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木下 篤敬 院長の独自取材記事

きのした歯科口腔外科

(愛知郡東郷町/米野木駅)

最終更新日:2021/10/12

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「生まれ育った地元で、人々の健康を守りたい」。インタビューの中で、「きのした歯科口腔外科」の木下篤敬院長は、診療にかける思いをそう口にしてくれた。2016年4月、院長の父親が営んできた旧木下歯科医院の後を継ぐ形で開院。かつて、総合病院で勤務していた経験を持ち、当時抱いた思いから、同院を訪れた患者は治療が完結するまで同院で診察するという確固たる信念を持つ。そのための知識も腕も設備も兼ね備えていると話す木下院長に、開院したばかりの院内のこだわりや先代の院長である父親のこと、クリニックの今後について話を聞いた。

(取材日2017年3月4日)

家族のように患者と接し、治療を完結する

クリニックの診療スタイルを教えてください。

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基本的な信念としては「ここへ来た患者さんはここで治す」というスタイルで行っています。開業する前、僕は大きな総合病院の歯科で勤務していました。そこでは持病をお持ちの方や複雑な治療が必要な方、年齢も子どもからご年配の方まで、幅広く診てきました。そのときの経験から、自分が開業するなら総合病院に送らなくてもいいようなクリニックにしたいと思ったんです。ご覧のとおりこの辺りはのどかな土地柄なので、総合病院を勧めていたら患者さんは通院が大変ですし、何より僕を頼って来てくれた患者さんをよそへ送ることはしたくないんです。そのためのスキルも設備も兼ね備えていると思っていますし、よく知る地元の患者さんたちを、最後まで僕の手で治したいという思いは強いかなと思いますね。

診察の際は、どのようなことを心がけていますか?

これはスタッフにも言っていることなのですが、「患者さんを自分の家族のように接する」ということですね。痛みや不安に親身になって寄り添うことはもちろん、患者さんの反応を見て治療にご理解をいただけているか、一方的な治療になっていないか、ということも大切なことだと思います。なにせここは僕が生まれ育った地ですから。子どもの頃からよく知っている患者さんも、最近この地域に移り住んで来られた方も、僕にとっては家族も同然。より地域に根差した医療をするために、近いうちに訪問診療も導入しようと検討しています。技術的な面で言えば、削る量をできるだけ少なく、金属もできるだけ使わないということ。時間がたってからの金属アレルギーを防ぐためにできるだけ推奨しています。

先生のお父さまも、この地で長く歯科医師をされているそうですね?

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父もこの地で約40年、地域の方々のお口の健康に携わってきました。当院を開院した今でも、腕を振るってくれています。患者さんを診る割合的には断然僕のほうが多いのですが、昔ながらの患者さんは父の診察を受けたいと言ってくださいますし、父には父の診療スタイルがありますから。子どもの頃から父の働く姿を見て育ちましたが、僕も歯科医師になってみると診療方針はだいぶ違うなと思いますね。極端な例ですが、父は「歯をなんとしてでも残す」タイプで、僕は「周りの歯への影響を考えて抜歯も検討する」タイプ。どちらの方法が良い悪いではないんですけどね。ただ、歯科医師としては今でもとても尊敬できる存在です。技術もさることながら、長年にわたる患者さんとの信頼関係は、すごいなと思いますね。

動線に配慮した院内づくりと殺菌・滅菌機器の導入

2016年4月に開院されたばかりですね。院内のこだわりを教えてください。

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いろいろありますが、患者さんとスタッフとの動線を分離したところが一番大きいですね。この辺りはご年配の方も多いですし、スタッフが忙しく走り回ることで万が一車いすにぶつかってしまっては大変ですからね。お子さまが来院されたとき、危険な薬品や器具に触れないようにという観点から見ても、やはり動線は分けるべきだと思っています。あとは、プライバシー保護のため半個室の診察室が3部屋と、完全個室になっている広めの診察室を設けました。ここでは一般治療もできますし、病院の手術室で使うレベルの空気清浄機を入れているので、インプラントや外科処置も清潔な空間で行うことができます。設備面ですと、滅菌の機械は高クラスのものを導入し、外科的処置の際の消毒・殺菌には特にこだわりました。

患者さんの層について教えてください。

父の代からの患者さんはご年配の方もいらっしゃいますが、最近は若いご家族やお子さま連れも増えてきましたね。父が開業していたときには、子どもの患者さんはあまり受け入れてこなかったので……。というのも、父は子どもに泣かれるとタジタジだからです(笑)。平日の夜は会社帰りの成人の方が多いですし、土曜日は特に子どもの患者さんが目立ちますね。この辺りは大学も多くありますので、大学生の患者さんがよくいらっしゃるのも特徴でしょうか。症状としてはやはり虫歯の治療が多いですが、まれに唇や舌を切ってしまったというような外傷の処置もあります。若い方ですとホワイトニング、ご高齢の患者さんはインプラント治療で来院される方が多いですね。開院してもうすぐ1年になるので、より広く認知していただいて、どんなときでも頼っていただけるクリニックでありたいですね。

患者さんとのエピソードはありますか?

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エピソードというか、ここ1年で実感したのは、「紹介で来ました」という患者さんが多いことですね。特に自費診療を希望される方はそうなのですが、実際当院で施術を受けた方にご紹介いただいたというお話をよく耳にします。それだけ患者さんにご満足いただけたということだと思うとうれしいですね。あとは、遠くに引っ越しをされた方が、1ヵ月に1度、帰省されるたびに来院してくださることもありがたいです。最近の傾向としては、皆さん予防歯科に対する意識が高いようなので、定期的に来てくださる患者さんが今後増えていくといいと思っています。

アットホームな医院。今後も地域に根差した医療を

スタッフの方との関係性はどうですか?

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当院は父が歯科医師として在籍しているだけでなく、母が歯科助手として、僕の妻も看護師として一緒に働いています。あとは歯科助手さんも含めて、合計6人で毎日診療しています。ほぼ家族で構成されているのでとてもアットホームな環境ですね。妻や看護師さんたちはよく歯科のセミナーに行って勉強してきてくれるので、とても頼もしい存在です。僕からアドバイスすることもあるのですが、そんなに頻度は多くないです。全身疾患がある患者さんへの治療の進め方や、服用中の薬についての注意点など、その都度行うようにしています。患者さんとの関わり方として、開業前に接遇マナーの講師の方を呼んで、接し方の基本的な知識を学んだりもしました。ですので、患者さんとコミュニケーションを取ることに関しては、僕が口出しするようなことは何もありませんよ。

そんな先生の、学生時代について教えてください。

僕は生まれも育ちも東郷町で、子どもの頃は野球に熱中していましたね。一方で、プラモデルやラジコンを作って遊ぶこともありました。僕は好きでやっていたんですが、父からはずっと「お前は不器用だな」なんて言われていまして(笑)。歯学部に入ったら、意外と自分は器用なほうなんだなということがわかりました。そういう点では、詰め物やかぶせ物、補綴の科目は得意といえば得意ですね。歯科医師になってからは、仲良くなった先生に連れて行っていただいてゴルフを始めました。冬はスノーボードもやっていましたし、アクティブに体を動かすのは今でも好きです。

読者にメッセージをお願いします。

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当院は地域に根差したスタイルで今後も治療を続けていきたいと思っています。そしてその一環として訪問診療を近いうちに始めたいというところです。もちろん、地域外からみえた患者さんも、僕の診療方針である「ここへ来た患者さんはここで治す」のとおり、他の医院にまわすことのないよう最後まで責任を持って治療をさせていただきたいですね。また、ホワイトニングや詰め物、義歯にも当院は力を入れていまして、技工士を当院に呼んで、実際に患者さんのお口の中を見てもらっています。そうすることで、見た目的にも機能的にもより優れたものを患者さんに提供できますので。また、当院は患者さんの気持ちに寄り添う診察をスタッフ一同心がけています。診察が終わった後の受付で「主訴がきちんと伝わらなかった」「説明がわかりにくかった」などとおっしゃらず、遠慮せずにぜひ診察中になんでもお伝えくださいね。

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