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内匠 孝 院長の独自取材記事

タクミ歯科医院

(愛西市/藤浪駅)

最終更新日:2021/10/12

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愛西市にある「タクミ歯科医院」。院長の内匠孝(たくみたかし)先生は「この場所に開院するとき、立地上、患者さまが来院しにくいのではないかという意見もありました。だからこそ私としては、よりよい治療を行うことで患者さまに喜んでいただこうと努力できたのかもしれません」と話す、実直な人柄。その印象のとおり、開業しながらも矯正治療やインプラント治療を学ぶため、研究生として大学に籍を置きながら積極的に知識・技術の修得に励んだ勉強熱心なドクターだ。治療だけでなく予防歯科にも力を入れている点も頼もしい。常にポジティブで明るく、人懐っこい笑顔でまわりを和ませる内匠院長。「自分が得たものを分かち合うことで患者の健康を守っていきたい」という熱い想いをたっぷり語ってくれた。

(取材日2017年6月13日)

いつまでも健康でいられるよう治療後のケアに注力

予防を重視されているそうですが、そう考えるに至ったきっかけは?

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きっかけとなったのは、ある講習会で「歯科医師は虫歯を削るのが仕事か、それとも虫歯をつくらないように努力することが仕事なのか」という講師の言葉を聞いたときです。この言葉は、私にとって歯科医師としての存在を考える契機となりました。例えば車も納車されたときが一番よい状態ですが、その後のメンテナンスや保管状態によって、同じ車でも年月とともに状態が違ってきますよね。歯も健康な時や治療が終わったときが一番よい状態ですが、その後はケアの仕方で変わっていきます。年月が経過してもよい状態を保ち、患者さまがよい治療を受けたことを実感していただくためにも、予防と定期検診に力を入れて取り組んでいるんです。

予防や定期検診は、そのほかにどんな面で大切でしょうか。

ここ愛西市は、糖尿病の患者数が県内でも多い地域であると言われています。ひいては、「糖尿病のリスクを持っている」患者さまの数も多い地域であるということが言えます。糖尿病疾患があると、歯周病やインプラント治療後の歯肉の炎症につながる可能性も大きくなります。当院では、血糖値を測ることで糖尿病リスクの程度を調べ、歯科治療に役立てることができるようにと計画しています。これは、測定器で血糖値を測定して表される数値をもとに、患者さまと相談して治療方法を決定していこうというものです。これにより糖尿病のリスクが多いと判断される場合には、内科での受診をお勧めすることもでき、早期の糖尿病発見につなげられると考えています。

患者さんとの信頼関係をとても大事にされているそうですね。

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虫歯やインプラント治療後に、私が患者さまによくお話しするのは、「歯科治療は結婚と同じ。結婚はゴールではなくスタートだ」ということ。治療完了が終わりではなく、ここから歯科医師との付き合いを続けていただきたいのです。つまり、定期的なメンテナンスを大切にし、これから先虫歯にならないように、治療した歯が悪くならないように歯科医師と患者さまと一緒に努力をしていきたいのです。5年後もよい状態、10年後にもよい状態でよかった、と確認しながら一緒に予防に取り組んでいくのが理想です。また、こうして長く診察させていただいて経過を見せていただくことは、私にとって何よりも勉強になることだと感じています。

患者が来院しやすく、スタッフも働きやすい歯科医院に

医院設備について教えてください。

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まず、CTとレントゲン検査を一緒に行う機材を設置しています。インプラント治療を行う上で、あらゆるリスクを回避し、安心安全に治療を進めるためにも、CT検査は必須であると考えています。この機材の導入前は連携病院まで出かけて検査を受けていただいていましたが、現在は当院内でCT検査することができますので、患者さまにも負担をかけずに済むようになりました。また、口臭が気になる方には、簡単に検査できる口臭測定器をご用意しています。口臭の原因がお口からであれば当院で治療し、もし胃からであれば疾患が隠れているかもしれませんから、内科への受診をお勧めします。こうしてひとつの検査で全身の健康へとつなげていくことができるのも有意義なことだと思います。治療に使用するタービンや各機材の滅菌も、患者さまごとに行い、常に安全に努めています。

乳幼児を連れたお母さんたちにも評判がよいと伺いました。

保育士資格を持ったスタッフが常駐しているので、お母さんが治療を受けている間、キッズルームで一緒に過ごすことができます。待合室には人型ロボットを設置していて、ゲームやクイズをしながら楽しく遊ぶこともできるんですよ。小さなお子さまをお持ちのお母さんでも安心して診察が受けられるようで、「通いやすい」と言っていただけるのはとてもうれしいですね。

院長のほかに常駐の歯科医師もいらっしゃいますね。

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現在、私を入れて3人の歯科医師が常駐し、それぞれに担当制を導入しています。そうすることで、一人ひとりの患者さまの状態を把握した治療を行うことができます。また、歯科医師にとっても同じ患者さまの様子を長く見ることは、勉強になることも多いと思います。その中で最も大切に考えているのは、患者さまとのコミュニケーションです。たくさん会話し、互いの理解を深めることで、信頼関係をつくることができるよう努めています。今はほとんどがデジタルの時代です。だからこそ、アナログともいえる人と人とのコミュニケーションを重要視し、歯科医師を信用していただくことができたら、そこから本当の意味で患者さまと一緒に治療に向かうことができるのではないでしょうか。

スタッフの皆さんは先生にとってどんな存在ですか?

現在、口腔外科専門の先生、往診を手伝ってくれる非常勤の先生に来ていただいています。また、歯科衛生士をはじめ、熱心なスタッフが大勢います。こうしたスタッフがいてこそ、私は院長として続けてくることができたといつも感じています。数年前には開院20周年の記念として、これまで当院に関わりを持ったスタッフ、研修医の先生など全員を集めて大きな記念パーティーを開くこともできました。スタッフが働きやすい職場であるようにと考えてきましたが、これからもその思いは大切にしていきたいです。

開業後に歯学博士を取得した前向きな努力

小児矯正について学ばれたきっかけを教えてください。

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開業の頃、矯正治療を行っている歯科医院に見学に行ったことがありました。当時は専門分野であった矯正治療について、大学在学中に勉強する機会がなかったため、実際に症例を見たとき、矯正治療によって歯が動くということに、たいへん興味を持ちました。歯が動けば、治療の幅が広がるのではないかと感じたのです。例えば、歯並びを直すことで虫歯になるリスクを減らすことができます。また、先天性欠如といって生まれつき欠損した歯がある場合でも、矯正をしてからインプラントを施すなど、歯科医師ができることが増えると思いました。そこで、新潟の日本歯科大学にて歯科矯正学を学びました。当院でも多くの親御さんからご相談いただきますので、きちんと勉強をしてよかったと感じています。

開業医として働きながら歯学博士を取得した理由は?

きっかけのひとつに、父からの言葉がありました。「専門を追究するのは奥が深く魅力的かもしれないが、決して井の中の蛙のようにならず、幅広い視野を持つべきだ」と言われたのです。自営業として成功していた父の言葉は、常に私の教訓となりました。そこで、開業と同時に歯科矯正学を学ぶために、大学の研究生として席を置き、週に1度定休日に勉強に通い歯学博士を取得しました。開業しながらの勉強でしたから、努力が必要でしたが、大学では多くの教授から話を聞く機会に恵まれ、学ぶべきことがたくさんあり充実した時間だったと思います。そこで得た知識や考え方は、現在の医院の診療方針に大きく影響していると感じています。

今後の医院の展望について教えてください。

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血糖値検査、唾液検査などから、あらゆるリスクを調べることで、お口から体全体の健康を保てるような診療を行っていきたいです。また、私が学会や講習に参加することで得る最新の情報などを、患者さまに伝えて役立てていただきたいと思っています。そして何より、「タクミ歯科医院に来てよかった」と感じてもらうことができるような医院づくりを続けていきます。虫歯が治ってよかった、キッズルームがあって助かった、歯科衛生士が優しくてよかったなど、どんな小さなことでも、患者さまがよかったと感じることができる歯科医院であり続けたいですね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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