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メディカルトリートメントモデルを取り入れ
口腔内の健康を保つ

ササキデンタルクリニック

(小牧市/春日井駅)

最終更新日:2018/09/05

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  • 保険診療
  • 自由診療

近年、健康な口腔内を保つ予防歯科が重要視されてきている。そんな予防歯科の中で、新たなシステムとして注目を集めているのがMTM(メディカルトリートメントモデル)だ。虫歯や歯周病といった歯を失うリスクの“原因”に着眼した上で、原因を取り除き口腔内の環境を整え、健康な歯を長く維持できるようにするもので、口腔内のクリーニングはもちろん、患者自身の体質や生活環境、食育など多岐にわたる。またMTMでは歯科衛生士が患者と二人三脚で進めるため、その関係性はとても濃いものと言える。今回は「ササキデンタルクリニック」の歯科衛生士、市川如乃氏、津曲峰子氏、東恵梨奈氏、井戸智子氏にMTMの目的から年代別のポイントなど詳しく話を聞いた。(取材日2017年2月20日)

自分自身の口腔内の特徴を知り、何をするべきかを理解することで、より良い口腔内環境をつくることができる

QMTMとは具体的にどんなものなのでしょうか?
A
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▲MTMは患者と一緒になり、予防プログラムを考えていく

【東さん】MTMとは患者さんの口腔内の情報をもとに口腔内リスクを把握・予測し、それを回避するための予防プログラムを立案・実践する取り組みです。MTMの目的の一つは、患者さんにご自身の口腔内リスクを理解してもらうこと。これは、理解があってこそ、目的を持って予防に取り組めるようになるからです。そのため、どの患者さんもはじめに患者さんの口腔内の特徴を把握しなければいけません。口腔内診査や問診、唾液検査などを行い体質や生活習慣といった特徴を捉え、患者さんと共有した上で、予防プログラムを患者さんと一緒に考えていきます。担当の歯科衛生士がつき、患者さんに合わせた長期的な指導を行えることも特色の一つですね。

Qどの年代でも大切な取り組みですが小児患者さんでのポイントは?
A
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▲子どもの成長に合わせた口腔ケア、食事が大切

【市川さん】お子さんの成長に合わせた指導を行い、良い環境の土台をつくることが第一となります。特に噛み方・飲み込み方といった咀嚼機能を正しく身につけるためには、3歳までの過ごし方がとても重要。3歳までにどれだけお子さんとご両親の習慣を定着できるかで、その後の永久歯の萌出、歯列の構成などの影響も変わってきます。成長速度は一人ひとり異なりますので、速度に合わせた口腔内ケアや食事の内容、食べ方といった指導が求められます。またお子さんのお口の中の環境を整えるためには、ご両親への指導も不可欠です。まずはご両親が土台づくりを理解し、取り組まれていれば、お子さんも自然と取り組めるようになりますので。

Qご家族の口腔内も出産前に整えておくべき、ということですね。
A
3

▲妊娠中からMTMを行うことが重要

【井戸さん】子どもをつくりたい、と考えたタイミングで開始しても良いかと思います。お母さんの場合、妊娠前もしくは妊娠中に環境を整えておけば、お子さんのリスクを軽減できるだけでなく、妊娠中の体の変化によるお母さんの全身リスクも軽くすることもできます。歯周病は早産のリスクが高まるなど、お口の中の環境と全身は密接に関わっていて、妊娠中であればそれはおなかの中のお子さんにも影響します。母子の健康をしっかり守るためにも、お口の中の環境を整えておくことはとても大切なことなんです。妊娠中でもMTMをスタートすることはできますので、もしもケアで悩まれている方がいればご相談していただきたいですね。

Q成人された患者さんの場合のポイントは何でしょうか?
A
4

▲再治療を行わないためにMTMを受けることが大切

【津曲さん】MTMの目的の一つに、二次虫歯の予防があります。治療を繰り返してしまうと歯の寿命がどんどん短くなってしまいます。そうならないために、いかに二次虫歯ができない環境をつくり上げるか。成人された患者さんの場合はここに重点が置かれることが多いですね。虫歯ができてしまった原因をしっかりと突き止め、ただ治すだけでなく、再治療が必要ない環境をつくり、維持する。これは働き盛りもご高齢の方でも大切なことです。ただ年齢を重ねるごとに筋力や唾液量の低下、服用する薬が増えるといった体の変化もあり、誤嚥を防ぐための嚥下指導も必要となってきます。患者さんそれぞれの全身状態を踏まえた指導やケアが求められますね。

Qご家族をまとめてMTMに取り組むメリットとは何でしょうか?
A
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▲家族3世代で安心して通える

【津曲さん】口腔内リスクは、個人だけを切り取って解決できるものではありません。例えばお子さんをケアするにしても、ご両親が共働きなのか、3世代が同居しているのか、といった家族構成も口腔内の環境に大きく影響します。お母さんとお子さんが気をつけていたとしても、他のご家族に原因がある場合も、珍しいことではないのです。そんな時、ご家族が同じクリニックでケアを受けていれば、私たちが直接そのご家族に気をつけるべきことをお伝えすることができますし、ご家族全体で同じ方向を向くことができるようになります。ご家族が協力し合ってお互いを守り合うことができれば、それだけより良い環境をつくることができるようになります。

ドクターからのメッセージ

佐々木 成高院長

多くの方にとってクリニックは「何かあったら行くところ」と思われがちです。しかし何か起こるその前に、ぜひクリニックに足を運んでいただきたいです。それはご自身はもちろん、ご家族で一緒に来ていただいても大丈夫です。何かが起こってからでは、失ってしまうものもあります。そうならないよう、予防のためにクリニックを活用していただきたいです。中には「クリーニングだけで歯医者さんに行くなんて」と思われるかもしれません。しかし、患者さんやそのご家族が病気にならないことのほうが、私たちにとって喜ばしいことです。患者さんたちの健康を守るために、MTMをはじめとした予防プログラムに取り組んでいただけたらうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

唾液検査:3000円(消費税別)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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