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原 眞仁 院長の独自取材記事

原歯科医院

(豊中市/豊中駅)

最終更新日:2024/04/04

原眞仁院長 原歯科医院 main

豊中駅から徒歩2分ほどの距離にある「原歯科医院」は、前院長の原一仁先生が1970年に開業したのち2002年に現在の豊中駅近くに移転した地元密着型の歯科医院だ。マンションの建設が続き、ファミリー層が多く住む豊中駅すぐの利便性の高い好立地に移転した同院には、子どもから高齢者まで幅広い患者が通う。現在、診療は現院長である原眞仁先生が担当。原眞仁先生は、大阪歯科大学歯学部卒業後、大阪歯科大学附属病院や一般歯科医院での勤務を経て、勤務医時代に培った診療経験と技術を小さい頃からなじみある地元に還元したいとの思いで同院の副院長に就任。研鑽を欠かさない真摯な姿勢で歯科診療に向き合い、現在は院長を務める原眞仁先生に、診療にかける思いやモットーをじっくり聞いた。

(取材日2023年6月28日)

好きなもの、食べたいものが食べられる、をサポート

こちらのクリニックが診療で大切にしていることを教えてください。

原眞仁院長 原歯科医院1

当院では患者さんの「食べたいものが食べられる」の実現をめざした診療をしています。どんなものでも患者さんが好きなものを食べられること、それが患者さんにとって最も幸せなことではないでしょうか。そのために当院で重視しているのが予防歯科です。好きなものをよく噛んで、味わうことができるのは、お口の中が健康であることが重要。可能な限り自分の歯で食べられるように、口腔ケアのサポートはもちろん、ご自身の歯を失ってしまったとしても、自分の歯と同じように噛める、食べられるをめざした治療の選択肢を提供できるように努めています。

食べたいものが食べられないとどんなデメリットがあるのでしょうか。

まずは健康面で大きな問題があると考えています。食べられないものが多いと食事の選択肢が狭まり、栄養に偏りが出ます。そうなると、風邪の症状が出やすかったり、重大な病気にもつながったりしていきます。また、ゼリーやヨーグルトなど、やわらかく、食べやすい栄養価の高い食べ物もありますが、やわらかい食べ物は喉を通りやすいため、特にご高齢の方は、誤嚥性肺炎を引き起こしやすいといったリスクもあります。そして何より、好きな食べ物を食べられないということは生きている上での楽しみが減ることにもつながりますよね。毎日を健康的に、楽しく過ごしていただくためにも、ご自身の歯を大切にしていただきたいと思っています。

予防歯科とは具体的にどのようなものでしょうか。

原眞仁院長 原歯科医院2

歯科医院というと、歯が痛くなってから行く、見た目が気になってから行く場所というイメージの方もまだまだ多いと思います。ただ、世界的に見ると欧米諸国では歯が痛くならないために歯医者に通うことが当たり前になっています。歯科先進国のスウェーデンでは国民の全体の90%以上が予防で通う意識があり、80歳になっても歯が20本以上残っている方がほとんどです。近年の研究では、歯の残存本数が多いほど健康寿命が長くなることが明らかとなっています。歯を失うと二度と元には戻りません。口腔環境を良くするためだけでなく、健康に長く生きていくためにも、定期的に歯科医院に通い、原因を突き止めた上で再発しないようにすることも予防歯科では大切です。当院の予防歯科は、歯科医師と衛生士による二重チェックで患者さんの口腔状況を確認しており、多角的に原因を突き止められるようにしています。

患者一人ひとりに合わせた診療を提供

診療の際のモットーはありますか。

原眞仁院長 原歯科医院3

患者さん一人ひとりに寄り添った診療を提供するということでしょうか。患者さんの口腔環境は一人として同じ人はおらず、歯を失う原因は人それぞれ違います。そのため、歯の痛みや違和感だけでなく、全身の健康状態や生活習慣についてもしっかりとお伺いするようにしています。また、患者さんが何に悩んでいるのか、困っているのかということを話していただきやすいように接することを心がけています。そうして、患者さんが納得した上で自分の歯を失わないように、より良くしていこうと前向きに受診してくれることが一番の望みです。

スタッフさんが働きやすい環境づくりにも取り組んでいるそうですね。

患者さんへの診療は私一人だけでやっているわけではありません。受付スタッフから歯科衛生士までクリニックのスタッフ全員が連携をとることが患者さんに良い診療を最大限提供できる方法だと思っています。そのため、スタッフからも意見を言いやすいような環境づくりは意識しています。また、スタッフが勉強会に参加したいといった要望があれば、その費用を出して積極的に参加できる環境も整え、患者さんに還元できるようにしています。

これから働くスタッフさんにはどのようなことを期待したいでしょうか?

原眞仁院長 原歯科医院4

最初は不慣れなことも多いと思いますが、診療で使うものがどこにあるのかといったところから覚えてもらえればと思っています。徐々に慣れてきたら、クリニックをもっと良くするためにはどうしたらいいだろうかと考え、私や先輩スタッフだろうが関係なく、意見を言っていただければと思います。その際に、自分が患者だったらどんなクリニックだったらうれしいかという視点で考えられるようになると、意見も言いやすいと思います。また、患者さんに名前を覚えてもらえるようになってくれたらうれしいですね。患者さんがもしかしたら私に言いにくいこともスタッフには相談しやすいかもしれません。何でも相談できる歯科医院として、これから働くスタッフの活躍も不可欠だと思います。

患者に満足してもらえる診療を受けてもらうために

クリニックのロゴに込められた意味は何でしょうか

原眞仁院長 原歯科医院5

患者さんがスムーズに来院できて治療について聞きたいことをしっかり聞ける環境づくりをめざしています。ロゴはもみじをモチーフにしています。葉っぱを患者さんに見立て、葉先の数ほどさまざまな悩みやバックボーンがある患者さんが口の中の悩みを何でも相談できるかかりつけ歯科医院をめざしてという想いを込め考えました。当院では患者さんができるだけ自分の歯で食べられるようにということを大切にしており、そのために予防歯科に注力しています。予防では患者さんの些細な悩みに気づくこと、患者さんが納得しながら進めていくことが大切です。クリニックとして患者さんに提供したいことは何か、患者さんと接する際に大切にしなければいけないはことは何か、このロゴを見る度に思い返すことができます。

休日の過ごし方を教えていただけますか?

家族サービスですね。買い物に行ったり、子どもの希望を聞きながら出かけたりします。実は趣味というものがなく、仕事と家族サービスの日々です。あえて言うならさまざまなところに行って人と話すことですかね。人とコミュニケーションを取ることは診療においても大事だと思っていています。今は歯科診療を突き詰めていかないといけないと自分で思っているので、歯科医師として何ができるのか日々切磋琢磨しています。幅広い分野の治療を取り入れていますが、広く浅くではなくそれぞれがしっかり強みになるよう勉強し先進の機器を導入するなど、診療面で患者さんへ貢献することと、患者さんがスムーズに来院できて治療について聞きたいことをしっかり聞ける環境づくりをめざしています。

今後の展望を教えてください。

原眞仁院長 原歯科医院6

地元に根づいたかかりつけ歯科医院として、一つ一つの診療を丁寧に提供することで患者さんの悩みをできるだけ解決していければと思います。そのためにも、患者さんにはできるだけ困っていることや今まで疑問に感じてきたことを話していただきたいです。患者さんの悩みや希望していることをすくい上げて一緒に診療方針を決めていきたいです。ぜひお気軽にご相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

かぶせ物治療/4万4000円~、噛み合わせ治療/5500円~ ※保険適用の場合もあり

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