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高見 彰一 院長の独自取材記事

愛歯科高見クリニック

(津島市/津島駅)

最終更新日:2026/09/04

高見彰一院長 愛歯科高見クリニック main

1995年の開業以来、地域の人々に親しまれている「愛歯科高見クリニック」は、2026年8月に新築移転し、気持ちも新たにリニューアルオープンを迎えた。移転地は、移転前と同じ又吉町である。子どもから高齢者までの虫歯治療をはじめ歯周病治療や歯列矯正などを行う同院の大きな特徴は、最適な視野、操作性、人間工学を追求した「水平診療」だ。高見彰一院長は、この水平診療をマスターし、今もなお技術を磨き続けているという。リニューアルした院内では、極力、器具や道具を外に出さずすっきりと片づけ、感染の元となる行動も排除して感染症対策に注力している。「今後はこれまでより一層清潔な環境で、地域住民のお口の健康を守っていきたいです」と、語る高見院長に、リニューアルした院内の様子や水平診療の特徴などを聞いた。

(取材日2026年8月3日)

水平診療をマスターし、精密な治療をめざして開業

まずは開業までの歩みについて、教えていただけますか?

高見彰一院長 愛歯科高見クリニック1

広島大学歯学部を卒業後、水平診療の分野で知られるビーチ先生に師事し、熱海にあるHPI研究所と関連のある歯科診療所に勤務しました。水平診療とは、患者さんを水平の状態で治療することで、歯科医師が安定した姿勢で適切な視野を確保できるようにする診療法です。世界中から歯科医師が学びに集う施設で、最初は求められる技術のレベルの高さについていくだけで精いっぱいでした。患者さんへの治療が許されないまま辞めていく歯科医師もいたほどです。私も大学時代は精密操作に自信があったほうでしたが、大変でした。一歩ずつ段階を踏みながら技術を磨き、6年間学びました。虫歯治療では、削り残しをせずに最小限に抑えることをめざすことが最も大事ですからね。それらの技術が身についたことで、1995年に愛知県に戻って開業しました。津島市は、私が幼稚園から高校生までを過ごした地で、歴史のある魅力的な土地だと感じています。

水平診療の特徴を教えてください。

歯科医療では、直視では見えない部分はミラーを使って治療しますが、座位の診療チェアに患者さんが座った場合、患者さんの口腔内をミラーで見ようとすると、構造的に不可能な領域が出てしまいます。そうなると歯科医師は見えない部分を感覚で削る恐れがあり、精密性が落ちてしてしまうのです。水平診療では、それを回避することが見込めます。また、水平診療では精密さと同時にスピードも早くなりますね。そのため当院では患者さんをお待たせしないということが強みになっています。水平診療には、水平の治療ユニットが必要です。患者さんが水平であれば、歯科医師の手の位置の安定につながり、精密な治療がめざせるのです。

腰痛などで水平の診療ユニットに横になるのが難しい患者さんにはどのように対応していますか?

高見彰一院長 愛歯科高見クリニック2

そういった場合は、足を高くしていただいて診療しています。ご高齢で腰が曲がった方でも、頭や足の高さをうまく調整して治療を受けてもらうようにしていますよ。水平診療では作業点を適切な位置に設定することで、施術時間も短くなりますので、患者さんへの負担も少ないと思います。再治療をすることがほとんどないような治療をするために、施術中の摩擦熱で神経が死んだり、炎症が起きて痛みが出たりしないように水をかけ続けて治療を進めます。何度も治療を行うことのないよう「正確さを追求する」という開業前の歯科診療所で学んだ厳しい経験が、大いに役立っています。患者さんにも、「当院で治療した詰め物は長持ちする」と思っていただけたらうれしいですね。

感染源となるうがいの飛沫を避けた感染症対策

リニューアルした院内の説明をお願いします。

高見彰一院長 愛歯科高見クリニック3

基本的なことは変えていませんが、診療室が3部屋になりました。閉所恐怖症の方にもご安心いただけるよう、足元の視線を遮るだけの半個室にしています。患者さんとは、喫茶店で話すように雑談もできる雰囲気でお話ししたいと思っているので、カウンセリングルームも設置しています。移転前と同様、余計な物は置かないように整理整頓し、院内の感染症対策を徹底しています。性能にこだわった空気清浄機や、器具などの高圧滅菌器を使用することはもちろんですが、感染症対策の基本はノータッチ。椅子やライト、手元のスイッチなどに触らないことが一番の感染予防ですからね。上顎用ライト・下顎用ライトの2つとチェアは固定されていて、口腔洗浄は歯科助手が行うようにしています。うがいをした飛沫は大きな感染源になりますから、診療ユニットにはうがい台やコップは付いていません。うがいを希望する患者さんには、診療室外にうがい場を設けています。

どのような患者さんが多く来院されていますか?

お子さんからご高齢の方まで幅広く来院していただいており、開業当初から定期的に通ってくださる方もいらっしゃいます。当院では予防歯科に力を入れており、これからは歯周病予防が歯科診療の中心になると考えています。どんなに頑張って歯磨きをしていても歯石は付きますから、定期的なメンテナンスは重要です。唾液中のカルシウム分が歯石の原因ですから、カルシウム分が多い人ほど虫歯にはなりにくいけれど、歯石が付着しやすい傾向にあります。こういった知識も交えつつ、歯磨きのモチベーションを高めるためのお手伝いをしていきたいですね。

痛みを減らすことにも注力されているそうですね。

高見彰一院長 愛歯科高見クリニック4

麻酔は針を刺す時と液を入れる時に痛みを感じます。ですから、打つ時に患者さんの注意をそらしたり痛点を分散したり、別の刺激によって痛みを感じにくくしています。注入時は、痛みに敏感な前歯部と痛みを感じにくい臼歯部では注入するスピードを変えるのがコツです。機械で注入するとスピードが一定になるので、手作業でこそ成せることですね。「いつ注射を打ったのかわからない」状態をめざして、力が入らないようにお声かけなどもしながら患者さんがリラックスできるよう努めています。

噛み合わせ治療や歯列矯正にも注力

休日の過ごし方について教えていただけますか?

高見彰一院長 愛歯科高見クリニック5

テニスを楽しんでいます。私は高校まで野球をやっていたのですが、大学に入ってからテニスを始めました。野球は人数が集まらないとできないスポーツですが、テニスは少人数でゲームができますし、ある程度年齢を重ねても楽しめるスポーツという点に惹かれました。ウォーキングなど一人で行う趣味だと続けるのが難しいのですが、テニスは相手がいるので楽しく継続できますね。

顎関節症の治療も勉強されているそうですね。

まだまだ発展途上の治療で、私も勉強を続けていますが、10年前とは治療範囲も変わってきていますね。噛み合わせの問題や顎の筋肉痛のような症状も顎関節症の治療の範囲になっています。例えば口を真っすぐに開けられないという場合、顎の動かし方を指導することで、顎関節の痛みを軽減することが期待できます。肘をついてご飯を食べたり、いつも同じ側の肩にバッグをかけたりするなど、顎がゆがむ原因はいろいろですが、原因を探して治療をすることは大事ですね。食べ物を噛むときには、筋肉・舌・歯・顎の関節・口唇などが連動しています。顎の動かし方が脳にインプットされるのは離乳期の赤ちゃんの頃といわれていて、その時期に正しく噛んでいないと歯並びにも影響するとされています。また、成長過程では、骨や筋肉のバランスが崩れて体中が痛いというお子さんもいらっしゃいます。お子さんの体のことで気になったら、早めに相談していただきたいですね。

先生は小学校の学校医もされているそうですね。親御さんたちにメッセージをお願いします。

高見彰一院長 愛歯科高見クリニック6

まず親御さんたちは、お子さんの口の中をしっかり見てください。きっと見れば、何か発見があるはずです。学校の歯科検診で虫歯がないと判断されたら、それで大丈夫と思われる親御さんも多いですが、ねじれているなど歯並びが整っていない部分や、うまく歯磨きができていない歯があるかもしれません。乳歯は永久歯を導きますし、適切な食べ方によって口元を引き締めることがめざせ、適切な歯並びになることにもつながりますから、少しでも「何か違うな」と思う歯があれば、ぜひご相談ください。スタッフとともにお子さんたちが治療に恐怖心を抱かないよう、しっかりサポートをします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/80万円~