが長くなったので、どちらかというと一宮のほうが愛着がありますね。

先生から見たこの地域の印象について教えてください。

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一宮は名古屋まで電車で10分という近さですが、田んぼや畑もあってのんびりしたところがあり、適度にいろいろな施設がそろっていて買い物なども便利です。また、住んでいる人たちがものすごく温かくて、皆さんに良くしていただいているので、ありがたいですね。生活していてもご近所、町内の方々と親しくできて、暮らしやすい地域ですよ。母校も近く、友達や先輩も周りにいる場所なので、安心して診療を行うことができます。

丁寧で正直、自然体の姿勢を患者も信頼

診療中、心がけていることはありますか?

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広く要望に応えることでしょうか。患者さんの話をよく聞くことです。あとは治療中の痛みにも配慮しています。最初に勤めた先の院長は麻酔が上手だったので、それを見て、治療に入る前の麻酔から慎重に行うことを学びました。治療方法は患者さんと相談しながらどういう方法がいいか決めています。患者さんにはメリットもデメリットもきちんと伝えた上で、治療を選択してもらいたいんです。まずはこちらの正確な診断と的確な治療が大切です。

歯科医師を続ける中で、やりがいを感じるのはどういったことでしょうか。

難しい質問ですね。患者さんからうれしいことを言っていただけることがやりがいの一つなのかも知れませんが、楽しいとか面白いというのは医療の現場にはそぐわないので、一言では表せませんね。歯科医師は「良くなるための手助け」をしているぐらいのものだと思います。ご自身の自然の歯に勝るものはないので、もともとの体を大切してほしいと思いますね。

自ら健康を守る上で、症状のない時にも歯科医院を訪ねていいのでしょうか。

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自覚症状がない時でも、遠慮なく来ていただきたいですね。症状が出てからになると、歯周病や虫歯などがかなり進行している可能性も高く、発見が遅ければ極端な話、すぐ抜かなければいけないことだってあり得ます。自分ではわからないようなところに汚れがたまっていたり、磨けていなかったりということもあるかもしれません。少なくとも一年に一回くらいはお口の状態を見せてもらうと、ご本人のためにもいいと思いますよ。

クリニック内外の人たちと育んできた絆

先生は学校歯科医や園歯科医として地域の子どもたちのお口の健康を見守っているそうですね。

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この地域の小学校の学校歯科医や保育園の嘱託医を務めています。少子高齢化と言われて久しいですが、その小学校の全校生徒数は10年前とさほど変わっていませんね。予防への関心が高まったのか、全体的にお子さんの虫歯が少なくなっていると感じます。定期的にお子さんに向けて歯磨き指導も行っていますので、それが奏功しているのかもしれません。先日、検診に伺った時には歯ブラシの毛先が開いたまま歯磨きをしているお子さんが結構いたので、歯ブラシを変えるタイミングを周知してもらうようお願いしてきました。人と人とのつながりを大切にしながら、幼い頃から予防への意識を高められるよう伝えていきたいです。

院内の親しみやすさは、地域性も影響しているのかなと感じます。

長年勤めるスタッフも多く、「仕事は厳しく対応は優しく」とプロ意識の高いスタッフにも恵まれています。スタッフとはいつの間にか志をともにしてきたように思います。私だけでは時間が足りない時も患者さんの話をよく聞き、親身になって対応してくれていますよ。歯科と関係ない話が飛び交うこともあり、その内容は世間話から悩み相談など幅広く、先日も「今日一日、相談所みたいになってるよね」なんて会話をしていたほど(笑)。おかげで「人と人のつながりの場」になり、アットホームな空気が生まれたのかなと。

今後どんなクリニックにしていきたいとお考えですか?

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患者さんをできるだけ長くサポートしていきたいです。通院が難しい方には送迎や往診など、患者さんが治療しやすい環境を整えたいと考えています。余談ですが、院内の装飾はスタッフも行っていますが、患者さんから「飾ってください」と人形などを頂くこともあるんです。皆さんが当院を盛り上げようとしてくださっているお気持ちを感じて、とてもありがたく思います。歯科医院は基本的には喜んで来るところではないと思いますが、当院で過ごす時間が少しでも安らぎやリラックスの時間になったらいいなと。気軽な気持ちで足を運べるクリニックであり続けたいです。

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