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金 曙錧 院長の独自取材記事

あけぼの歯科

(吹田市/千里山駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急千里山駅東口からすぐ、多くの人でにぎわい、活気あふれるショッピングモールの3階に「あけぼの歯科」はある。千里山で半世紀以上の歴史がある「日野歯科診療所」を引き継ぐ形で新たに同院を開院した金曙錧(きむ・そかん)院長。「できるだけ痛みを少なく、できるだけ歯を抜かずに、患者さまに優しい医療を提供したい」と語る。これまで大学病院などで磨いた技術と新型の機器、そして丁寧な診療で地域の人々からの信頼を集め、兵庫や京都に転居した人がわざわざ金院長の診療を受けにやってくることもあるそう。患者の口の中をトータルに診て一人ひとりの健康に貢献したいと、じっくり診療に臨む金院長。日頃の診療で心がけていること、今後の展望などをたっぷりと聞いた。
(取材日2017年10月13日)

まだ珍しい歯科用CTを取り入れ、より正確な診療を

毎日たくさんの方が診療に訪れていると思いますが、どのような方が多いですか?

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基本的には大人の患者さんが多いです。ですがこの辺りも再開発が進み、ファミリー層が多くなっているようです。その影響からか、お子さんも少しずつ増えている印象があります。地域の方以外にも、兵庫県や京都、遠くは東京から通ってくださる方もいます。以前はこの近くに住んで通ってくださっていたのですが、そういった遠い場所に引っ越してしまった後も「なじみがあるから」と通って来てくださっています。歯科医師としてそう言っていただけるのはうれしいことです。また、この地域には口の中に関心を持っていたり、意識が高い方が多いように思います。口の中のメンテナンスの重要性はいろいろなところで語られていますが、ついつい面倒臭くなってしまうものです。でも、「歯石を取ってほしい」「汚れが気になる」などメンテナンスで来院される方が多いので、歯科医師としてはとてもやりがいがあります。

開院された際にこだわったところはありますか?

当院は、ここからすぐ近くの日野歯科診療所を引き継ぐ形で新しくオープンしました。私自身も日野歯科診療所に7年ほど副院長として勤務していたんです。もともと引き継ぐことは決まっていたのですが、いきなり引き継ぐのではなく、何年か経験を積んで患者さんにも慣れていただいた上で引き継いだほうがいいと思ったんです。そういう意味では、以前から日野歯科医院に通っていた患者さんが不便に感じることがないように、というのがこだわったところの一つです。室内の装飾という面では、患者さんに入りやすいと思ってもらえるような温かみのある雰囲気にはしたいと考えていました。でも、あまりに歯科医院らしくないのも嫌だったので、そのバランスを工夫しました。そして、機材はできるだけいいものを入れようと思っていました。それが最大のこだわりです。

こだわりの機材について詳しく教えていただけますか?

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取り入れているのは、歯や骨などの固い組織を撮影する歯科用CTです。通常のレントゲンは2次元でしか見えないのですが、これは3次元で見ることができます。2つを比べると情報量が格段に違うので、より正確な診断につながります。例えば、親知らずの抜歯や、顎関節症、埋まっている歯の正確な位置の特定、顎の骨折や、折れた歯の診断といったケースに、CTは大きな力を発揮しています。そして、歯科用CTを撮ってみると、これまでわからなかった原因がわかることもあります。インプラントや抜歯、歯周病治療などで、これからも活用していきたいと考えております。

大事なのは、患者一人ひとりの希望をくみ取ること

先生はなぜ歯科医師をめざされたのでしょうか?

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両親が医療系の仕事に就くよう勧めてくれたのが、一番最初のきっかけです。当初は医学部への進学も考えていましたが、「医者イコール外科」のイメージが強くて、自分にやっていけるのだろうかという気持ちもありました。ですが高校2年生のとき、初めて歯学部があるということを知り、その道に進もうと決めました。大学でいろいろな授業を受ける中で口腔外科に出会い、興味を持ったんです。高校時代は外科が自分に務まるか不安で医学部を断念しておきながら矛盾してますが(笑)。外科の勉強は若いうちしかできないだろうという思いもあり、その後口腔外科を専門として、大学病院などで経験を積みました。それが現在のベースになっていると思います。

先生の診療方針を教えてください。

できるだけ歯を削らない、抜かない診療を心がけています。また、歯科衛生士による、予防歯科に力を入れています。歯科衛生士による処置は、1時間の枠をかけて、丁寧にしています。私自身は、しっかりとコミュニケーションを取りながらお一人お一人が望んでいることをくみ取ることも大切だと思っています。患者さんにとって無茶なことはしたくないので、自費の治療を無理に勧めることはありません。もちろん、いろいろな治療があることはしっかりとお伝えしますが、患者さんの意思が一番大事です。それから、子どもさんの治療では、特に時間をかけ、歯科医院嫌いにならないようにゆっくりと慣れてもらえるような診療を行っています。子どもの頃に歯の治療が嫌いになってしまうと、大きくなっても恐怖心を抱き続けてしまうものです。口の中の健康にとってそれはとても重大なことです。

子どもが口の中の健康を保つためにはどうすればいいですか?

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しっかり食べて、しっかり噛むということが大切です。噛むことで唾液が分泌されて、口の中がきれいになるので、小さい子どもを持つ親御さんには歯応えのあるものを食べさせることを心がけてほしいです。そして、毎食後に歯磨きをするのが一番です。診療する中で思うのは、小さい子の親御さんは皆さん一生懸命に子どもさんを見ていらっしゃいます。なので口の中の健康も問題ないことが多いんです。でも、親の目がだんだんと離れるのが中学校、高校くらいでしょうか。そのあたりの年齢で急に虫歯が増えるんです。それなのに、受診率は少なくなるんです。子どもの頃の習慣を、年を重ねても続けていってほしいと思います。

口の中をトータルに診ることで、患者の健康に貢献

大学病院と個人病院の違いはどんなところですか?

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個人病院での患者さんにとっての利点は、1人の歯科医師で口の中のことを完結させられることだと思います。大学病院のような大きな病院だと、この症状はあの先生、これはこの先生……と先生を回らなければいけないこともあります。当院では私が担当しますので、患者さんの安心感につながるのではないでしょうか。もちろん、もっと設備の整った病院で診てもらったほうがいいという判断をすることもあります。そういった場合でも、病院や先生を紹介しますので安心していただければと思います。大学病院は、より専門的な治療をする場所です。当院でも適切な紹介をしています。個人のクリニックでは、1人の歯科医師がよりスピーディーで、かつ患者さんの希望に沿った治療を、柔軟に提供しやすいと思います。


毎日お忙しいと思いますが、リフレッシュ法はありますか?

月に一度行くか行かないかのゴルフがリフレッシュであり、体力づくりにもなっています。でも一番のリフレッシュは、気の置けない仲間と食事やお酒を楽しむこと。仕事を離れて息抜きする貴重な時間です。とはいえ、歯科医師をやっている同級生が多いので、歯科業界の情報交換の場にもなってしまうのですが(笑)。めまぐるしく新しい情報が更新され、技術や機材もどんどん変わります。毎日診療するだけではなかなかそういったことに追いつくことは難しいので、同業である仲間と歯科についてざっくばらんに話し合える機会は、私にとってとても大切な時間です。

最後に、今後の展望を教えてください。

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これから日本は高齢者が増えていくことは避けられません。今現在はまだ難しいのですが、これから先ずっと診ていた患者さんが高齢のために通院が難しくなった場合、「歯の調子が悪いから来てほしい」という在宅診療の要望にも応えられるように準備しなくてはと考えています。死ぬまで勉強だと思っているので、これからもいろいろな知識を吸収して、技術を磨いて患者さんに還元していきます。虫歯治療だけでなく、口腔外科の知識や経験をベースに口の中をトータルで診ることで、患者さんから信頼していただけるのが理想です。虫歯だけではなく、口内炎や口の中のケガ、親知らずの抜歯、顎関節症など、口の中で困ったことがあったらぜひ何でも相談しに来ていただければうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/25万円~(税抜)
※治療内容によって金額が異なるためまずはクリニックへご相談ください。
セラミックインレー/4万円~(税抜)

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