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村上 昇 院長、村上 卓 副院長の独自取材記事

桃花台歯科

(小牧市/小牧原駅)

最終更新日:2019/08/28

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1960年代後半から日本各地に生まれた“ニュータウン”。愛知県でも、高蔵寺ニュータウンを皮切りに、新たなベッドタウンが整備され始めた。桃花台エリアもその一つであり、村上昇院長、村上卓副院長の兄弟で運営する「桃花台歯科」は、ニュータウンの成長とともに歴史を重ねてきた。中でも同院では矯正歯科やインプラント治療に力を入れており、周辺地域に暮らす人はもちろん、より高い水準の治療を求める患者からも根強く支持されている。昇院長・卓副院長から、人生100年時代を見据えた歯科のあり方について、そして日々進化を続ける歯科医療についても語ってもらった。
(取材日2019年1月24日)

地域とともに歩み、常に先進の歯科医療の提供をめざす

桃花台で開業されたきっかけは何でしょうか?

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【昇院長】開業を検討していた当時、このエリアではちょうど桃花台ニュータウンの開発が進められていました。当然、医療分野の区画も整備され、新たな町に根差した歯科クリニックが求められていました。そのタイミングで開業を決め、家族とともにこちらへ移り住みました。約7倍の激戦で開業権を得たものの、当時の桃花台は人寂しい未開の地。荒野の中での開業で、友人たちからは心配の声もあがりました。ところが、開業1ヵ月後にはたくさんの患者さんが来院されるようになり、この新たな土地で患者さんに寄り添い、治療をしていこうと決意しました。
【卓副院長】私も兄と同じ歯科医師の道をたどっていましたので、この自然豊かな気に入った土地で、気心の知れた身内でクリニックを運営できたのはうれしかったですね。今日に至るまで、お互いが専門分野を生かしうまく助け合ってきました。

貴院では精度・能力にこだわった機器を取り入れていらっしゃいますね。

【昇院長】高感度の歯科用デジタルCTを2台導入し、局部を鮮明に映す必要がある場合と、全体を見通す必要がある場合で、使い分けをしています。例えば前者は親知らず、後者は矯正などに使用します。レーザー機器も性能ごとに2台を使い分けています。矯正を受ける子どもも多いので、子ども用の診療チェアもありますよ。
【卓副院長】主に歯周外科治療で使用する歯科用手術台も、機能面で優れたドイツ製のものを導入しています。4つのパーツに分かれて電動リクライニングできるので、患者さんの体を手術にベストな体勢に保つことができるんですよ。常により良い設備を導入して、患者さんに負担が少なく、効果の大きい治療を模索しています。

兄弟ともに歯科医師をめざされたのは、なぜですか。

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【昇院長】親戚に医療関係者が多く、子ども心に憧れがありました。模型を作ったりするのが好きで、手先の器用さに自信があったので、自然に歯科医師をめざすようになりました。実際になってみると、何年やっていても新しい発見があって面白いです。人間が相手なので、歯に関しても個人差が大きいんですよ。「こんな形の親知らず、初めて見た!」と驚くこともあれば、歯の根っこが変わった形で手を焼くことも。本当に発見に満ちた楽しい仕事です。
【卓副院長】私も手先を使って遊ぶのが好きでしたね。小学生の時に、手先の器用さを測るテストで高得点を出したこともあり、その能力を何らかの形で生かしたいと思っていました。また、人と直接関わり人のために役立つ仕事に就きたいという思いもありました。歯科は医学の中でも独立した分野を持っていてとても奥深く、知れば知るほど興味深いです。歯科医師は天職だと感じています。

土台から改善し、患者の生活をより良いものにする

院長は矯正歯科に力を入れていらっしゃると伺いました。

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【昇院長】月1回私がリーダーとなり、大学の矯正研究開発スペシャリストを招いた勉強会を開いています。これを企画してもう25年になりますね。勉強会を通して学んだ技術や知識を、常に治療に取り入れてきました。矯正治療は日進月歩の進化を遂げ、さまざまな器具が発明・改良されています。子どもの矯正は、個々の症例に合った複数の器具を組み合わせて治療計画を立てます。そして、ほとんどの場合中学生までに治療を終えるようにしています。また、成人矯正は、力学、物理学的要素など、テクニカルな面の研究が技術向上につながり、無理なくシンプルな治療がめざせるようになってきました。私自身も、治療計画で悩むことが少なくなり、すっきりと治療ができていると感じています。

どのようなケースで、矯正を検討すべきでしょうか?

【昇院長】受け口とも呼ばれる反対咬合のお子さんは、ぜひ早めに検討してほしいです。子どもは体が大きくなるにつれ顎も発達していくのですが、受け口だと上顎の成長が阻害され、十分に発達できないことがあります。6歳を過ぎた頃に矯正を始められれば、成長に合わせて治療ができるのでより良いと考えます。長い期間をかけて治療をしていくので、お子さんの体や心の成長を見守れることに、大きなやりがいを感じています。過去には、登校拒否の状態にあったお子さんが、治療を通じて「自分も治療に通えた、耐えられた!」という自信をつけることにつながって、学校に戻れるまでになったこともあり、感動しましたね。

副院長は歯周病治療を専門にされていますね。

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【卓副院長】どんなに歯を治療しても、歯の土台が健康でなければ「砂上の楼閣」に過ぎません。歯周治療は、まさにその土台の治療になります。私は、大学卒業後2年間、総合歯科治療を勉強したのち、歯周病治療の分野で専門性を深めてきました。この知識は、のちにインプラント治療を行う場合にも、たいへん役立ちました。歯周病は、糖尿病など他の疾患との関連も報告されていて、全身疾患と深い関係があると考えられています。歯周病治療を行うことで、お口全体のみならず、体全体の健康へと導いていくことも、歯科医師の大切な役割の一つ。喫煙や食事などにも気を配り、根本的な改善をめざします。

人生100年時代を見据えた治療を行う

インプラント治療にも力を入れて取り組んでいらっしゃいますね。

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【卓副院長】インプラント治療は、私が大学を卒業したちょうど30年ほど前より臨床に応用され始め、私もインプラント治療を始めて27年になります。最初はこの治療に疑心暗鬼なところもありましたが、現在は歯科治療の歴史を変えた治療法であると確信しています。入れ歯では叶わなかった歯列崩壊の流れを止め、健全な歯と同様に噛む力を取り戻していく。しかしながら、他の治療法に比べまだ30年の歴史しかないのも事実で、その急速な普及によりさまざまな材料や技術が開発されました。現在はその良し悪しが精査され、ある一定の指針を持って患者さんに提供できる状況です。ただし、インプラントはあくまでも人工物で、ご自身の天然歯には劣ります。患者さんにもその事をよく認識していただき、予防歯科にも取り組み、患者さんのライフステージを考えたインプラント治療を心がけています。

院内には、インプラント治療専用の別棟を併設していますね。

【卓副院長】インプラント治療や歯周外科治療には、手術を必要とします。それを受ける患者さんには、多少なりとも苦痛を伴います。患者さん自身はもちろん、繊細な手技を必要とされる私たちスタッフにとっても、落ち着いて施術できる環境を作るため、外科治療のための施設を独立させました。施設内は、手術室、回復休憩室、カウンセリングルームを設け、エレベーターを配置したバリアフリーのゆったりとリラックスできる治療室を実現しました。窓から見える豊かな自然も、気持ちを和ませてくれるでしょう。精緻な治療に見合った設備、手技、サービスを心がけています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【昇院長】口は健康の源ともいわれます。お口の健康が、全身の健康にもつながっていることは、明らかです。だからこそ、歯のケアをおざなりにせず、虫歯や歯周病の予防に努めてほしいですね。歯科医師としてそのサポートを惜しまず行っていきます。特に矯正に関しては、今でも定期的に勉強会を開催し、私自身常に新しい技術をアップデートしています。
【卓副院長】人生100年時代が始まるといわれていますが、実は歯は努力なしに100年も持つほど頑丈ではありません。だからこそ、セルフケアと専門的なケアで1日でも長く歯を保つ努力が必要です。QOL(生活の質)を高め、健康寿命を延ばすことに少しでも力添えできればいいなと考えています。長い人生のライフステージを見定めながら、患者さんにとって最適な治療を選んでいきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/1本35万円~
マウスピース型装置での矯正/70万円~

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