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湧川 基史 院長の独自取材記事

あおば皮ふ科

(横浜市青葉区/あざみ野駅)

最終更新日:2020/04/01

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あざみ野駅からの坂をバスで少し上ると見えてくる「あおば皮ふ科」。2003年の開院以来、家族連れでの来院も多いという皮膚科医院だ。穏やかな笑顔で出迎えてくれたのは、院長の湧川基史先生。一歩中に入ると、院内はシンプルながら、ユニークなキャラクターグッズがさりげなく置かれ、院長およびスタッフの優しい心遣いにホッと気持ちが和む。日本皮膚科学会皮膚科専門医資格と日本アレルギー学会アレルギー専門医資格を持つ湧川院長の知識と経験を生かし、通常の皮膚科・アレルギー科の診療のほか、小腫瘍の手術といった形成外科的診療、しみやほくろなどの美容皮膚科的な相談まで幅広く行っている。そんな湧川先生にこれまでの道のりや、クリニックの診療の特色について話を聞いた。(取材日2007年1月25日)

野球に夢中の少年時代

幼少時代のことを聞かせてもらえますか?

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長崎県の大村というところで生まれて、3歳までは長崎市、その後は沖縄の那覇市に住んでいました。父がそこで皮膚科を開業しまして、僕は小学校まで生活をしていました。小学校の思い出といえば、放課後の思い出しかないのですが(笑)、野球をやっていましたね。沖縄は結構野球が盛んな地域なんですよ。友達同士でわいわいにぎやかに騒いでいましたね。小学生はバットを買うようなお金がないですから、その辺の木の棒を拾ってきたり、ほうきをバット代わりにしたりして(笑)。中学は鹿児島の学校だったので、寮に入ったんです。すごく楽しかったですね。一つの部屋に二段ベッドがガーッとあって、20人くらい寝るんですよ。その頃に育まれたものも大きいですね。

お父さまの医院や、皮膚科への意識はありましたか?

小さな頃は、あまり意識していなかったですね。医者になりたいとも思っていなかったし。それよりも、野球に夢中で(笑)。その頃は、弁護士になりたいと思っていたくらいですから……といっても絶対になりたいというのではなく、おぼろげにカッコいいと思ったからでしょうね(笑)。父の仕事は、自宅兼診療所だったんですが、小さな頃は見ていて面白くなさそうに見えたんです。今思えば当たり前ですけど、父は開業医ですから、外に出かける仕事ではないじゃないですか。僕は外に出かけるのが楽しいと思っていたんでしょうね。それでも医学部に入って。まずは大学に行ってみてから、何を専門にするかを考えようと思いました。それまでは、医者でも、眼科や放射線科など、皮膚科以外に進もうと考えていました。

どんな学生時代だったんですか?

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大学時代は、遊びに一生懸命でした(笑)。車がなければ生きていけないところだったので、みんな車を持っていたんですが、毎日運転ばかりしていましたね。山道を走るのが好きでした。テニスサークルにも入っていましたし……ベタですね、今考えると(笑)。草野球ですけど、野球もしていましたね。生涯で一番勉強したのは、皮膚科の医師になってからですね。

自分の目と足で見つけた、この場所

大学卒業後について聞かせてください。

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東京大学皮膚科学教室に所属し、派遣でいろいろな病院に勤務しました。修行ですよね(笑)。さまざまな場所で、それぞれのシステムが見れますから、とても勉強になりました。中でも特に影響を受けたのが、一番最初に勤務した関東中央病院の日野先生という女性の先生の存在です。ものすごく仕事ができる人で、何でも自分で解決しようとするんです。とても守備範囲が広く、患者さんのニーズに応えようと、診察や治療、手術に至るまで自ら手がけ、非常に努力する方で。その影響で、僕も患者さんの悩みに応えられるよう、守備範囲を広くしようと思うようになりました。なるべく一人ひとりの症状に応えたいですからね。

開業はどのような経緯で?

最初は研究もしていたんですけれど、行き詰まりのようなことも感じて。研究して学位も取ったし、ここで区切りが良いかと。これからはのんびり自分のペースでやりたいと思い、開業したんです。今から4年前、37歳の時ですね。

この場所を選ばれた理由は?

勤務医として最後に勤めたのが溝口で、田園都市線をよく利用していたので、この辺りはとても環境がいいなと思っていたんです。人口も増えていますしね。そんな中、自分の車でこの通りを走った時に、テナント募集と書かれた紙が貼られていたのを発見して。すぐに決めましたね。その頃、夏だったんですけど、ずっといろんな場所を歩いて探していたので、真っ黒になって痩せましたね(笑)。自分の目と足で、開業する場所を見つけたかったんです。

開業してから、気づいたことはありますか?

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この辺りはお子さんが多いですね。大学病院や総合病院にいた頃は、子どもを診る機会が実はあまりなく、開業してから多くなりましたね。子ども、好きなんです。自分の子どももちょうど6歳で、2歳の頃に開業したから、子どもとクリニックが一緒に成長している感じなんですよ。子どもへの接し方も、自分の経験を生かしてます。話も合いますよ、子ども向けのテレビの話とかね(笑)。飽きさせないように、いろいろ工夫してるんです。自分の家にあるキャラクターグッズを持ってきたりして(笑)。絵本とかも自宅から持ってきますね。うちのスタッフもみんな子ども好きなんですよ。子どもによっては、病院に入るだけでも嫌がる子もいますからね。でも、このクリニックだと泣かないって言われるとうれしいですね。お母さんも、子どもが嫌がると、病院に来ること自体がストレスになると思うんですよね。そのストレスを減らしてあげたいって思うんです。

お子さんは、まだ上手に症状を説明できないですしね。

そうですね、だから行動で診るしかないんです。0歳児から診ているのですが、まだ話せないから、例えば顔をお母さんにこすりつけるとか、そういう行動やしぐさで判断するんですよ。

多くのニーズに応える地域医療をめざしたい

こちらでは、皮膚はもちろん、アレルギー、形成外科など診察内容が多様ですね。

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僕はアトピー性皮膚炎を専門的に手がけていたのですが、日野先生の影響で、何でも自分でやるようになったんですよね。アトピー性皮膚炎は生活習慣に原因があることが多く、体の洗い過ぎで皮膚のバリアを壊してしまい、刺激を受けやすくなる。ボディーソープやナイロンタオルの普及、ストレスなど、現代社会ならではの原因もあり、患者さんも増えていますね。美容的なことだと、しみ、しわの相談も多くなっています。ほかにも花粉症や金属アレルギーの治療、あとは良性の腫瘍を取ったり、ほくろを取ったり、脂肪腫、巻き爪の治療もします。水虫、イボ、脱毛症の診療もしていますよ。

病気のみならず、ちょっとしたお肌の悩みもありますよね。

そうですね。最近では女性のみならず、男性の美容意識も高まっていると思います。男性でも年齢に関係なく、しみ、しわの相談を受けることもありますし。家で、奥さんに病院に行って診てもらってこいって言われたとか、奥さんの通院の様子を見て自分も、という方が多いようです。

ちょっとだけ気になることって、実は多いんですよね。

皮膚科の場合、特にそうだと思います。例えば家族の誰かが湿疹で病院にかかるという時に、実は私も前から気になることがあるからついでに行くっていうご家族も多いですね。ファミリー4人で一緒に来て、全員診たり。僕は、地域密着の医療をめざしているんです。トラブルがあったとき、すぐに来れるように。気軽に相談できるような、身近なクリニックでありたいと思っています。

プライベートではどのような過ごし方をしていますか?

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ストレス発散法、趣味は映画鑑賞ですね。今は時間がなくてあまり観ることができないんですが。映画館にも行きますし、ビデオを借りて観ることもあります。

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