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舟渡 敬泰 院長、安井 智紗子 副院長、森 眞 理事長の独自取材記事

モリシン歯科

(一宮市/布袋駅)

最終更新日:2023/06/23

舟渡敬泰院長、安井智紗子副院長、森眞理事長 モリシン歯科 main

田畑や住宅が広がるのどかな地域で30年以上、歯科医療に貢献してきた「モリシン歯科」。一般歯科から矯正、予防まで幅広く対応し、地域住民を中心に多くの患者を受け入れている。長い年月を経て患者と深い信頼関係を築いてきた舟渡敬泰院長と森眞(もり・しん)理事長は「誰でもいつでも困ったら来てください、という姿勢でいます」とほほ笑む。舟渡院長のことを「治療技術が高く、優しい親戚のおじさんのよう」と尊敬する安井智紗子副院長は、明るい笑顔と元気な口調が親近感を感じさせる。患者が来やすく、スタッフが生き生きと働ける、そんな歯科医院づくりをめざしてきた同院の理念や取り組みについて、3人に話を聞いた。

(取材日2023年1月31日)

小児から高齢者まで幅広い年代の症状をカバー

開業されて30年以上ですが、どのような患者さんが来られていますか?

舟渡敬泰院長、安井智紗子副院長、森眞理事長 モリシン歯科1

【舟渡院長】当院は安井副院長の父である森眞先生が1987年に開業しました。私はその後間もなくから勤務しており、安井副院長のことは小さい頃からよく知っています(笑)。患者さんはお子さんから高齢の方まで幅広く、親戚やご友人を紹介してくださる方も多いです。進学などで県外に出ても帰省した時に来てくれることもあり、つい小さい時の呼び名で「〇〇ちゃん」と呼んでしまうことも(笑)。森先生を慕って名古屋市や岐阜市から来られる方もいます。今では、おじいさん、おばあさん、その息子さん、娘さん、またお孫さんと3世代にわたって来られるご家族も増え、ありがたく思っています。当院は日によって20時頃まで診療していますので、仕事帰りの方も来られていますね。

安井先生が歯科医師になられた理由を教えてください。

【安井副院長】昔はこの建物の2階が実家でしたので、小学生の頃はよく受付で宿題をするなどしてスタッフさんにかわいがってもらいました。食事時などによく父は「歯科医師は治療を通してその人の人生を幸せにすることができる」と話していました。誇りと信念を持って仕事をしている父を尊敬していましたし、スタッフさんたちが生き生き働いていたことが印象的だったこともあり、高校生の時に自分も歯科医師になろうと決めました。大学卒業後、病院の口腔外科で2年間経験を積み、当院に入って8年になります。

なぜ口腔外科に勤務されたのですか?

舟渡敬泰院長、安井智紗子副院長、森眞理事長 モリシン歯科2

【安井副院長】口腔外科は、いったん一般歯科に勤務してから学ぶことは難しいので最初からお口の外科的病変や医科と連携した治療、全身疾患について学びたいと思いました。病院では、口腔がんや粘膜疾患のほか、交通事故による外傷、骨折など緊急性のある手術にも医師と一緒に入り、長いと6時間、手術に立ち会ったこともありました。非常に大変だったのですが、当時の経験は今とても役に立っていますね。例えば、患者さんの口内にできものがあるとき、様子を見ていいのか口腔外科で精査したほうがいいのか判断する目を養えたと思います。また高齢の方は高血圧症や糖尿病など病気を持つ方が少なくないのですが、全身疾患について学んだことで歯科治療においても体調やお薬などに十分配慮することができるようになりました。そうした知識はスタッフ全員で共有しています。

患者もスタッフも大切にする歯科医院

こちらの歯科医院の特徴について教えてください。

舟渡敬泰院長、安井智紗子副院長、森眞理事長 モリシン歯科3

【安井副院長】一つは、基本的に待ち時間が少ないことです。「患者さんの時間を大事にする」という父のポリシーで、電話予約によりきちんと治療内容を確認しスムーズに診療が進むように計画を立てています。患者さんもほぼ時間どおりに来院され、滞在時間も短いので喜ばれています。もう一つの特徴は、「痛みの少ない治療・麻酔」を心がけていることです。これも「患者さんに苦痛を与えたくない」という父の考えで、治療・麻酔はもちろん、クリーニングも歯科衛生士が気をつけて丁寧に行います。一般的な歯科医院のイメージが「痛い」「怖い」ではなく、「歯をきれいにするところ」「健康を保つところ」となればいいなと思います。

お父さまの頃より患者への気遣いが受け継がれているのですね。

【安井副院長】父の2つのポリシーについては、スタッフも意識を統一して仕事に取り組んでおり、新人スタッフにはベテランスタッフが指導してくれています。新人スタッフも最初は「細かいルールがあるなあ」と思ったでしょうが(笑)、患者さんに失礼のないようにというのは当院の基本。患者さんの最初の窓口となる受付は専門スタッフ1人と、あとは交代で務めているのですが、電話での応対や、患者さんの顔を覚えたり丁寧な言葉遣いをしたりなど患者さんからの評判は良いです。
【舟渡院長】予防やメンテナンスを行う歯科衛生士もよくやってくれています。歯科医師に言いづらいことでも歯科衛生士には話される患者さんもいて、きちんと話を聞いてくれていますね。気遣いというのは、患者さんに対してもスタッフ同士も、「自分がされて嫌なことは人にもしない」ということが基本なのでしょうね。

スタッフの方々をとても大事にされていらっしゃると感じます。

舟渡敬泰院長、安井智紗子副院長、森眞理事長 モリシン歯科4

【舟渡院長】スタッフたちは明るく元気で、仲が良いことが自慢です。随時ミーティングを行っているのですが、当院は問題点や改善点などについてスタッフも意見を言いやすい環境だと思います。また、スタッフには自分の時間を大事にしてほしいので、有給休暇を取りやすい体制にしています。スタッフが良い環境で気持ち良く働くことができれば、それは最終的に患者さんのためにもなりますからね。
【安井副院長】私自身が出産、子育てをしていますから、そうしたスタッフの大変さはわかるつもりです。親御さんの介護が必要となる年齢のスタッフもおり、柔軟に対応できるようにしています。

困っている人はすべて受け入れたい

例えば泣いてしまう子どもにはどのように接しておられますか?

舟渡敬泰院長、安井智紗子副院長、森眞理事長 モリシン歯科5

【舟渡院長】当院では、緊急性がない限り無理には治療せず、お話をしながら10回でも20回でもチェアに座るだけ、鏡でお口の中を見るだけ、といった練習を繰り返し、ここに慣れてもらうことから始めます。そして心を開いてくれてお口の中を触らせてくれるようになることをめざします。他院では泣いて治療できなかったというお子さんもこれまで何人もいらっしゃいました。また大人でも恐怖心や不安の強い方、いろいろなことに敏感で治療を受けることが難しいという方などにも来ていただいています。
【安井副院長】舟渡院長は誰にでもとても優しいんです。患者さんのほうもお子さんでも大人でも、院長を信頼して治療を受けられているのではないかと思います。院長は、歯科治療が楽しくて心から好きなのです。困っている人に何とかして治療して差し上げたいという院長の気持ちが患者さんにも伝わるのでしょうね。

安井副院長先生、舟渡院長先生の今後の展望や患者さんにお伝えしたいことについてお聞かせください。

【安井副院長】やはり予防には力を入れていきたいですね。歯科医院は「痛くなったら行く」のではなく「気持ちがいいから健康のために行く」と考える方が増えてくれるといいなと思います。父が、歯を診るだけでなく一人ひとりの方に寄り添っていたように、私も「人を診る」ことを大事にしたいと思います。
【舟渡院長】「誰でもいらしてね」「どんな症状でもご相談に乗りますよ」というスタイルで30年以上やってきました。お口の中のことはどんなことでもすべて対応しますので、困ったことがあればまず相談してください。患者さんのお話をよく聞き、わかりやすく説明して、もし当院でできない治療が必要であれば速やかに専門機関に紹介する、その場合は患者さんにご苦労をかけず当院で予約をする、ということをしています。まずはかかりつけ歯科医のようになんでもご相談いただければと思います。

森眞先生から地域の患者さんへのメッセージをお願いします。

舟渡敬泰院長、安井智紗子副院長、森眞理事長 モリシン歯科6

【森理事長】早いもので開業してから35年以上がたち、地元を中心にさまざまな地域の方々に来ていただき感謝しております。当院は、リフォームも度々行い消毒室内や滅菌システムも大学病院に劣らない素晴らしいシステムになっていますし、患者さんが通いやすい歯科医院づくりやスタッフの教育、今年は電子予約システムも導入し始め、時代の変化とともに患者さんにより通っていただきやすいように変化しています。今後も長く通っていただいている方や初めて当院に来られる方にも安心して来ていただけるように努めていきたいと思います。地元のかかりつけ歯科医として当院をこれからも温かく見守っていただけるとありがたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

部分矯正/15万円~、ホワイトニング/1万円~

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