鈴木 正彦 院長、澤田 克也 副院長、澤田 彩華 副院長の独自取材記事
神田歯科矯正歯科
(豊田市/豊田市駅)
最終更新日:2026/02/20
豊田市駅から徒歩約10分、30年以上地域に親しまれてきた「神田歯科矯正歯科」。鈴木正彦院長と娘の澤田彩華副院長、その夫である澤田克也副院長の3人体制で、一般歯科から矯正歯科、審美歯科、予防歯科まで幅広く対応する。「一般歯科も矯正歯科も当院で完結できることが強み」と克也副院長。彩華副院長は2児の母として「離乳食など『食』のご相談にも乗れれば」と話す。そんな2人を頼もしく見つめる鈴木院長は「患者さんに寄り添う気持ちを大切に」と穏やかに語る。それぞれの専門性を生かして地域を支える3人に、患者への思いやめざすところを聞いた。
(取材日2025年12月4日)
移転新築を機に予防歯科や審美歯科にも注力
御院の特徴を教えてください。

【鈴木院長】当院は虫歯や歯周病、入れ歯治療など幅広い疾患に対応する地元密着型の歯科医院です。開業して34年になり、長く私1人で手いっぱいでしたが、2021年からは澤田克也副院長が、2023年からは澤田彩華副院長が加わり、3人体制となりました。克也副院長は一般歯科治療から矯正まで、彩華副院長は歯周病治療が得意分野で、3人が連携することで、幅広くニーズに対応できるようになりました。ゆくゆくは2人に私の長年の患者さんを引き継いでほしいと思っています。患者さんを引き継いだら、「もうちょっと良くするためにここを治療したい」と今まで思っていたところに力を入れていきたいですね。
2025年12月に移転新築されたそうですね。
【克也副院長】チェアは1階と2階で計7台となり、いずれは8台稼働する予定です。半個室と個室のタイプがあり、一つ一つのスペースも広くなりました。特に個室は親子で一緒に入れるように、広く余裕のある造りとしています。マットの上でお子さんを遊ばせながら親御さんは治療を受けられるので、小さなお子さん連れの方でも安心です。1階2階とも待合にキッズスペースがあり、1階のトイレは車いすでもベビーカーでもそのまま入っていただけます。おむつ替え台も取りつけました。一番変わったのは入り口をバリアフリーにしたこと。段差がなくなり、靴のまま入っていただけるようになりました。
【鈴木院長】建物の完成時には花を持ってきてくださった方も。近隣の皆さんや患者さんには建設中から見守っていただき感謝しています。また引き続き、地域の皆さんに医療貢献していきたいと思っています。
新しい歯科医院で力を入れていきたいことは?

【克也副院長】今まで以上に審美歯科と予防歯科に力を入れたいです。すでに矯正を終えて当院にいらした方から、「ホワイトニングをしてもっときれいにしたい」「銀歯を白くしたい」といった自由診療の希望がありました。機器やスペースの都合もあり、お応えすることが難しかったのですが、今後は機器も導入していきます。
【彩華副院長】予防については歯磨き指導をするための歯科衛生士が増えました。研鑽を積んだスタッフですので、説明がわかりやすくて丁寧です。歯を健康に長く保つためには歯科医院での定期検診に加え、セルフケアがとても大事。お子さんにもどなたにもお気軽に足を運んでいただければうれしいです。
患者の気持ちに寄り添い100点をめざす
克也副院長が得意とされる矯正について教えてください。

【克也副院長】矯正は、セルフケアではできないところを歯科医師がサポートするものであり、将来的に虫歯や歯周病などのトラブルの予防にもつながると考えています。当院ではマウスピース型装置を用いた矯正とワイヤー矯正に対応しています。矯正を始めるのは小児期のほうが負担が少ないですが、中には40~50代で矯正を始める方や、お子さんの相談にいらした親御さんから、ご自身が始めたくなったというお声も聞きます。私が常に意識しているのは、矯正だけに特化せず、患者さんに求められる診療を提供すること。一般歯科も矯正歯科も1つの歯科医院で治療できたら患者さんの負担は減るはずです。矯正の前後には責任を持って一般歯科診療を行っています。そもそも私が矯正を専門に決めたのは、大学時代に私自身が矯正をしたことがきっかけ。私にとって矯正歯科は、患者さんのためでもあり自分も楽しいと思える仕事です。
彩華副院長の得意分野についても教えてください。
【彩華副院長】私は特に歯周病治療について専門的に学んできました。歯周病は磨きにくい奥歯が重症化しやすく、奥歯から失う患者さんは少なくありません。物をしっかりと噛む奥歯を失うと、噛む力が4割ほど減るといわれています。お口のことだけでなく、例えば椅子から立ち上がるときに力が入らなくて転んだり、噛むことが十分できなくなることから認知症が進んだりと体や脳に影響が及ぶリスクがあります。それだけに歯周病の治療や予防は大切なのです。子どもの頃から虫歯や歯周病になりにくいお口にしていくためにも歯科医院に定期的に通い、正しい歯磨きの仕方を知っていただけたらと思います。また私自身、子育て中ですので、妊娠中や、離乳食、おやつの相談にも乗りたいと思っています。食生活は歯に与える影響が大きいので新しい情報も取り入れつつ予防につながるアドバイスをさせていただきたいですね。
診療の際に大切にしていることを教えてください。

【鈴木院長】当院の基本理念は「患者さん主体の診療」です。できるだけ希望をかなえられる治療をめざしています。そのためには患者さんに寄り添うことが大事。100点満点の治療はどんな歯科医師にもできません。例え99点でも独りよがりの治療ではいけない。しかし70点でも、患者さんの気持ちをフォローし寄り添うことで30点が埋められれば100点の治療になります。実はこれは患者さんから言われたことで「寄り添ってくれる気持ちだけで30点分はもらっているよ」と。とてもうれしい言葉でした。
【克也副院長】院長の思いは皆に浸透しており、私も彩華副院長も患者さんとの対話を大切にしています。じっくりお話を聞いているうちに時間がたってしまうことも(笑)。でもそんなところが当院の素晴らしいところだと思っていますので、寄り添う姿勢は大事にしていきたいです。
患者の希望・要望をくみ取り、ともに頑張る歯科医院に
スタッフの方々についても教えてください。

【彩華副院長】スタッフも、「患者さんに寄り添う」という気持ちで仕事をしてくれています。基本的に優しい人ばかりなのです。子育て経験のある人も多く、お子さんの扱いも上手ですし、ご高齢の患者さんには自分の親にするように丁寧に接してくれています。
【鈴木院長】私が採用面接のときに言うのは3つ。「患者さんに寄り添う気持ちを持つこと」「他のスタッフと協調すること」「自己研鑽に励むこと」。この条件を満たした人たちが働いてくれており、優しさもいいあんばいです。私から指導することは何もありません。
クリニックを超えた取り組みについてお聞かせください。
【鈴木院長】克也副院長と2人で小学校と高校の学校検診に伺っています。気になることは、予防の意識が高まる中でも歯の状態が悪いお子さんが一定数いることと、マスク着用の影響もあって口呼吸のお子さんが増えていること。口呼吸が常態化すると骨格の成長に悪影響が出て歯並びが悪くなることもあるといわれています。おうちでお子さんが口を閉じて呼吸できているかどうか確認してみましょう。
【克也副院長】医科歯科連携に力を入れていることも当院の特徴だと思います。トヨタ記念病院をはじめ近隣の病院と連携し、歯科にとどまらない横断的な医療の提供をめざしています。歯周病が全身に影響することからも、全身への影響を見据えた多岐にわたる口腔ケアが重要だと考えています。
今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

【鈴木院長】この地域は私にとって地元であり、私の幼少期を知る患者さんもたくさん来てくださっています。また、子どもの頃に当院を訪れた患者さんが親になって今度はご自身のお子さんを連れて来られることもあり、ありがたい限りです。これからもご家族全員で通いやすい歯科医院をめざしていきたいですね。
【彩華副院長】歯科医師として正しい治療はご提案しますが、患者さんそれぞれの要望をきちんとくみ取り、その方にとって適した治療をしていきたいと思います。患者さんと話し合いながら、一緒に頑張っていけたら。生涯、健康なお口でいるためには、何か問題が起こる前に歯科医院に通っていただくのが良いと思いますので、いつでも何でも相談しやすく、また来たいと思っていただける歯科医院でありたいです。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/88万円~、ワイヤー矯正/88万円~、セラミックを用いた補綴治療/6万8200円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

