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金 曙館 院長の独自取材記事

あけぼの歯科

(吹田市/千里山駅)

最終更新日:2021/05/13

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千里山駅東口からすぐの場所にある、活気あふれるショッピングモールの3階で診療している「あけぼの歯科」。半世紀以上の歴史を有する「日野歯科診療所」を引き継ぐ形で新たに開業したのは、院長の金曙錧(きむ・そかん)先生だ。「できるだけ痛みを少なく、できるだけ歯を抜かずに、患者さんに優しい医療を提供したい」と語る。これまで大学病院などで磨いた技術と先進機器、そして丁寧な診療で地域の人々からの信頼を集め、兵庫や京都に転居した人がわざわざ金院長の診療を受けに訪れることもあるという。患者の口腔内をトータルに診て一人ひとりの健康に貢献したいと、じっくり診療に臨む金院長。日頃の診療で心がけていることや今後の展望などについて、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2021年3月12日)

歯科用CTで細かな情報をキャッチし、治療に臨む

どのような患者さんが来院されていますか?

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基本的には大人の患者さんが多いですが、この辺りの再開発が進み、ファミリー層も多くなっているようです。その影響からか、お子さんも少しずつ増えている印象があります。地域の方以外にも、兵庫県や京都、遠くは東京から通ってくださる方もいます。以前はこの近くに住んで通ってくださっていたのですが、遠い場所に引っ越してしまった後も「なじみがあるから」と通院してくださっている方もいて、うれしい限りです。また、この地域には口の中に関心を持っていたり、意識が高かったりする方が多いようにも思います。口の中のメンテナンスの重要性はいろいろなところで語られていますが、ついつい面倒になってしまうもの。しかし、「歯石を取ってほしい」「汚れが気になる」とメンテナンスで来院される方が多いので、歯科医師としてはとてもやりがいがあります。

開業時にこだわったところはありますか?

当院は、ここからすぐ近くの日野歯科診療所を引き継ぐかたちで新しくオープンしました。私自身も日野歯科診療所に7年ほど副院長として勤務していたんです。もともと引き継ぐことは決まっていたのですが、いきなりではなく、何年か経験を積んで患者さんにも慣れていただいた上で引き継いだほうがいいと思ったんです。そういう意味では、以前から日野歯科診療所に通っていた患者さんが不便に感じることがないように、というのがこだわったところの一つです。室内の装飾に関しても、患者さんに「入りやすい」と思ってもらえるような温かみのある雰囲気にしたいと考えていました。でも、あまりに歯科医院らしくないのも嫌だったので、そのバランスを工夫して、機材もできるだけいいものを導入しました。それが最大のこだわりです。

こだわりの機材について詳しく教えていただけますか?

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取り入れているのは、歯や骨などの固い組織を撮影する歯科用CTです。通常のエックス線装置は2次元でしか見えないのですが、これは3次元で画像構築をすることができます。2つを比べると情報量が格段に違うので、より精密な診断につながります。例えば親知らずの抜歯や顎関節症の診断、埋まっている歯の位置の特定、顎の骨折、折れた歯の診断といったケースに、歯科用CTは大きな力を発揮します。CT撮影をしてみると、これまでわからなかった原因が明らかになることもあります。今後もインプラント治療や抜歯、歯周病治療などの場面で活用していきたいと考えています。

大事なのは、患者一人ひとりの希望をくみ取ること

歯科医師をめざしたのはなぜですか?

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最初のきっかけは、両親が医療系の仕事に就くように勧めてくれたことです。当初は医学部への進学も考えていましたが、「医者イコール外科」のイメージが強くて、自分にやっていけるのだろうかという気持ちもありました。しかし、高校2年生の頃に歯学に興味を持ち、歯科医師の道に進むことを決意しました。口腔外科を選んだのは、大学でいろいろな授業を受けるうちに関心を持ったから。高校時代は外科が自分に務まるか不安で医学部を断念しておきながら、矛盾しているようですが……。外科の勉強は若いうちしかできないだろうという気持ちもあり、口腔外科を専門に大学病院などで研鑽を重ねました。当時の経験が現在のベースになっていると思います。

先生の診療方針を教えてください。

できるだけ歯を削らない・歯の神経を抜かない・歯を抜かない診療を心がけています。予防にも注力していて、歯科衛生士による処置は1時間かけて丁寧に行っています。私自身は患者さんとしっかりとコミュニケーションを取りながら、お一人お一人の要望をくみ取ることも大切にしています。それで、患者さんのお口の中を診て、抱えている問題を解決するための選択肢をすべて説明し、患者さん自身が納得できる方法で治療を進めていきます。お子さんの治療では特に時間をかけて、歯科医院嫌いにならないように「慣れてもらうこと」を重視した診療をしています。子どもの頃に歯の治療が嫌いになってしまうと、大きくなっても恐怖心を抱き続けてしまいますし、そうなるとなかなか通院に足が向かず、口腔内の健康にも関わってきますからね。

子どもが口の中の健康を保つためにはどうすればいいですか?

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「しっかり食べて、しっかり噛む」ということが大切です。噛むことで唾液が分泌されてお口の中がきれいになるので、小さいお子さんを持つ親御さんには、歯応えのあるものを食べさせるよう心がけてもらいたいですね。そして、毎食後に歯磨きをするのが一番です。診療する中で思うのは、親御さんは皆さん一生懸命にお子さんを見ていらっしゃるので、口腔内の健康も問題ないことが多いんです。しかし、親の目がだんだんと離れる中学校・高校くらいになると、急に虫歯が増える現状があります。残念ながら、それに反比例して受診率は低くなっているため、年を重ねても幼少期の習慣を続けてほしいというのが私の願いです。

現状に甘んじることなく常にアップデートを心がける

行っている治療内容について教えていただけますか。

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やはり一般歯科治療をする機会が多く、最近はお子さんの治療やフッ素塗布などの患者さんも増えています。当院は口腔外科を標榜していますので、口腔外科的な疾患に関するお問い合わせもありますね。中でも多いのは、親知らずの抜歯でしょうか。ほかにも、顎関節症や口内炎などの粘膜疾患・治療、歯が折れた・抜けてしまったなどの相談、お口のけが、インプラント治療、スポーツマウスガードを作ってほしいという方もいらっしゃいます。口内炎に関しては、内科や耳鼻科を受診される方も多いようですが、歯科医院でも診療できることをぜひ知ってもらいたいです。粘膜疾患に対しては、必要であれば一部を切除して組織検査に出すことも。マウスガードについても、噛み合わせが適していないと本来の目的を果たせないことがありますから、市販のもので済ませるのではなく、歯科医院で自分に合ったものを作ることをお勧めします。

親知らずについて詳しく聞かせてください。

親知らずとは、真ん中の歯から数えて8番目にある大臼歯のことです。現代人は顎が小さいのできれいに生えることが少なく、完全に埋まっていたり横を向いたり、まっすぐ生えていても中途半端に歯肉がかぶっているということが多いです。そのため歯磨きが行き届かず、虫歯になったり周囲の歯肉が腫れたりと、親知らずが出てこようとする力で歯並びに影響を与えてしまうことも。親知らずが周辺の歯や歯並びに悪影響を及ぼしている場合は抜歯になることが多いですが、症状がなく悪い影響を与えていなければ抜歯する必要はないと考えています。抜歯方法としては、完全に埋まっているものや横に傾いているものはちょっとした手術になりますが、口腔外科で培った経験を生かして、困難なケースを除いて当院で対応しています。また条件が整っていれば、歯の移植術のためのドナーとして使えることもあります。

今後の展望について教えてください。

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これからの日本はさらに高齢化が進みます。通院が難しくなった、ずっと診ていた患者さんから「歯の調子が悪いから来てほしい」とのご要望があれば、訪問診療に応える体制を整えることも視野に入れています。先進的な治療が最良とは限りませんが、自分の技術の研鑽は常に怠らず、現状に甘んじることなく常に情報をアップデートし、それを患者さんに還元していきたいと考えています。虫歯治療だけでなく、口腔外科の知識や経験をベースに口の中をトータルで診ることのできる歯科医院として、さらに信頼いただけるように努力してまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円~
※治療内容によって金額が異なるためまずはクリニックへご相談ください。
セラミックインレー/4万4000円~
ホワイトニング/上下3万3000円~
マウスガード製作/1万1000円~

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