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服部 真丈 副院長の独自取材記事

服部歯科

(豊田市/末野原駅)

最終更新日:2025/10/01

服部真丈副院長 服部歯科 main

末野原駅から車で6分。緑の多いのどかな地域に、「服部歯科」はある。2020年1月にリニューアルした同院は、前面がガラス張りになっているモダンな外観。白、茶、黒、グレーとシンプルなカラーでまとめた院内は、落ち着きある空間となっている。現在中心となって診療を切り盛りするのは、服部真丈(はっとり・まさひろ)副院長。現在は、約40年前に同院を開業した父と2人体制で診療を行っており、一般診療はもちろんのこと、矯正治療やインプラント治療など幅広く対応しているという。そんな同院の特徴やこれからの展望について、副院長にたっぷり語ってもらった。

(取材日2020年5月28日/情報更新日2025年9月26日)

リラックスできる空間づくりと感染防止対策を徹底

クリニックの歴史と先生のご経歴を教えてください。

服部真丈副院長 服部歯科1

1981年に父が開業、今年44年目を迎えるクリニックです。開業当初はこの向かいに立っていて、その隣で祖父が内科医院を開いていた時代もありました。長年地域に密着した診療を行い、7年前に僕が診療に加わって2020年1月にリニューアル。今は父と2人体制で診療を行っています。僕の経歴は、大学卒業後は大学病院へ残り、歯内療法の勉強をしながら歯科医院でアルバイトをしていました。さらに外勤しながら大学の助教を8年やった後、こちらへ戻ってきました。ですので、卒業後大学にトータル13年くらい残っていましたね。大学では教育や研究にも携わりましたが、臨床も十分に経験を積んできたので、それが今の診療にも生かされていると思います。

すてきな外観のクリニックですが、いろいろこだわられたのでしょうね。

意識したのは「あまり歯科医院っぽくなく」というところ。歯科医院はホワイト系の色が多いので、違う色にしたくてグレー系統にしてみました。院内は落ち着いた雰囲気にしたくて、ウッド系、グレー、ブラック、白を配色。ただ、全体的に抑えた色合いになったので、明るさが欲しくて光を取り込めるようガラス張りにしたんです。妻やその友人など女性の意見でキッズルームなどの壁紙はトロピカルで明るい気持ちになるようなデザインを選びました。あとは緑が欲しくて観葉植物を多く置いたり、プライバシーに配慮して個室のカウンセリングルームを用意し、診療室も半個室にしたり。待合室の椅子はご家族で一緒に座れるよう長椅子も1脚ありますが、それ以外は個別のものにしています。感染症対策にもなるかなと思っています。

医療設備についてはいかがですか?

服部真丈副院長 服部歯科2

ヨーロッパ基準のクラスB規格をクリアした滅菌器のほか、ガス滅菌機、歯を削る際の粉じんを素早く吸引する口腔外バキュームなどの機器も充実させ、感染防止対策にも努めています。新型コロナウイルスの影響で多くの方が滅菌などに関心を持つようになっていますが、当院では衛生管理はこれまでも細心の注意を払ってきました。天井には空気中のウイルスや細菌などを除去する業務用空気清浄装置を設置しています。ほかには一般治療や矯正治療、インプラント治療などに幅広く使える歯科用3DCT、口腔内スキャナー、注入時の痛みを低減する電動麻酔注射器などを整えています。

患者の心に寄り添い、可能な限り歯を残す治療を提供

患者層を教えてください。

服部真丈副院長 服部歯科3

年齢層は幅広いです。父が昔から診ている患者さんは父と同世代の方が多いですし、会社員の方や若い方も増えてきています。昔からの患者さんからの紹介、ご家族内での紹介もあって、ありがたいことに2世代3世代で来てくださる患者さんもおられます。親御さんが通っていて、そのお子さんに声をかけられて、お孫さんを連れて来られてという感じですね。年代層が広いため主訴もいろいろ。若い方だと「歯が痛い」「クリーニングしてほしい」「歯並びを治したい」とか、おじいちゃんやおばあちゃんだと「入れ歯を作りたい」とか、まさにその年代だからこその主訴が多いです。

診療に際して心がけておられることは?

保険診療で行う治療をベースにし、患者さんの主訴をしっかり聞いて解決していくよう心がけています。患者さんが痛みを感じているのはどこなのか、何を望んでいるのかを初診の段階でしっかり聞き、丁寧に説明する。こちらからの一方通行でなく、患者さんと対話し一緒に治療計画を決めていく姿勢を大切にしています。同じ症状でも患者さんが望む治療はさまざまで、全部治したいという人がいれば、とりあえずここだけ治してもらいたいという人も。選択肢をいくつか用意し、その中から患者さんに選んでいただきたいと思っています。そのためにも当院では、歯科医師も歯科衛生士も説明に重きを置いています。あと、「残せる歯は残す」というスタンスです。入れ歯やインプラントがどんなに使いやすくなっても、やはり自分の歯にはかないません。そして治療後の状態を保つため、悪くなってから治療ではなく予防としての定期検診の大切さを伝えることも心がけています。

歯を守ることと患者さんの気持ちを尊重することを大切にしておられるんですね。

服部真丈副院長 服部歯科4

はい。繰り返しになりますが、どれほど素晴らしい治療をしても天然の歯にはかないません。取りあえず抜いて、「じゃあインプラントを」と気楽にはしたくない。やはり患者さんのお口の状況を見て慎重に判断し、治療するつもりです。初診で来られたらまずはお口全体を診て、今回の治療をどう進めていくのか、応急処置にとどめるのか根本的に治すのかを、しっかりお話を伺うことから始めます。治療技術面も大切ですが、患者さんのお気持ちを尊重する。そういったことこそ大事だし、望んでいないことをしてしまうのはやはり良くないことだと思っています。

患者もスタッフも全員が良い方向へ向かえる歯科医院へ

お父さまである院長は、先生にとってはどんな存在ですか?

服部真丈副院長 服部歯科5

現在僕がメインで診療し、新規の患者さんは僕が全部診ていますが、やはりここは父が築き上げた歯科医院ですから、頭が上がらない部分は絶対あります。父が真摯に患者さんに接してきたがゆえ、40年以上通い続けてくださる患者さんも多くおられる。歯科医師としてのそんな姿勢をやはり見習わなければと思っています。技術の話になると、やはり今の時代のほうが進んでいますが、父の得意な「義歯治療」は、技術的にも盗まないといけないなと感じています。しかし、何より父を尊敬できるのは、人として歯科医師としての誠実な姿勢です。違う仕事を選んでいたら違ったかもしれませが、せっかく同じ職に就いたのです。父が築き上げてきたものをしっかり引き継ぎ、これからも地域の皆さんに貢献していきたいと思っています。

スタッフは以前からの方なのですか?

以前からのスタッフのほか、リニューアルを機に新たなスタッフも採用しました。ありがたいことに、僕のほうから「こうしてください」とお願いしなくても、全員患者さんに親切で、明るく丁寧に対応してくれています。僕が言うのもなんですが、患者さんからの評判もいいんです。「こんなに丁寧に説明してもらうの初めてです」というお言葉をよくいただくので、とても感謝しています。歯科衛生士は歯石の除去や歯磨き指導などを担当するのですが、これは本当に重要な工程なんです。僕がどんなに頑張って治療をしても、その後きれいな状態を保てなければまったく意味がありません。そんな重要な工程で、丁寧に対応してくれるので、患者さんにとってもそうですが、僕にとってもありがたいです。また、子育て経験のあるスタッフも多く、手が空いていれば何も言わなくてもお子さんを見てくれるので、そういった面でも助かっています。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

服部真丈副院長 服部歯科6

今まで父がやってきたことをベースにしながら、少しずつ発展させるつもりです。例えば、現在増えている若い患者さん、小児の患者さんなどの一般治療はもちろん、特に矯正治療、予防歯科などさまざまなニーズに応えられるよう、新しいことにも取り組んでいるところですです。そして歯科治療を通して患者さんの全身の健康のサポートができればと思っております。あとは、歯科医師だけでは何もできませんので、スタッフがいい環境で働けるように徐々に努力していきたいと思います。患者さん、スタッフ、歯科医師三者がいい方向に向かえるような歯科医院にしていきたいです。読者の皆さんにお伝えしたいのは、少し気になることがあるとかそんな理由でもいいので、ぜひ歯科医院に気軽に足を運んでいただきたいということです。年齢性別に関係なく、歯を健康に美しく保ち、毎日の生活を生き生きと過ごしていただければと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/大人:30万円~、小児:10万円~(要相談)

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