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小林歯科医院

小林 守 院長

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先代から合わせて50年以上、平野南で歯科診療を行っている「小林歯科医院」。老舗医院ならではの親しみやすさを感じる一方で、マイクロスコープや新鋭の歯科用CTを導入し、ハイクオリティーな歯科治療を提供する新旧が融合したクリニックである。小児歯科から高齢者の訪問診療まで、幅広い世代の治療を行うのは院長の小林守先生。一口腔単位で診療する「総合診断」を柱に、痛いところを治して終わりではなく、天然の歯を残すための根本治療をめざす。常に学ぶ姿勢を忘れず、日本臨床歯科医学会(旧名称:S.J.C.Dインターナショナル)の常任理事として、若手歯科医師の育成にも尽力する小林先生に、歯科診療に対する思いを聞いた。
(取材日2017年10月4日)

「歯科全体のレベルを上げたい」という思いをかたちに

―診療の柱にされている「総合診断」とはどのようなものですか?

患者さんは主訴があって来院されます。多くの場合原因は、症状の出ている歯以外にもあります。前歯が痛くても奥歯に原因がある場合や、口の中全体の噛み合わせに問題がある場合もあります。歯が悪くなった根本的な原因は、1本1本の歯を診ただけでは調べることができず、口腔内全体を検査して初めて正しい診断がつきます。これを「総合診断」と言いますが、噛めない理由を紐解くことで、過去の治療歴やこの先歯がどのように悪化していくかといった予測もつきます。現在の歯科医療は痛いところだけを治す対症療法がまだまだ主流ですが、患者さんのためには、どこがどのように悪くて、どんな治療が必要かをきちんと提示するべきだと考えています。口腔内の現状を知ってもらい、最終的には、患者さんに治療方法を選択してもらうことに意味があると私は考えています。

―一口腔単位で診療するスタンスは、どのように確立されたのでしょうか?

大学を卒業して30年たちます。当時は、患者さんの主訴だけを治療していくことが地域密着の歯科医療だと思っていました。しかし、3年たった頃、あるご縁で東大阪市で開業されている本多正明先生のもとで半日見学させていただいてから考え方が180度変わりました。本多先生は卒業後東京の日本歯学センターにて研修され、1978年から開業されていますが、当時から総合診断を実践し、治療の目的は対症療法ではなく、病気を治して機能回復することに焦点を置いていました。治したら終わりではなく、健康維持や予防を見据えた診療方針に僕は感銘を受け、歯科の在り方について多くを学ばせていただきました。

―ご自身が学ぶだけでなく、学びたい若手歯科医師のサポートもされているそうですね。

本多先生の診療スタンスは、父の考え方とは全く異なるものでしたし、大学の授業では教えてもらえないことばかりでした。現在、診療に役立っていることはすべて、本多先生をはじめ臨床歯科医師から学んだものです。保険診療が全盛期だった父の時代、予防歯科や一口腔単位で診るといった考え方は一般的ではありませんでした。しかし、これからの歯科診療の在り方を学びたい、日本の歯科診療をもっと良くしたいと考える熱意を持った歯科医師数10名とともに、本多先生は「S.J.C.Dインターナショナル」というスタディグループを立ち上げたのです。会の目的は臨床歯科医学の基礎の確立、最新鋭の歯科技術の習得や研鑽、歯科医師の育成に寄与すること。現在私も、当学会の役員を務めていますが、さまざまな年代の先生方が学びたいと言っていますし、勉強会はいつも大勢参加されています。



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