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大平 誠 院長、大平 哲士 副院長の独自取材記事

大平歯科

(江南市/江南駅)

最終更新日:2019/08/28

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名古屋市のベッドタウンとして発展し、幅広い年齢層の世帯が生活する江南市にある「大平歯科」は、大平誠院長が1982年に開院以来、地域に根付いて診療。長男であり副院長の大平哲士先生と息ぴったりの連携の取れた診療が特徴だ。院内には座り心地の良い診察台を導入し、プライベートな空間を提供すべく半個室の診療室を併設するなど、きめ細かな配慮が見られる。穏やかで丁寧な語り口の大平院長と哲士副院長に、診療や患者にかける思いについて、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2018年4月2日)

家族で営むアットホームなクリニック

まず、歯科医師をめざしたきっかけからお聞かせください。

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【大平院長】私の実家は家具屋でして、兄が家業を継いだこともあって私は自分の興味をもった分野で手に職をつけようと考えたんです。その時出会ったのが歯科の道でした。大学進学で一時この地を離れましたが、開業にあたって地元に戻り、36年も歯科医院を続けてこられて、とても幸せですね。
【哲士副院長】小さい頃から父の姿を見て育ったので、歯科医師は私にとって身近で、やりがいのある仕事と感じていましたね。住居一体型の診療所だったこともあって、家族団らんの時間といえば、診療が終わった時間でしたし、私たち子どもにとっても、歯科診療は生活の基礎の一つでもありました。ですので、自分が父の背中を追うこともまた、自然な流れだったと感じています。

それぞれ得意とされている、力を入れている分野は何ですか?

【大平院長】幅広い診療を行ってきましたが、中でも小児歯科はご縁もあって勤務医時代に多くの経験を積ませていただきました。昔から子どもが好きでしたし、自分の性分にも合っていると感じていました。現在はご家族3世代にわたって診ることも増え、いろいろな世代のさまざまな悩みに応えられる診療スタイルが特徴となっていると感じています。
【哲士副院長】私は幅広い診療に対応する中でも、特に歯周病治療に力を入れています。歯周病は知らないうちに進行している場合も非常に多く、原因もさまざまです。ですので、患者さん一人ひとりとしっかり話をしていくことで、原因を突き止めていくことを意識しています。また、歯周病において定期的なメンテナンスは欠かせないものですが、おかげさまで多くの患者さんにご理解いただけ、歯科衛生士とともに口腔内ケアに取り組むことを希望される方が多数いらっしゃいます。

どのようなクリニックをめざしていますか?

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【大平院長】開業にあたって、誰でも気軽に来られるアットホームな歯科クリニックをつくりたいと思いました。やっぱり、足を運びやすいことは大切ですからね。
【哲士副院長】父の世代のクリニックは連日混雑している印象がありましたが、私が卒業した頃から患者さんがクリニックを選ぶ時代に変化していきました。痛い箇所の治療にとどまらず、予防も含めて口腔内全体を診て差し上げ、患者さんの健康をサポートできる存在として、患者さんに選んでいただけるクリニックでありたいと思っています。
【大平院長】現在2人で診療を行っていますが、メインは副院長です。私自身は開業から現在まで十分経験を積ませてもらいましたので、今後私は彼のフォローに回る予定です。

いつまでも自分の歯でおいしく食べられる将来を提供

現在の患者さんの主訴や、治療方針について教えてください。

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【大平院長】現在、虫歯で悩む人というのは少なくなっていて、私は保育園の園医をしているのですが、虫歯のあるお子さんは本当に少なくなってきていると感じます。それだけお母さんが持つ、お子さんの歯に対する意識が変わってきているのだと思います。そういったふうに皆さんの意識が変わる中で、私たちが大切にしているのは、一般歯科に重きを置きつつ、なるべく抜かずにご自身の歯を持たせることですね。患者さんがいつまでも自分の歯でおいしくご飯を食べられる将来をお届けすることをめざしています。先ほど副院長からもありましたが、今は患者さん自身が歯科医院を選べる時代。とてもいい時代になりましたし、だからこそ幅広くいろいろな悩みに応えられる一般歯科は、患者さんにとって頼れる存在でもあると思うのです。そこを大切にしていきたいですね。

治療はどのように行われますか?

【哲士副院長】歯を残すためには、例えばインプラントやブリッジなどといったさまざまな選択肢がありますので、それらを患者さんにご提示の上、患者さんご自身に治療法をお選びいただきます。当院ではうれしいことに多くの患者さんが「先生のいいと思う方法で治療してください」とおっしゃるのですが、その際は患者さんのお口、そしてお財布にとって負担の少ない治療法を選択しています。また、患者さんへは希望的観測を述べるのでなく、悪くなったらどうなるか、歯を残せない可能性など最悪の事態についてもご説明しています。治療する上で患者さんと信頼関係を築くことを大切にしており、それは患者さんにご納得いただいて初めて生まれるものですので、患者さんにご納得のいただける診療を心がけています。

健康な口腔内環境を維持するにはどうしたらよいでしょうか。

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【大平院長】現在、愛知県にお住まいの80歳以上で歯が20本以上残っている方は7000人以上といわれています。そのように健康なお口を保つにはやはりクリニックで定期的に歯の周りをお掃除することが必要です。定期的にクリニックにかかっていれば、悪くなる前に状態を食い止めることができ、それは歯を残すことにつながります。それを行うことが歯科医師に求められていることであり、私たちの役割だと思っていますね。
【哲士副院長】歯並びの悪い方はお口のトラブルも起きやすいので、細かく掃除することが必要になってきます。歯列矯正はそれを是正する一つの解決策ですね。けれど実際は歯並びの悪さの目立つ方でないとそこまでの治療は望まれません。年齢を重ね、歯茎が下がってくると、汚れる箇所が増え、磨きにくい範囲が拡大していきます。20歳を超えたら、問題がなくても歯科にかかる習慣を身につけられるととてもいいと思いますね。

歯科診療を通して患者の健康をサポート

そのほかに、患者さんにアドバイスはありますか?

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【哲士副院長】やはり歯周病に悩まされている方は多いですが、そこで大切なのは日頃のブラッシングです。磨き方によってその原因となる汚れの付き方が大きく変わってきます。“一番良い歯の磨き方”というのは実は存在しなくて、歯茎の硬さや歯の大きさなど、患者さんのお口の特徴によって、適した歯ブラシや磨き方のポイントも異なります。そういった指導や衛生管理のプロである歯科衛生士の指導やチェックというのは、口腔内の健康を守るために欠かせないものと思います。ですので、先ほど申し上げたように、年齢を重ねるとだんだん磨きにくい範囲が拡大し、ブラッシングもより複雑になりますので、きちんと磨けているかチェックするためにも、定期的にかかりつけのクリニックに通っていただくことをお勧めします。当院でも、歯科衛生士が中心となって、定期的なケアに力を注いでいます。

これまでの診療で、患者さんにかけられた言葉で印象に残っているものはありますか?

【大平院長】患者さんに「あの時抜かなくてよかった」「自分の歯を残してよかった」というお声をいただくと、自分の行ってきたことに間違いがなかったと思え、充実感を感じますね。
【哲士副院長】父の患者さんを引き継ぐことが増えたのですが、診療後に「次回からどっちの先生に治療してもらっても構わないよ」という声をいただくことがあります。患者さんというのはクリニックというより歯科医師を選んで来てくださっていると思うので、そうした言葉は大きな励みになりますね。

最後に、クリニックの今後の展望についてお聞かせください。

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【哲士副院長】今後も、父が築いてきた信頼関係を大切にしながら、患者さんの健康に寄り添った診療を行っていきたいです。そのためにも、きちんと丁寧に説明する姿勢や、十分に対話を重ねていくことを欠かさずやっていきたいです。そして治療のみならず、予防についてコンサルタントのように歯科医院を気軽にお訪ねいただけたらうれしいですね。

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