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遠山 佳伸 院長の独自取材記事

遠山歯科医院

(稲沢市/国府宮駅)

最終更新日:2021/11/15

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国府宮駅の改札口から30秒、隣接する駅ビルの1階にある「遠山歯科医院」には、常勤・非常勤を含めて10人ほどの歯科医師が在籍。インプラント治療や口腔外科などは大学病院から専門とする歯科医師を招聘して対応するなど、幅広い領域での質の高い歯科治療の提供を第一とするクリニックだ。院長の遠山佳伸先生は「歯のことなら何でも相談できる、『歯の総合病院』をめざしています」と語る。近年は訪問診療にも力を入れているほか、車がないために通院困難となり、噛む機能を失ってQOL(生活の質)を低下させざるを得ない高齢者たちを救済すべく送迎サービスを導入した。父の代からこの国府宮に密着した歯科医療を提供してきた中で、遠山先生の地域医療にかける思いと夢について話を聞いた。

(再取材日2021年10月29日)

複数歯科医師により、幅広い歯科領域に対応

たくさんの歯科医師がいらっしゃるそうですね。

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名古屋市立大学からインプラント治療や口腔外科専門の先生に来ていただいているほか、女性の先生なども含め、全部で10人ほど所属しています。ユニットが6台ある診療室には常時2~3人、ほかに訪問診療にだいたい2チーム出動しています。矯正なども含め、高いスキルをもった先生方に集まっていただいてそれぞれが専門性を発揮し、どんな疾患・症状の方が来ても極力ここで治療を完結できるように体制を築いています。基本的に担当制ではなく、患者さんがいらしたときに、その症状に合わせて在席している歯科医師が診療させていただきます。担当が決まってしまうとその先生の癖が強く出てしまうこともあり得ますから、そのためにも複数の歯科医師で診療するメリットがあると考えています。

歯科医師やスタッフの教育などで力を入れていることはありますか?

歯科医師に関しては前述のとおり、お互いの治療がオープンであることで、より良い処置について意見交換することはよくあります。それぞれが専門分野で高いスキルを持っているので、勉強になりますね。歯科衛生士たちはとても勉強熱心で、外部のいろいろな勉強会にも自主的・積極的に参加してくれています。また、昨年より歯科医師臨床研修施設となり、歯科医師や歯科衛生士の教育の場としての機能も持つようになりました。

こちらのクリニックはお父さまから引き継がれたのですね。

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もともと父はこの近くで開業していて、10年ほど前にここに移ってきました。その後私がこちらのクリニックへ来て、一緒に診療をするようになったんです。3年ほど前にリニューアルする際、向かいのスペースを借りて、滅菌装置やスタッフルームなどに使用することにしました。滅菌・感染対策のための機械導入や、スタッフが20人以上になったこと、診療室のチェアを増やしてゆったり診られるようにしたいという気持ちがあり、このようにリニューアルしました。私が歯科医師になったのは、幼い頃から父の仕事ぶりを見ていて憧れたからです。父からは自由にしていいと言われていましたが、やはり父への尊敬の気持ちや、歯科医師という仕事の面白さに魅かれ、この道を志してクリニックを継ぐことにしました。

積み重ねてきた歴史を生かした上で、診療体制を刷新

お父さまから継承したかったこと、一方で新しく取り組んでいることは何ですか?

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父の代から通ってくださっている患者さんもたくさんみえます。父が何十年も診療している方は、時々ふらっといらっしゃるので、そういう方が気楽に通い続けられるような雰囲気を守っていきたいですね。また継承にあたり、患者さんの生涯にわたって、診療をさせていただける体制にしたいと考えました。父の代より、予防歯科やメンテナンスに注力していたこともあり、年齢を重ねても歯が残っている患者さんが多くいらっしゃいます。これは多くの方に、歯を残していく大切さを浸透させることができた一つの結果でしょうし、だからこそ生涯にわたって継続していく必要もあると思うのです。高齢者医療への取り組みや、専門的なスキルを持つ歯科医師の数を増やし、歯科の幅広いジャンルに高いレベルで対応できるようにしようとしていることも、その一環です。めざすのは「歯の総合病院」。歯のことなら何でも相談できる、そんな存在でありたいですね。

患者さんと向き合うときに、大事にしているのはどんなことですか?

やはり一番大切なのは、患者さんの利益です。治療方針を立てるときも、先を見て患者さんの利益になるかどうかを常に考えるよう、すべての歯科医師に徹底しています。診療報酬の点数稼ぎのような無駄な治療や、高額な自費診療を無理やり勧めるようなことはしません。それは歯科医師たちにとってもストレスにならず良いことです。また患者さんの希望をきちんとお聞きするには情報提供も必要なので、わかりやすく説明し、選択肢を提示するよう心がけています。患者さんが抜きたくない歯を無理やり抜くこともしません。歯は患者さんの体の一部。それを勝手に、傲慢に抜く権利は私たちにはないからです。歯科医師として、専門家として「抜いたほうが良い」とお話しすることはありますが、残せるものは極力残します。

感染対策にかなりのこだわりをお持ちだと伺いました。

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リニューアルの際にプラズマ滅菌を導入しました。これは大学病院で使用しているような滅菌装置で、一般のクリニックでは珍しいと思います。通常使用されるオートクレーブは高温で処理するために金属には使えますが、プラスチックは溶けてしまいます。ガス滅菌で対応できるものもありますが、中途半端なのは気持ちが悪かったので、思い切りました。感染対策はいい加減な点があれば、スタッフにはわかってしまいます。もしも「ここは駄目だと思うんだけど院長には言えないよね」というようなことが起こっていては、スタッフに対しても、患者さんに対しても、うそをつくことになります。コストはかかりますが安心・安全を追求したかった。この点では、他院には決して負けないと思います。

地域の中核歯科をめざして

最近、口腔がん検査を始められたと伺いました。

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何年か前にタレントさんが舌がんの手術をしたことが取りあげられて以来、口腔がんへの関心が高まったようで「私は大丈夫でしょうか?」という患者さんが増えているのを感じていました。不安を訴えられた場合や歯科医師や歯科衛生士が異変に気づいた時は視診でも確認しますが、さらに精度の高い診療をめざすため検査機器を導入しました。特殊な光を照射すると病変部分が黒く見える光学検査機器です。この検査で口腔がんが疑われる患者さんは専門の病院に紹介します。口内炎がなかなか治らない、口の中の粘膜が白くなったり赤くなったりしている部分がある、痛みや出血があるという方は一度、相談していただきたいです。歯科クリニックは歯の治療だけではなく口の中の症状に幅広く対応しています。違和感や不安があれば遠慮なく受診してください。

訪問診療や送迎サービスに積極的に取り組んでいらっしゃいますね。

車がない、運転できない、家族に送迎を頼みづらい。そんな理由で歯の治療ができず、噛めなくなってQOL(生活の質)を落としてしまうご高齢の方が少なくありません。そういう患者さんのために送迎サービスと訪問診療を始めました。訪問診療は歯科医師と歯科衛生士がペアで患者さんのお宅へ赴き、歯科治療の他に口腔ケアを行います。地域の言語療法士(ST)さんや訪問看護師さんらと連携して、リハビリテーションやケアの計画を立てることもあります。送迎サービスは当院から半径16km圏内の患者さんが対象です。ドライバースタッフは乗り降りの介助や車いすの補助、患者さんとのコミュニケーションもスムーズだと良い評判をいただいているようです。地域の皆さんが、できるだけ最期まで元気な歯で噛めるように貢献していきたいです。

最後に、これからの抱負と患者さんへのメッセージをお願いします。

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これからはより一層、予防に力を入れていきます。現在も多くの患者さんが予防のために通ってくださっていますが、単に定期的なクリーニングやメンテナンスを促進するだけでなく、口腔がん検査ができるようになったことを皆さんに知っていただくなど、口の健康に関心を持ってもらえるような発信をしていきたいです。父の代から数えてこの地域で40年くらいやってきました。皆さんに愛されながら、通っていただいて、信頼していただいて、それを裏切らずますます頼れる「地域の中核歯科」のような存在になれたらうれしいです。そして地域のいろいろなポジションの方たちと連携し、一緒にやっていきたいと願っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療
精密検査・診断 3万円~
1期治療(乳歯と永久歯の両方が生えている時期に行う治療です) 35万円~
2期治療(すべての歯が永久歯の時に行う治療です)マルチブラケット装置 70万円~
部分矯正(片顎や前歯のみなどに行う治療です)35万円~

インプラント治療
インプラント手術(1本)27万5000円
※詳細はお問い合わせください
※自費治療のお支払いにつきましては各種クレジットカード利用可能

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