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牧野 篤 院長の独自取材記事

まきの歯科医院

(安城市/碧海古井駅)

最終更新日:2020/01/24

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名鉄西尾線碧海古井駅から徒歩6分。大通り沿いに位置する「まきの歯科医院」は、交通の便も良く、アットホームな雰囲気が感じられるクリニックだ。牧野篤院長は、1997年に同院を開業してから約20年以上、この地で歯科医療を続けてきた。同院では、一般歯科だけでなく歯列矯正にも対応。噛み合わせに関連して起こると考えられている、睡眠時無呼吸症候群や顎関節症、歯周病といった疾患にも幅広くアプローチしている。患者は近隣住民だけでなく、遠方から訪れる外国人も多いという。幅広い治療を手がける牧野院長の専門は「咬合誘導」という子どもの矯正方法。昨今多くなっている子どもの不正咬合。そのアプローチ方法や治療のタイミングなどについて話を聞いた。
(取材日2019年12月26日)

増加する子どもの不正咬合は、混合歯列期前に治療を

先生のご専門は「咬合誘導」とのことですが、不正咬合の子どもが増加していると感じることはありますか。

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はい。最近は、下顎が後ろに下がった子どもが増えています。理由は、食生活における嚥下の仕方や、呼吸の仕方などさまざまです。噛み合わせが悪いままだと、さまざまな問題も起きやすくなります。例えば睡眠時無呼吸症候群。最近では、子どもの患者さんも増加しています。下顎が小さく後ろに下がっることで、舌の置き場所も下がってしまい無呼吸になりやすくなってしまう。当院でも、お子さんに対して、咬合誘導や嚥下に対するアプローチを求める親御さんも増えてきました。噛み合わせが悪くなると、見た目だけでなく、姿勢が悪くなったり、疲れやすくなったりする弊害も起こりえます。ですから当院では、子どものうちに正すことをお勧めしていますね。

具体的にどのくらいのタイミングで歯列矯正を考えたら良いのでしょうか。

小学校低学年くらいで1度考えたほうがいいですね。乳歯と永久歯が混在している小学校4、5年生の混合歯列期でも良いのですが、できればその前の小学校2、3年生くらいの時、永久歯が生え始める手前くらいの時期に考えるのが望ましいです。また、受け口(反対咬合)の場合は、特に早めの治療をお勧めします。受け口だと上の顎の発育を抑制してしまうので、噛み合わせのずれがひどくなりやすいんです。見た目に特に問題がなく、歯並びが悪い所見が見受けられなくても、専門家の目から見ると噛み合わせが悪いということもあります。歯並びは見た目だけではなく、嚥下や呼吸といったことにも関係していることなので、機を逃さずきちんと歯科医師に相談することが大切です。

子育て世代のお母さんに向けたメッセージをお願いします。

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歯並びや噛み合わせは、子どものうちに矯正しておかないと整わないこともあります。子どものうちに気がつくことができれば、ブラケットでの矯正をしなくて済む場合もあります。また噛み合わせのずれを放置していると、さまざまな疾患が引き起こされることも。睡眠時無呼吸症候群もその1つですが、最近は顎関節症の症状を訴える、中学生から20代くらいの若い女性も増えています。顎関節症は、噛み合わせがずれていることによって起こりうる疾患の1つ。口が開かなくなることもあるので、生活にも不便が生じます。ぜひ早いうちに歯列矯正を受けていただきたいですね。

日々の学びを怠らず、患者のニーズに合わせた医療を

外国人の方の診療も多いと聞きましたが、その理由は何なのでしょうか。

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ここ三河地区は、地域柄、南米の方が多いんですよね。南米の方々のネットワークがあるらしく、そのクチコミを通じて、皆さん当院に足を運んでいただいているようです。そのネットワークを通じて当院を知った方だと、東京や京都といった遠方の地からいらっしゃる方も数多くいらっしゃいます。南米の方だと、前歯だけきれいに調整して、奥歯の噛み合わせがぐちゃぐちゃの方も結構多いんですよ。それで何が起きるかというと、せっかく矯正した歯が後戻りしてしまうんです。もったいないですよね。結局噛む位置が合っていなければ、噛み合わせのバランスも崩れてしまうので、再度矯正が必要になるわけです。南米の方であっても日本語が話せる方が多いのですが、地域柄、当院ではポルトガル語にも対応して治療を行っています。

診療する上で気をつけているポイントなどがあれば教えてください。

当院ではお子さんの来院がとても多いです。子どもはやはり痛みに敏感ですから、できる限り痛くない治療をするように努めています。具体的には、根管治療ではできるかぎり麻酔を使わず、根管消毒をする薬剤を少しずつ使用して、それで消毒の際に生じる痛みを感じにくいようにしています。麻酔注射自体がそもそも痛いですからね。歯科医院特有の音を怖がる子どもも多いので、機械音にも気を使っています。また患者さんが払う診療費を抑えるために、特に矯正の技工物はできるだけ院内で作製するようにしています。難しい装置は一部技工所に依頼しているんですけどね。自分自身で技工物を作ることにより、患者さんの口内の状態もよくわかるので、できるだけ自分で作りたいとは思っていますね。

日々進化する歯科医療ですが、先生ご自身が技術力を高めていくために取り組まれていることはありますか。

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診療の合間や休診日には、歯列矯正関係の講習会に行っています。新しい知識は勉強会や講習会で身につけていますね。開業した現在であっても、日々学びは必要だと考えています。医療は日々進歩しますからね。最近では、審美面を気にして、矯正をやりたがらない方々も増えているので、当院では透明なマウスピース型装置を用いた矯正など外から目立ちにくい歯列矯正も取り入れています。メリットが大きいと思うものや患者さんのニーズがあるものはどんどん治療に取り入れて、患者さんに満足していただける医療を実現していきたいですね。

噛み合わせの大切さや重要性について知ってほしい

開業は1997年とのことですが、それまでは何をされていたんですか。

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1987年に愛知学院大学歯学部を卒業後、大学の職員や勤務医として働いていました。開業を考え始めたのは1995年頃。理想の歯科医療を実現するために、開業をすることにしました。勤務医だとできることも限られてしまいますからね。大通りに面していて、交通の便も良いので、クリニックの場所としてこの安城の地を選びました。駐車場も広いので、車で来院される患者さんにとっても良い場所であると思っています。自分自身が通っていた高校が安城にあり、現在住んでいるのもここからほど近い岡崎なので、この辺りのこともよく知っているんですよ。ファミリー層が多い地域でもあるので、小さいお子さんからご高齢の方まで、多くの方に来院してもらえるクリニックでありたいですね。

診療のモットーを教えてください。

歯をなるべく抜かないことです。どうしても抜かなければならないこともありますが、できるだけ抜かない治療をしたいと考えています。当院では総義歯についての相談も多いのですが、完全に抜歯をせず、できるだけ根の部分を残すようにしています。根の部分を残すと歯槽骨という骨自体は残るので、その上にはめる義歯は噛む機能を重視したものを補填するだけになります。バネが見えないノンクラスプデンチャーもあるので、ぜひ試していただきたいですね。また見た目だけじゃなく、奥歯までしっかり噛めるような治療を心がけています。

口内の機能を守っていくために、今後取り組んでいきたいことはありますか。

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外から目立ちにくい治療を増やしていきたいです。昨今、見た目重視の歯列矯正のニーズは、高まっていますからね。見た目を気にせずに治療できることで、もっと多くの人に噛み合わせや歯列の矯正をしてもらいたいと思っています。あとはノンクラスプデンチャーももっと推奨していきたいです。多くの人に診察に足を運んでいただき、噛み合わせの大切さや治療の重要性について考えていただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/40万円~、舌側ワイヤー矯正/20万円~、ノンクラスプデンチャー/9万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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