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10年後、20年後の歯を守る
予防歯科の重要性と治療の選択肢

岩倉中央歯科医院

(岩倉市/岩倉駅)

最終更新日:2024/10/08

岩倉中央歯科医院 10年後、20年後の歯を守る 予防歯科の重要性と治療の選択肢 岩倉中央歯科医院 10年後、20年後の歯を守る 予防歯科の重要性と治療の選択肢
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誰しもが10年後、20年後も自分の歯で食事がしたいはず。天然歯を守るために、近年注目されているのが「予防歯科」だ。将来の歯を守るための予防に注力している「岩倉中央歯科医院」の小山剛輝院長は、「どんなに歯科技術が発達しても、ご自身の歯に勝るものはありません」と言いきる。予防をすれば歯を失うリスクを低くできるという考えから、予防を1人でも多くの人に知ってもらいたいという小山院長は、予防と併せて行う検査も精密な部分にまでこだわっている。歯の残存数が認知症とも関連していることが注目されている中、小山院長に予防の必要性や、定期的な検診を受けるメリットを聞いた。

(取材日2024年9月9日)

老後もおいしく食事をするために、重要な定期検診。家族でデンタルIQを上げて、天然歯を守る

Q予防の必要性について教えてください。
A
岩倉中央歯科医院 定期的な検診が歯を失うリスクの低減につながる

▲定期的な検診が歯を失うリスクの低減につながる

定期的に予防で歯科医院に通うと、虫歯や歯周病になるリスクの低減が期待できます。予防は生涯ご自身の歯で過ごしてもらうには、一生必要なもの。しかし、日本人は痛みが出てから、入れ歯に不具合が出てから歯科医院に来る方がまだまだ多いのが現実です。日本は歯科治療が進んでいる海外と変わらない技術があるので、皆さんのお口への意識を高めて天然歯を残してほしいと思っています。そのため、例えば久々に来た患者さんの検査をして歯周状態が悪ければ、このままだとどんなリスクがあるのかをはっきりと伝えます。リスクを知ってもらうことで患者さんの意識はかなり変わりますからね。

Q先生は予防の精密な部分にもこだわっているそうですね。
A
岩倉中央歯科医院 患者の状態に合わせて細部まで検査を行う

▲患者の状態に合わせて細部まで検査を行う

予防の場合、おそらく初診の検査は、どこの歯科医院へ行っても同じような内容でしょう。2回目以降は精密検査に変わるので、当院では1本の歯に対して歯周ポケットを4ヵ所、もしくは6ヵ所調べさせてもらいます。予防では、骨が溶けているなど状態が悪い部分を写真や図解で出して、毎回患者さんへ現状の説明をします。さらにエックス線検査で骨の状態を調べ、歯周の状態を詳しく見たいときは、歯科用CT・3D撮影装置による検査をさせてもらいます。せっかく治療をしても、口腔環境が良くなければ再発してしまいますからね。当院では治療が必要な患者さんの場合は、メンテナンスで口腔環境を整えながら、治療も並行して行っていきます。

Q痛みなどの自覚症状がなくても定期的に検診を受けるメリットは?
A
岩倉中央歯科医院 毎日のセルフケアと定期検診が大切

▲毎日のセルフケアと定期検診が大切

歯を失うリスクを減らせることでしょうね。外傷以外で歯がいきなり抜けることはないので、定期検診に来てもらえたら、抜ける前に対策が立てられます。5年後、10年後、自分の歯で食事するためには、毎日のセルフケアと定期検診でのお掃除が必要です。口腔環境の維持に近道はないので、見た目に変化や自覚症状がなくてもこつこつセルフケアをする、定期検診を習慣にできれば、10年後には結果が出るでしょう。また、持病でお薬を飲んでいる方は歯周病の進行スピードが速いので、特に気をつけてほしいですね。当院でも、薬を飲んでいる方には歯科衛生士からリスクの説明をさせていただいています。

Q歯を守りきれなかった場合の治療の選択肢を教えてください。
A
岩倉中央歯科医院 さまざまな選択肢の中から自分に合った治療を選択できる

▲さまざまな選択肢の中から自分に合った治療を選択できる

歯を抜きたい方はいないと思いますので、まずは歯を残す前提でお話しさせてもらいます。どうしても残せない場合は抜歯しますが、抜く前に歯を抜いた後の治療について説明します。治療の選択肢として、インプラントから入れ歯まで自費治療も保険診療もすべて金額まで提示。金具が入っていない入れ歯もあるので、メタルフリーにこだわる方にも選択肢を提案可能です。どんな治療にもメリットとデメリットがあるので、それらをきちんと説明した上で患者さんに治療方法を選んでもらっています。説明や患者さんの理解度が十分でないと、不信や不満につながるので、説明をしっかり行うことを心がけています。

Q親子で予防することで得られることはありますか?
A
岩倉中央歯科医院 親子で通うことで、家庭に合わせた指導やアドバイスが可能

▲親子で通うことで、家庭に合わせた指導やアドバイスが可能

家族全員を巻き込んで予防するとデンタルIQも上がりやすく、予防を強く意識できるので続けやすいと思います。何事も1人でやるより2人、2人よりも4人でやったほうが続くのではないでしょうか。当院では妊婦さんで歯科検診を希望される方や、出産されてからもお子さんと来てくれる方が多いです。患者さんには0歳の子もいますね。出産後に歯茎が腫れやすいことや、妊娠と歯周病の関係を知らない方が多いので、家族みんなで理解して家族ぐるみで幸せになってもらえたらいいなと思います。今通っているお子さんが大きくなって結婚して、子どもができたときに同じように伝えてもらえればうれしいですね。

ドクターからのメッセージ

小山 剛輝院長

どんなに歯科技術が進んでも、天然歯に勝るものはありません。10年後も家族と一緒に食事を楽しむには、予防で口腔内をきれいに保つのがベストでしょう。特に歯周病は「今日お掃除したから明日治っている」ということはなくて、唾液の性質や年齢、服用している薬も関係するため、すぐに結果が出てくるものでもありません。しかし、将来のことを考えるなら、口腔内環境を良い状態で保つために、口腔内の状況に合わせて毎月、もしくは2ヵ月に1回程度検診に通ってほしいですね。また、歯周病が進行してしまった場合は、歯周組織再生療法も行っていますので、そちらもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円~、ノンクラスプデンチャー/11万円~、歯周組織再生療法/3万3000円~

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