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堀口 昂平 先生、堀口 恭右 先生の独自取材記事

堀口歯科

(大阪市西成区/今宮駅)

最終更新日:2020/10/22

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40年近くにわたり地域の歯科医療に貢献してきた「堀口歯科」。創業者の故・堀口陽万(ほりぐち・きよかず)先生がめざしたのは、患者に寄り添った安心して通える地域密着型のクリニック。2020年春、長男の昂平先生と、次男の恭右(きょうすけ)先生が父の遺志を引き継いだ。「小さな子どもから高齢者まで、全世代の悩みに対応できる場所にしたい」と2人は語る。一般的な歯科診療のほかに、矯正や審美歯科などの自費診療、超高齢社会を踏まえた訪問診療などを提供する同院。さらなる高みをめざす2人の歯科医師に、診療内容や今後にかける意気込みを聞いた。
(取材日2020年9月17日)

矯正、審美歯科、訪問診療、インプラント治療に対応

こちらは開業から37年になるそうですね。

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【昂平先生】地域の皆さんに寄り添うクリニックとして父が自宅の1階に開業したのが1983年、現在の場所に移ったのが2005年です。僕たち兄弟は、幼い頃から医療に励む父の背中を見ていたので、大人になったら父のような歯科医師になるんだと当たり前のように思って育ちました。父の代から通ってくださる患者さんの中には、子どもの頃の僕たちを知っている方もおられます。

どのような患者さんが通院されているのですか?

【恭右先生】父の頃に比べると60代以上の患者さんが増えていますので、患者さんにとっての最善策を保険診療で提供することを心がけています。訪問診療では、生涯にわたる患者さんの口腔管理を目標に、地域に住む皆さんの健康を歯科医療の面から支えていきたいです。最近は、お子さんや20~30代といった若い世代の他、お子さんの歯列矯正を希望する親御さんも多いですね。当院では矯正やインプラント治療、ホワイトニングなど、それぞれ専門とする人がいて、歯列矯正に関しては月に何度か矯正専門の先生による相談日を設けています。すべての年代のあらゆるお口の悩みを解決できる、そんなクリニックをめざしています。

自費診療スペースを別に設けるなど、随所にこだわりが感じられます。

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【昂平先生】子どもさんの矯正やインプラント治療、審美面に配慮した治療など、自費診療のニーズが増えていますので、保険診療とは別のスペースを設け、入り口も別にしました。ゆくゆくは受付窓口も一般の診療窓口と分離し独立させるつもりです。また、現在はコロナ禍でクローズしていますが、小さなお子さん連れの方のために保育士が常駐するキッズスペースも院内に設置しています。院内はバリアフリー仕様なので、車いすやベビーカーをご利用の患者さんにも通院していただきやすいと思います。実は自費診療のためのスペースは、父が亡くなる一年前に「少しでも患者さんが過ごしやすい広々とした診療スペースにしたい」という父の希望で増築したものなんです。

息の合った兄弟2人、それぞれの得意分野を生かして

診療時、患者さんに対して心がけていることは?

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【昂平先生】当院のメインは保険診療ですが、保険診療といっても方法はいろいろあります。自分が勉強を続けることで最良の治療を提供できるようにしています。また、患者さんに負担をかけず、より良い治療を進めたいとも思います。患者さんに納得していただいた上で治療を進めるために、わかりやすい説明を心がけています。僕より上の世代の患者さんもいらっしゃるので、言葉遣いにも配慮し、笑顔で丁寧に接するようにしています。
【恭右先生】患者さんの悩みは一つとは限りません。「一番気になるのは虫歯だけど、歯周病も気になっている」というようなこともありますよね。しかし、われわれとの信頼関係がないと患者さんも悩みや不安を話せないと思いますから、初診ではたくさん会話するようにしています。そうすると、緊張されている患者さんも徐々に心を開いてくれますし、患者さん自身も悩みを言いやすくなり、安心して次の治療に来れると思うんです。

ご兄弟で仕事をされるメリットや役割分担はありますか?

【昂平先生】メリットは、やはり兄弟ですからなんでも本音で言い合えることです。誰よりも長い付き合いですし(笑)。「今忙しそうだから、これはやっておこう」なども、お互いになんとなくわかるんです。クリニックという職場の中でも「兄と弟」という関係でいられることは僕たちにはありがたいことです。役割分担は特にしていませんが、弟は子どもが好きで、お子さんからしても親しみやすい雰囲気があるようです。

歯科医院に行くのを怖がるお子さんは多いですよね。

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【恭右先生】意識して特別なことをするわけではないんですが、コミュニケーションを取るうちに安心してもらえるのか、お子さんのほうから寄って来てくれることも。打ち解けてくれれば、治療の時に自らお口を開けてくれるようになるんですよ。
【昂平先生】新型コロナウイルス感染症の影響で今年は開催していませんが、毎年地域の子どもたちを集めてデンタルフェスというイベントをしています。親子で院内を見学してもらって、実際に子どもたちに白衣を着てもらい本格的に歯医者さんの仕事を体験したり、バルーンアーティストを呼んでゲームやクイズをしたりしています。子どもたちがなるべく怖がらずに歯科医院に来れるような、一つのきっかけになればと思っています。

人に寄り添った地域のための診療を

診療には大勢のスタッフが関わっておられますね。

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【昂平先生】歯科医師、歯科衛生士、受付スタッフなど、スタッフは総勢30人います。各ポジションが専門性を生かして歯科医療に携わってくれています。僕が大切にしているのは、お互いが尊重できる環境づくりに配慮し、患者さんにもスタッフにも常に感謝しています。
【恭右先生】歯科医師はシフトで勤務していますので、全員が集まるのは難しいのですが、月に1度は必ず全体ミーティングを行うようにしています。それとは別に、歯科医師、歯科衛生士、受付スタッフがそれぞれ個別にミーティングもしています。ミーティングを通して、当院に関わるスタッフ全員が対等に意見を出し合うことで、質の高い診療につながると思うのです。患者さんに「来てよかった」と思ってもらうためにも、スタッフ同士で意見交換する時間は欠かせません。

これまでに印象に残るエピソードはありますか?

【昂平先生】研修医をしていた頃、最後の予約日に来ない患者さんがいました。おかしいなと思っていたら受付のミスで翌日が来院日になっていたんです。僕は卒業を控えていたので、翌日にはもう病院にはいません。それを知った患者さんはご自身の予定を変更してわざわざその日に病院に来てくださったんです。最後にきちんとあいさつができて、僕も気持ち良く最終日を終えることができました。誠実に接すればその気持ちは患者さんにも通じるんだ、と思いました。
【恭右先生】前の勤務先のクリニックでは週に1度、訪問診療を担当していました。施設の方も居宅の方も行けば行くほど仲良くなって、毎週、訪問を楽しみにしてくださっていたんです。口腔ケアだけでなく世間話をしたり、コロナ禍でずっと外出できず鬱々とされている方も多かったので気の紛れる話をしたりすることで、患者さんに信頼してもらえることがとてもうれしいんです。

今後の展望をお聞かせください。

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【昂平先生】クリニックを選ぶのは患者さんです。患者さんに選ばれるクリニックでありたいと思います。これからは高齢者がますます増えていきますので、訪問診療を通して歯科医療の面から住民の方の健康を守りたいと思っています。まだまだ口腔ケアの大切さが認知されていませんので、お口の衛生管理について僕たちが伝えていかなければなりません。
【恭右先生】父の掲げた理念「歯科治療を通じて人と人とを心でつなぎ、笑顔で過ごすお手伝いをしたい」。その遺志を継ぎ、患者さんに安心して通っていただける地域のためのクリニックを今後も兄、そしてスタッフとともにめざします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/100万円~、床矯正/15万円~、インプラント治療/35万円~、セラミック/10万円~、オフィスホワイトニング/2万円~、ホームホワイトニング(上の歯のみもしくは下の歯のみ)/2万円~、ホームホワイトニング(上下両方)/4万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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