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吉田 貴光 院長の独自取材記事

ヨシダデンタルオフィス

(松阪市/松阪駅)

最終更新日:2020/04/02

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JR松阪駅から徒歩約7分、街の中心部のビル2階に入る「ヨシダデンタルオフィス」。吉田貴光院長は松本歯科大学卒業後、大学で研究を続け、2010年には研究職として渡米。2015年から父が院長を務める同院で診療を開始。2020年1月、120年以上地域に根差す同院の4代目院長に就任した。長く歯科材料の研究を重ね、アメリカでの経験も豊富な貴光院長は「これまでの経験を生かし幅広い年代の方々を対象に、質の高い医療を提供していきたいですね」と語る。そのためには「患者さんの話をしっかり聞くこと、きちんと説明をすること」が何より大事なのだそう。スタッフ教育にも注力し、さらに地域貢献に努めていきたいと、穏やかな口調で誠実に語る貴光院長に、歯科医療にかける想いについて詳しく聞いた。
(取材日2020年2月13日)

歯科医療を通じて地域に貢献できるクリニックづくりを

こちらは歴史あるクリニックと伺いましたが、継承までの経過をお聞かせください。

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当院は明治時代に曽祖父が開業以来、120年以上の歴史がある歯科医院です。私で4代目になります。私自身は歯科医院の家に生まれ、父の勧めで歯学部に進学するまでは、歯科に対する思い入れはそれほどありませんでした。でも、大学に残って研究を続け、さらにアメリカでの4年間の研究生活の中でいろいろな出会いや刺激を体験し、そこから歯科に対する興味や情熱がどんどん湧いてきたんですね。さらに研究を続けるか、帰国するかで迷いましたが、父は早くに当院を継承し、ずっと頑張ってきてくれましたので、今後のことも考えて2015年に帰国を決めました。当院で父とともに診療にあたってきましたが、5年かけて患者さんも私の担当に移り、体制もできたので今年の1月に私が院長に就任しました。

この地域や、こちらの患者層について、何か特徴はありますか。

ここは松阪市の中心部で、商店街に面していますので、住んでいる方は高齢者が多いですね。最近はマンションも増えてきましたし、市役所なども近く、勤労者が多い地域でもあります。当院はやはり父の代からの患者さんが多いので年配の方がたくさん来られます。何世代にもわたって通ってくださるご家族も多いんですよ。また、矯正歯科や小児歯科を標榜しているので、小学校がすぐ近くということもあり、最近ではお子さんの患者さんもずいぶん増えてきましたね。立地条件が良いこともあり、小さなお子さんから高齢者まで幅広く来院いただいています。特にファミリー層が充実してきたという感じですね。診療内容は、一般歯科からインプラント治療や小児歯科まで幅広く対応しています。ニーズも多岐にわたりますが、できる限りお応えしていこうと思っています。

継承にあたって、特に力を入れていることはありますか。

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今まで通ってくださった患者さんを大事にしていきたいということですね。父から私に院長が代わると、やはり少しずつ診療の内容も変わっていくとは思いますが、昔からの患者さんを大切にしていきたいという想いは強いので、父にも協力してもらいしっかりやっていきたいと考えています。当院では入れ歯の即日修理も行っていますので、父には引き続き技工分野を担当してもらえたらと思っています。また、私には小学生と、生まれたばかりの子どもがいますので、自分の子どもたちの歯の健康にも関心が強く、矯正や小児歯科についても、さらに注力していこうと思っています。具体的には顎顔面矯正と言って、5才くらいからお子さんの体の成長に合わせて少しずつ顎を大きくしていく矯正に力を入れています。また、最近は要請があれば訪問歯科診療も行っています。120年も続く歯科医院ですから、歯科医療を通じて地域に貢献していきたいという想いはありますね。

渡米や研究の経験を生かした医療を提供していく

診療時に患者さんに対して心がけていることはありますか。

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1つは、患者さんの話をよく聞くことです。例えば、当院ではなるべく削らない、抜かないという診療ですが、やはり抜いたほうが良いと考えられる場合もあります。その場合も患者さんとよく話し合い、患者さんの希望と当院の治療方針をすり合わせて、納得いただいて進めるという方法を取っています。しっかりとしたインフォームドコンセントの重視ですね。2つ目に、なるべく不快な思いをさせないということで、治療の痛みをできるだけ少なくするような配慮をしています。例えば、麻酔をするときに痛みの少ない表面麻酔にしたり、電動注射で負担軽減を図ったり、また患者さんへの適切な声かけにも気を使っています。それと、私は長年歯科材料の研究をしてきましたので、当院ではなぜこの材料を使うのが良いのか、なぜこれは壊れにくいのか、といった一歩掘り下げた説明をきちんとするように心がけています。それはスタッフとも共有できていますね。

アメリカでの勤務経験は現在の診療にどのように生かされていますか?

松阪は海外からの観光客が多く、また大きな工場もありますので仕事で来ている外国の方も意外に多く、その方々が来院されることもあります。大体どちらのクリニックでも会話に関しては問題ないと思いますが、私はそれぞれの国の医療事情などについてもかなり詳しいので、患者さんの考え方なども理解しやすくて、それは役に立っていますね。また、子どもが小さい時に外国暮らしをしていたので、その時に医療面でもいろいろな不安や心配、疑問に感じることなどがありました。そういった経験を生かし、海外の患者さんともコミュニケーションをきちんととり、適切なアドバイスをしていくことが大事だと考えています。

こだわりの設備や機器はありますか。

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歯科用CTは2015年、私が帰国して働きだした時点で導入しましたので、ここの地域では比較的早かったと思います。インプラントなど専門性の高い治療には重要なものですね。他にもレーザーや高周波治療器、生体モニターや笑気ガスを用いた方法など、新しい設備や機械もありますし、顎関節を撮影する装置や治療器具など、かなり専門的なものもそろっています。また、歴史があるだけに古い機械もいろいろありますね。治療していてなかなか思うような結果につながらない時などに、少し古くても役立ちそうな機械を用いて診断や治療を行う、ということもありますね。

スタッフとともに、より通いやすいクリニックをめざす

スタッフさんとの連携で工夫されている点やスタッフ教育などについてはいかがですか。

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スタッフはとてもよくやってくれています。やはり患者さんは直接歯科医師に言えないこともたくさんあるでしょうから、私と患者さんとの間をつないでくれる役割が重要ですね。現在歯科衛生士は5人ですが、予防歯科に関しては歯科衛生士さんが中心になって計画を立ててくれています。担当制を取っていますので患者さんの事情にも詳しく、一人ひとりの状況に合わせた無理のない計画が立てられますね。また、当院はスタッフ教育には力を入れてきました。しっかりあいさつするとか電話の受け答えを丁寧にするといった基本的なことから、院内勉強会やセミナーに参加しての専門的な勉強などまでさまざまです。今ではスタッフが自主的に勉強会を開いたり、院内で改善すべきことを提案してくれたり、患者さんに喜んでもらえるように日々考えて工夫してくれていますね。

こちらでは漢方も取り入れられているそうですね。

私が担当するようになってからの取り組みですが、早い時期から診療に取り入れてきました。歯科での漢方利用はちょっと珍しい印象かもしれませんが、口腔内疾患に漢方が役立つ場合があるというのは文献の中にもたくさん出てきているのです。また、持病があってたくさんの薬を飲んでいる方は副作用の問題で使えない西洋薬もあります。そんなときに漢方であれば使用可能である場合もあるので、これからも積極的に診療に取り入れて行こうと考えています。現在は歯科でも保険適用できるものが増えてきましたので、基本は保険内で済ませるようにして、それでは十分でない場合には自費の部分も含めて患者さんに提案させてもらっています。

今後の展望をお聞かせください。

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まずは、より通いやすいクリニックにするために、今年度中にはリフォームをして、全面改装しようと計画中です。そして、来てくださる患者さんのご意見や要望も積極的に取り入れながら、お子さんから高齢の方まで幅広く、質の高い医療を提供し、さらに地域貢献ができる歯科医院をめざしていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

漢方処方/2000円~
インプラント治療/30万円~
矯正治療/40万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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