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佐藤 聡太 院長の独自取材記事

さとう歯科医院

(北名古屋市/徳重・名古屋芸大駅)

最終更新日:2021/10/12

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開業以来40年以上の長きにわたり地域の歯の健康を支えてきた「さとう歯科医院」。佐藤聡太院長は幅広く歯科疾患に携わる中でも、大学時代の経験を生かして歯周病の治療・予防に注力する。穏やかな笑顔とやわらかな語り口で人の心を温かくほぐす佐藤院長。医院40周年にはサプライズでお祝いされたほどスタッフからも愛されているようだ。そんな佐藤院長に、同院の診療の特徴や魅力をたっぷりと語ってもらった。

(取材日2021年7月30日)

父の代から40年以上地域に寄り添った歯科医療を提供

2017年にクリニックを継承されたそうですが、それまでの経緯を教えてください。

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もともとは大学病院に勤めていて、臨床や研究、教育もしていました。5、6年前くらいから週に一度ここを手伝うようになっていたんですが、父の代から長く通ってくださる患者さんも多く、私に向かって「大きくなったね」と声をかけてくださる方もいらっしゃって(笑)。大学病院で勤務を続ける選択肢もあったのですが、自分が継がなければ、声をかけてくださる患者さんたちは父の代が終わったら違う歯科医院を探すことになってしまう。それは寂しいと思うようになったんです。とはいえ、院長に就任するタイミングは自分で決められるわけではありません。数年一緒に診療し、父が「そろそろいいんじゃないかな」と言ってくれたタイミングで院長になりました。父は仕事に対してはすごく厳しい人なのですが、任せてくれるというか、歯科医院を譲ると決めたら「好きなようにやっていいよ」と、言ってくれました。

引き継いでからはどのような診療を?

大学病院では予防歯科や歯周病が専門だったのですが、もともとそういったことを含めた予防全般を父がもうやってくれていたので、引き継ぎは非常にスムーズでした。スタッフも一緒に勉強していて知識を身につけてくれていたので、非常にありがたかったです。代が替わると診療方針や雰囲気がガラッと変わるクリニックもあるようですが、当院の場合は従来の雰囲気を守りながら、その上で新しいものを加える感じです。この取材の前にも患者さんがお菓子を差し入れに持ってきてくれて、そういった温かみがとてもありがたいですね。町の歯科医院ならでは親しみやすさを大切にしつつ、設備は歯科用CTや口臭の検査の機材など、大学病院と同じものを使っているのも当院の特徴です。

患者さんの層は変わらない感じですか?

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父が開業した41年ほど前から基本的に同じスタンスで診療しています。ですので、患者さんも昔からずっと通い続けてくださる方も多く、ご年配の方、それからそのお子さんやお孫さんも来てくださっています。地域的に高齢化が進んでいるかなと思っていたのですが、名古屋のベッドタウンなので、小さいお子さんがいる若いご夫婦も増えてきている印象です。そういった若い方々はインターネットを見てきてくださる方が多いですね。

現在のスタッフ体制について教えてください。

スタッフの人数は私がここに来てからかなり増えました。やってみたい診療や取り組みがたくさんあって、それを実践するうち自然と増えてきた感じです。例えばその一つが訪問診療です。昔からの患者さんの中には通うのが難しくなられた方も多く、父が訪問診療を始めたので、今は訪問専門の歯科衛生士が3人います。外来診療は私が中心となって診療していますが、何か決定する時は必ず父に相談していますし、父も助言してくれます。開業した父がいて、創業当時のスタッフや患者さんがいて今につながっているのですから、その想いは大切にしたいんです。母は50歳を過ぎてから歯科衛生士の学校に通い資格を取りました。バイタリティーにあふれた人で、母のこともとても尊敬しています。

専門知識と経験を生かして歯周病治療・予防に注力

こちらで診療し始めてから、専門の歯周病治療にはどのように取り組んでこられましたか?

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大学病院時代は、歯周病と口臭治療が専門で、論文を書いたりもしていたんです。ただ地元では需要がないのかなと思いつつ、歯周病や口臭の診療を始めてみたところ「検査してみたい」という方が案外多く、今では私が診療を始めた当初より患者さんの意識が高まってきたように感じます。実は最初の頃は歯周病が進行している患者さんに日帰り手術を勧めても、「痛くないのに手術なんて必要ですか?」とよく聞かれました。当時は「なぜわかってもらえないのだろう」とジレンマを感じたものですが、今思うと独り善がりでした。自分が患者さんだったらどう思うかを考えれば、ただ説明するだけが大事ではなくて、患者さん自身が説明を理解できたかどうかが大事だということがわかるようになりました。それからはスタッフとも歯周病についてよく話すようになり、クリニック全体として理解を深めようと考えるようになりました。

スタッフさんたちもよく勉強をされているそうですね。

全員でのミーティングが月に2回、メインのメンバーと私だけでのミーティングが別に1回あります。朝礼でも話をする機会がちょくちょくあります。歯科医師よりも歯科衛生士や受付スタッフのほうが患者さんと接する時間が長いんですね。ですから、スタッフの知識こそ大事だと思っています。スタッフもきちんとした知識があれば患者さんも相談しやすいでしょうし、それがきっかけで関心を持ってくださいます。当院のスタッフは皆優秀で患者さんへの対応も丁寧でとても感謝しています。

そもそも歯周病とはどんな病気ですか?

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歯周病は歯周病菌が歯茎の内に入り込み、炎症を起こす病気です。メカニズムは花粉症に似ています。花粉症はスギ花粉などのアレルギー物質が体の中に入るとそれを追い出そうとして免疫が作用し、その作用が過剰になって鼻水が出たり目がかゆくなったりします。歯周病もそれと同じで、菌に対して体が過剰に闘って、その結果自分で自分の骨を壊してしまうんです。よく「歯茎が下がる」と言いますが、実際は顎の骨が溶けていることが多いんです。誰もがかかる可能性があるのですが、歯周組織には歯のように鋭い神経が通っていないので、気づかぬ間に進行していることが多いんです。

歯周病治療の一環としてインプラント治療にも対応

歯周病を予防するにはどうしたらいいでしょうか。

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正しい知識を身につけることと、歯磨きが何より大事です。同じ歯並びの人は一人としていないので、その人に合わせた磨き方が必要になります。そのため、患者さんにはスタッフが必ず歯磨きがいかに大切かをお話するようにしています。歯周病は私たちが治す病気ではなく、患者さん自身に頑張って予防していただく病気です。私たちができるのはそのお手伝いなんですね。ぜひ正しい歯磨きの仕方を身につけてほしいと思います。ただ、歯の構造上どうしても取れない汚れや歯石の付着もありますので、家でのケアと並行して定期的に歯科医院でプロのメンテナンスを受けて頂けたらと思います。

インプラント治療にも対応されているのですね。

どんなに歯周病予防を頑張っても100%防ぐことはできませんし、努力をしても何らかの理由で歯を失ってしまうことだってあります。インプラントはそういった場合の選択肢の一つです。失った歯を補う方法にはほかに義歯もあるしブリッジもありますので、それぞれのメリット・デメリットをお話しして患者さんに選択していただくようにしています。私は歯周病治療を専門としていますが、この分野では歯茎をどういう形にするとか、厚みや骨の形など、相当勉強するんです。その知識を生かしたインプラント治療をご提供したいと思います。また、患者さんの治療の選択肢を増やすためにも、安全かつ精度の高いインプラント治療をしたいと考えています。

かかりつけの先生にインプラント治療もしてもらえるとなると、患者さんも安心ですね。

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私も自分の患者さんは最後まで責任を持って診たいという気持ちがあるので、そう言っていただけるとうれしいです。当院では年齢を重ねてもおいしく食事ができ、人と話ができることを目的にしています。その手段の一つにインプラント治療があるわけですが、まずはインプラントを入れなくても済むように歯磨きを頑張ってもらって、メンテナンスに来ていただくことが大切です。歯周病も今は治療のバリエーションが広がってきましたが、歯周病治療の基本は、結局「徹底的な掃除」です。なので、まずは歯磨きを徹底し、その上で歯科の技術で補うと考えていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/34万1000円
義歯/7万7000万円~
PMTC/2750円~(初回のみ半額)
歯列矯正/40万円~

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