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大塚 健司 院長の独自取材記事

大塚歯科クリニック

(大阪市淀川区/三国駅)

最終更新日:2019/12/25

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阪急宝塚線・三国駅、直結のヴュ-ル阪急三国の3階という便利な立地にある「大塚歯科クリニック」。日本歯周病学会の歯周病専門医として研鑽を積んできた大塚健司院長は、日常の診療の傍ら、専門学校や歯科大学で若い歯科医師や歯科衛生士の教育・指導にもあたっている。学生時代から新しい知識を吸収し続け、現在もアップデートを怠らない。10年、20年後を見据えた治療と患者に寄り添った対応に、長年通い続ける人も多い。休むことなく前進するパワフルな大塚院長に話を聞いた。
(取材日2019年9月17日)

すべての土台となる歯周病を学ぶ

人生においてのテーマは何ですか?

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「学ぶ」ということです。小学校の先生に集中と考える方法をしっかり指導をしていただいたことが今につながっています。大学に入り、専門的な勉強をしっかりと学び、興味をたくさん持つことで、着実に知識をつけることができ、トップクラスの成績を修めることができました。大学院でも、学ぶことはやめず、論文だけでなく、いろいろなところで勉強させてもらいました。歯科医師になった今でも、一貫して「学ぶ」という姿勢は崩さず、どん欲に学んでいます。

学生時代は歯周病に特化して学ばれたそうですが、そうしようと思った理由は何だったのでしょう。

大学の6年生の時の指導教員の歯周病学講座の今井助教授に指導を受けたことがきっかけです。家を建てる時に大事なのは土台。歯も一緒で、いくらきれいに歯を作っても、土台がダメならグラグラします。当時、いろいろな講習会に行きましたが、かぶせ物はきれいでも歯周炎をおこしている症例がとても多かったんです。今と違ってトータルバランスで考える歯科医療はまだ一般的ではありませんでした。それを見た時、まず基礎工事として歯周病の治療が必要だと考えました。診療所では1日の間に5、6人の歯周病の手術を行っていたので、それで経験値と技術が身につきましたし、歯周病治療の奥深さも知りました。新大阪に歯周病のスタディーグループがあって、アメリカで学んでこられた小野先生という方が指導されていたので、その勉強会に行きながら欧米各国の論文を読み、症例数を重ねていきました。本当に素晴らしい先生方との出会いに感謝しています。

大学を卒業してからどのような生活でしたか?

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1982年に大阪歯科大学を卒業し、1986年に大学院を修了しました。ほかの大学からお誘いもありましたが、開業して臨床をするとこれが面白くて。大学時代に歯周病に特化してやってきましたが、あらためて歯周病にかかっている人の多さに驚きました。でもそのたくさんの人たちを治療していく楽しみといいますか、醍醐味を感じました。その当時は手術ばかりで日曜も出てきていたので、1年で3日か4日しか休みがないくらい仕事しましたね。講習会も、良いと言われてる講習会に片っ端から行きました。ただ聞きに行くのではなく、事前に勉強して質問を用意していくと、価値が何倍にもなるんですよ。

10年、20年後を見据えた治療

その後、三国で開業という流れだったんでしょうか?

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三国には小学校からずっと暮らしていて、もともと父親がやっていた三国の診療所がありました。当時は朝6時ぐらいから患者さんが並んでましたね。そこが阪神・淡路大震災で被災したので、ちょうどこのビルが建つ時に、駅ビルにて開業しました。非常に交通の便が良くてありがたい場所です。途中で梅田などもっと広いところに移転を考えたことがありましたが、人を育てると独立開業するという繰り返しでなかなか体制が整わなくて、途中からここで一点集中型に変えました。朝は5時起きで5時半までに家を出て、診療所で朝の勉強をして8時からミーティングで症例の相談を受けるというのが毎日のローテーション。実際の仕事は9時からです。勉強が好きで、いつも家内に「あなたは子育てしたことがないよね」と言われています(笑)。歯科医師を育てて患者さんを診ていくためには、とにかく知識に対しては貪欲でしたね。

開院するにあたって、どのようなクリニックをめざされましたか?

患者さんにとって一番喜ばれる治療、自分がしてほしい治療を患者さんにするのが目標であり、大前提です。歯を抜いたほうが良い場合はその説明をするのですが、僕の診療の基本は歯を抜かない、なるべく神経を抜かない。残してあげたい、生き返るかもしれないと思うから、神経を取るタイミングは今でも悩むことがありますね。僕にとっては反省点でもありますが、患者さんのためを思ってやってるという気持ちもあります。あと、当院は矯正歯科にも力を入れています。矯正は明石で開業されておられる下間先生と京都の中京で開業されておられる山脇先生、この2人が僕の矯正学の師匠です。

患者さんの層はどのような方が多いですか?

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昔からの熟年層から高齢者層が多いですね。紹介で来られる人が結構多くて、1割から1.5割近くは東京や九州、和歌山、京都、兵庫など、近畿府4県から電車を使って遠方から来られます。あとは、もともと三国に住んでいて引っ越しした人が、出張の際などに来られることもありますね。満足いく治療を提供できれば、多くの方がその後も通い続けてくださいます。再発させない治療にもこだわっています。最近は年齢もあって、自分がこれまで治療してきた患者さんのフォローを可能は限り続けていけるよう、ハードワークは控えるようになってきました。自分の子どもたちに僕の患者さんを任せられるようになったら、引退しようかなと考えています。あとはアシストしながら、私に指導してきていただいた先生方のように歯科医師を指導していきたいですね。

継承と育成で地域医療に貢献

矯正など、各分野の先生とチーム医療を実践されていますが、患者さんにとってのメリットは?

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例えば難しい処置が必要な時でも、当院内で対応できることですね。根管治療が得意な先生がいれば、その時は優先してそちらに回していくことで、治療の流れもスムーズになります。それぞれの歯科医師が、自分の専門分野を持つことで自分の技術を高めることができ、患者さんのニーズにしっかり寄り添った、満足いく治療が提供できるようになる、そのように考えています。そうして初めて、患者さんに信頼される歯科医師になる。子どもが来たら子どもから母親、父親が来て、祖父、祖母、近所の人まで広がっていきます。実際、当院はそのようなかたちで患者さんの輪を広げてきました。今後も引き続き、皆さんが当院のファンになってくださるよう、親身に対応してきたいと思っています。

今後の展望は?

継承と育成ですね。梅田第三ビルのクリニックは、現在は兄、以前は父親が長年、診療してきて、歯科医師を大勢育てるのを見てきているので、当院もそれに倣って勤務医の先生を置き、指導・育成に努めています。学会で毎年自分の症例を発表することも大変ですが、それも必要なことだと考え続けています。あと、土曜は新大阪歯科衛生専門学校で授業を受け持っていますし、大阪歯科大学の非常勤講師も20年以上務めています。僕が思うに、これからの時代の歯科医師は、個人で開業するよりも、2人や3人でグループ診療をしたほうが診療所の総合力が上がります。

最後に、後進の歯科医師と患者さんへ、メッセージをお願いします。

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後進には、僕がしてきたようにしなさいとは言わないけれど、やっぱり自分に対して向上心と負けたくないっていう気持ちが一番。人を治すためには自分自身の技術を高めるため、謙虚に勉強する姿勢が大事だと思います。患者さんの声を聞くことも。自分の力を伸ばすための努力、歯科医師になりたいっていう気持ち、情熱があればこそです。患者さんには、診察までにお待たせしてしまうこともあるのですが、変わらずご来院いただいていることに改めて感謝の気持ちをお伝えしたいですね。皆さんの声に耳を傾けながらこれからも治療に努めていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/埋入30万円、上部構造セラミック10万円、矯正歯科/10万円~60万円
※詳細はクリニックにお問い合わせください。

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