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魚田 泰三 院長の独自取材記事

うおた歯科医院

(豊中市/豊中駅)

最終更新日:2019/08/28

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豊中駅の北改札口を出て3分ほど。1990年の開業以来、丁寧な診療で地域の患者に親しまれてきた「うおた歯科医院」がある。やわらかい笑顔が温かな人柄を感じさせる魚田泰三院長は、小児矯正や顎関節症など幅広い治療を提供する一方で、予防歯科にも重点を置き、地域の歯の健康をサポートし続けてきた。患者の目を楽しませている絵手紙と押し花絵画は妻と妻の母の作品で、聞こえてくるクラシック音楽はリラックス効果を高めるために魚田先生自ら編集。そんな気持ちが安らぐアットホームな院内で、診療への思いや今後の展望について話を聞いた。
(取材日2018年7月23日)

顎の正しい発育を促し、子どもたちを鼻呼吸へ

得意としている診療分野についてお聞かせください。

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一般的な歯科治療や小児歯科をはじめ、矯正歯科、歯周病治療、口腔外科、審美歯科、歯の内部や歯の根管を治療する歯内療法など、ほぼオールラウンドに治療しています。得意分野は補綴治療ですが、大阪大学歯学部卒業後は恩師の勧めで、関西ろうさい病院の歯科口腔外科に所属し、がんや骨折で入院している患者さんの診療にも携わってきたので、顎関節や噛み合わせの治療、親知らずの抜歯も専門領域と言えます。提供できる治療が多彩であるメリットは、お口の中を一貫して治療できるほか、費用や治療期間を考慮してその人に合った治療を選んでいただけることです。当院には実に幅広い年齢層の患者さんが、さまざまな主訴で通院されています。

確かに、成人の患者さんだけでなくお子さんも多く来院されていますね。

僕は子どもの治療が大好きで、小児歯科や小児矯正もたくさん診ています。特に子どもの不正咬合は、全身の発達・健康と関係が深く、顎がズレたまま成長して顎関節が固まってしまうと、口の周りの筋肉が正しく発育せず、噛む力が弱くなり、発音が不明瞭になることがあります。不正咬合の原因は、噛み癖や舌癖などさまざまな要因が考えられますが、特に問題なのが口呼吸。口呼吸は歯並びが悪くなるだけでなく、脳に十分な酸素を送り込めず、脳の成長にも良くないですし、扁桃腺が腫れたり風邪をひきやすかったり、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。子どもの治療では上顎を拡大し、上顎の真ん中にある正中口蓋縫合(せいちゅうこうがいほうごう)と呼ばれる部分の骨を正しい成長へと促すことで、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保していきますが、同時に鼻腔が広がり鼻呼吸へ導くことができます。

子どもの治療ではどのようなことを心がけていますか?

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小さなお子さんや初めて治療を受ける子には、歯科は怖いところではないと思ってもらえるように、様子を見ながら無理のない治療をするようにしています。待合室のキッズスペースにはおもちゃがあり、治療中は寝そべったままモニター画面でアニメのDVDが見られるので、最初は怖がっていた子も何回か通ううちに慣れていきますよ。お母さんの中には自分が治療を受けたくても、赤ちゃんがいるからなかなか歯科に通えないという方もいますが、治療中はスタッフが抱っこしたり、一緒に遊んだりしてお子さんを見ていますので、気兼ねなく治療が受けられます。

顎関節症、歯ぎしり、食いしばりの治療にも対応

顎関節症の治療も行っているそうですね。

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上下の歯と歯が接触している時間というのは、本来は1日のうち数分間だけなのですが、スポーツ選手や力仕事をしている人、何かに集中している時の癖で、無意識のうちに噛みしめをしている人がいます。上下の歯の接触時間が長く過剰な力がかかると、歯や顎への負担が大きくなり、顎関節症を引き起こす原因になります。顎関節症の治療では、睡眠中にプラスチックの透明なプレート型の装置を装着して顎関節を整えていきます。プレートをつけると奥歯の噛み合わせがフリーな状態になり、顎の骨や筋肉が過重負荷から解放され、それによって症状の改善が期待できます。プレートは装着時に違和感がないように、一人ひとりオーダーメイドでお作りします。保険適用で受けられますので、顎を動かすと痛い、音がする、口が開きにくいという人はご相談ください。

プレート型の装置をつけることで、全身の不調にも変化が見られることがあるそうですね。

睡眠中は力のコントロールができず、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしてしまいます。強い力がかかる歯には動揺が見られ、歯周病でもないのに歯がぐらついたり、しみたりすることがあります。不調は口腔内だけではありません。睡眠中に生じる顎関節への負荷は全身のゆがみにつながるため、腰痛や股関節の痛みの原因にもなります。また、休まなければいけない夜間も首や肩の筋肉が緊張し続けるため、肩こりや頭痛、朝起きた時に疲労感があるなど、睡眠の質にも影響することも。プレートを装着して顎関節を安定させると、骨、関節、筋肉への負担が軽減し、体のゆがみも整えられていくことが期待できます。姿勢の悪さや顎関節症をはじめ、全身の不調の軽減につながることも多いんです。体が楽だからと、昼間もプレートを入れている方もおられますよ。

定期検診やメンテナンスでかかりつけにされている方も多いそうですね。

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これまで歯科診療のメインは治療でしたが、これからは予防で歯を守っていく時代です。歯を良い状態に保つことで、結果的に通院の回数や治療費の負担が減らせますし、患者さんの中には口の中がきれいになるので、歯科に行くのが楽しみだという人もいます。当院では定期検診での検査やメンテナンス、クリーニングは、1人1時間しっかり時間をとり、1階の診療室で受けてもらう際はほぼプライベート空間で、治療というよりリラックスしてお過ごしいただけます。3ヵ月に1回のペースで通院すれば口腔内の環境の維持ができますので、多くの方が診療後に次回の検診予約をされていますね。手が不自由な方やご高齢の方からは、ホームケアに自信がないのでもう少し間隔を短くしてほしいと言われることもあり、そこは患者さんのご希望に合わせて対応させていただくようにしています。

なんでも相談でき安心して通えるクリニックをめざして

温かみを感じさせる院内の雰囲気が、安心感を与えていますね。

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以前、入れ歯の調整で転院されて来られた方がいて、「入れ歯を作ったクリニックで調整してもらえなかったの?」と聞いたのです。そしたら「先生に遠慮して言い出せなかった」との答えが。ちゃんと話せば対応してもらえたと思いますが、「入れ歯が合わない」と先生に言うのが申し訳なく感じたそうです。そんな折、「話しやすい先生がいるよ」と友達に紹介されたのが当院だったというわけです。治療自体を気に入ってもらうのはもちろんですが、気を使わずに安心して通えるクリニックでありたいと思っています。そのためにも、患者さん目線を大切に、なんでも相談しやすい雰囲気づくりを大切にしています。当院は待合室と診療室の間が仕切られていないので、待合室も診療室も受付もすべてつながっています。院内全体がオープンな空間なので、「中でどんなことをされるのだろう?」といった不安が少なく、患者さんの安心感につながっていると思っています。

高齢化を見すえた取り組みもされているそうですね。

開業から28年が過ぎて、患者さんの高齢化が進んでいます。昨年、新たに1階の診療室を増設し、建物の裏手にある駐車場から車いすのまま来院できるようにしました。今は週1回、勤務医をしている長男が診療を手伝いに来てくれていますが、他院での勤務医契約を終えて、当院での診療が息子と2人体制になれば、在宅医療にも手が回るようになるかもしれません。次男は内分泌内科の医師で、娘も高齢者の摂食嚥下治療の研修医として勉強しています。子どもたちの好きなようにと思っていたのですが、3人ともなぜか医療の道に進み、選んだ大学も私と同じ大阪大学でした。親としてはやっぱりうれしいですね。

今後の展望をお聞かせください。

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これからも歯を残す歯科診療をモットーに、できるだけ歯を削らない治療を行いながら、予防とメンテナンスに力を入れていくつもりです。お子さんに関しては、永久歯列が正しく完成していくのを見守りながら健康な歯の発育をフォローしていき、長く診てきた患者さんは、年齢を重ねても今の良い状態がキープできるように、またエイジングケア的な歯科診療にも目を向けながら、患者さんの生活の質が高まるようにサポートしていけたらと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/(一期)25万円・(二期)35万円
セラミックインレー/3万5000円
ホワイトニング(20歯)/6万円
インプラント/35万円

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