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河津 千尋 院長の独自取材記事

河津歯科

(横浜市青葉区/たまプラーザ駅)

最終更新日:2019/10/23

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「かかりつけ医が専門性の高い治療を提供するのは当たり前だと思っています」と穏やかな笑顔で語るのは、「河津歯科」の院長、河津千尋先生。1993年の開院以来、地域のかかりつけ医として患者の口の健康を守ってきた河津先生は、口腔全体を診るゼネラリストとしての視点と、インプラントのスペシャリストとしての視点を併せ持つ歯科医師だ。さらに根管治療の専門家を大学病院から招き、チーム体制で歯科医療に取り組む同院。最近は、セカンドオピニオンで訪れる患者も増えてきているという。河津先生に、かかりつけ医としての真摯な思いをじっくり聞いた。
(取材日2019年8月5日)

ゼネラリストとして口腔全体、全身を診ながら診断

まずはクリニックの特徴について教えてください。

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当院は開業から27年目を迎える地域密着型の歯科クリニックです。田園都市の患者さんは知識も豊富で意識も高く、いい加減なことはできないという思いが常にあります。また、大学卒業後に2年ほど麻酔科で全身管理について学ばせていただいた経験から、歯科医療といえども、お口の中だけでなく、全身の状態を診ながら診療するスタイルを大切にしてきました。小さなお子さんから高齢の患者さんまで、地域のかかりつけ医として虫歯や歯周病から口腔外科、根管治療、インプラント、審美まで幅広いニーズに対応しています。一番の特徴は、大学病院から専門性をもった先生方に来ていただき、歯科医療を提供していることでしょうか。適切な診断力と技術で、地域のかかりつけ医としての役割を全うできるよう、研鑽を重ねてきました。

大学病院でも使用しているような機器をそろえられていますね。

開業してすぐに大学の先生にも診療を手伝ってもらうようになったのですが、信頼できる先生に来ていただく条件は、「大学病院と同じレベルの環境を整えること」でした。当時は一般の歯科医院で根管治療や徹底した衛生管理がまだあまり浸透しておらず、ラバーダムをかけようとすると患者さんに嫌がられることもありました。器具の滅菌も徹底するよう言われたので、タービンやエンジンなどの内部まで無菌化する滅菌器・滅菌システムを導入し、レーザー虫歯診断機なども導入しました。さらに12年前にこの場所に移転した時に、歯科用CTやマイクロスコープなど、その時点で実現できる高いレベルの医療体制を整えたつもりです。先生方にそれぞれの専門性を発揮していただくだけでなく、必要に応じて大学病院と連携しながら、患者さんにとって最良の歯科医療を提供することをめざしています。

診療方針について教えてください。

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虫歯や歯周病を治すだけでなく、なぜそうなるのか原因を明らかにし、再発防止のサポートまですることです。ゼネラリストとして、悪くなった歯だけでなく、口腔全体、さらには全身を診ながら診断します。つまり、患者さん自身が気がついていない“本当に治すべきところ”を掴んで、ご自身にも気がついてもらえるようお話をすることを大切にしています。また、生活環境などもできるかぎりお聞きして、「今治療するよりもお子さんの受験が終わってからのほうがいいのでは?」と提案することもあります。子育てや介護のストレスから歯がダメージを受けることも多く、やみくもに治療を勧めるよりも、患者さんにとってベストのタイミングで最適な治療をしたほうが、良い結果が得られると考えています。そういうことができるのも、日頃からの信頼関係があればこそ。なんだかいつもと反応が違うなと、ご家族が気づく前に認知症の兆候に気づいたこともあるんですよ。

チーム医療で支える診断力と技術

各分野の専門家とチームで取り組んでいらっしゃいますね。

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当院には根管治療を専門とする歯科医師が在籍しており、マイクロスコープを使用しながら、世界基準をベースにした治療に努めています。また、私自身インプラント治療を専門としており、300人以上の方の治療(1993年6月から2019年7月)に携わってきた経験から、必要に応じて歯周組織再生療法や歯肉や骨の移植を行うことも可能です。各分野の歯科医師によるチーム医療で、患者さんに心から満足していただける歯科診療を提供していきたいですね。

メンテナンスにも力を入れているそうですね。

お口の中は、治療が終わった時点が一番良い状態になります。その後の劣化をいかに防ぎ、虫歯になりにくい状態を保つかはケア次第で、当院では家でのケアとプロによるケアの2本立てで生涯にわたるお口の健康、ひいては全身の健康を守っていきたいと考えています。つまり、治療の終了がメンテナンスのスタートとなります。当院の歯科衛生士は、小さな虫歯や口腔内の異変を見逃さないという高い意識でケアに臨んでいます。もちろんそのための勉強にも歯科医院として取り組んでいるのですが、スタッフ一人ひとりが歯だけを見るのではなく、口腔・体全体、家庭環境を見ながらチェックしています。実際、かなり初期の口腔がんの疑いのあるケースも見つかっているんですよ。

多くの患者を生涯サポートし続けてきた先生ならではの気づきもあったのでは?

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最近は抜かない、削らない治療が主流になってきていますが、今は当たり前にできているお口のケアも、いつか自分でできなくなる日が来ます。そうなった時に、本人だけでなく、介護する人にも大変な思いをさせないで済むようにしておくのもかかりつけ医の役目だと感じるようになってきました。例えば、抜いたほうがよい歯を残していて、施設に入所してから抜歯するとなると、入院を伴う大がかりな治療が必要となる可能性があります。とはいえ、まだ元気なうちにいきなり抜くと言われたら抵抗を感じてしまいますよね。なので、「このままいくと数年後にはこの歯のために周囲の骨がなくなって、隣の歯も抜かなくてはならなくなるから、その前には抜きましょうね」と、少しずつ心の準備をしていただくようにしています。実際にいつ抜歯するかは、患者さん自身の人生だからこそ、ぜひご自分で決断していただきたいですね。

10年後、20年後もみんなが笑顔でいられる選択を

休日の過ごし方について教えてください。

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とにかく今は歯科医療が面白くてたまらないので、休日も何かしら勉強したり、治療法のことを考えていることがほとんどですね。少しでも長くこの仕事を続けられるよう、健康にも注意しなくてはならないのですが、なんせ仕事が趣味なので、自分の健康のことまでなかなか気が回らない状態です。先日、患者さんから、「先生、私より長生きしてくれないと困るわよ」と言われたので、健康のためにせめて1kgくらいは痩せようかなと思っているところです。自分のためにだとなかなか難しいですが、患者さんのために頑張りたいですね。

今後の展望をお聞かせください。

当院には若い患者さんも大勢いらっしゃいます。生涯にわたって患者さんのお口の健康をサポートするということは、いつか自分が治療できなくなる時が来た時に、患者さんはもちろん、引き継いでいただく先生にもご迷惑をおかけしないよう、きちんとした道筋をつくっておくということだと思っています。今のことだけでなく、20年後、30年後のことも考えた最善の治療をすること、そのためにも常に先進の技術や治療法を学び、医師としても人としてもまだまだ研鑽を積んでいかねばと感じています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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歯は1度悪くなると、自然治癒は望めません。悪くなるまで放置するのはもちろん、痛みがなくなったからといって治療を途中で止めてしまうと、その後の治療が大変なことになってしまいます。忙しくて歯医者に行く時間がないという声もよく聞きますが、そういう方だって遅かれ早かれ、痛くなったら歯医者に行くわけです。だったら、そうなる前に歯医者に行ったほうが治療も楽だし、通院回数も少なくて済みます。専門性高く治療をするのは当たり前。全身の状態・家庭環境を見ながら、患者さんにとって最適のタイミングで最善の歯科治療を提供し、必要に応じて大学病院などのより高度な信頼できる専門医を紹介できるのがかかりつけ医だと思っています。そのためにも、せめて年に1度は定期検診を受けてほしいと思います。定期的に美容院に通う感覚で、気軽に歯科医院にも足を運んでいただけたらうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~
根管治療/3万5000円~
セラミックインレー/8万円~
トータルホワイトニング(ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用)/6万円~
歯周組織再生療法:2万円~3万円
※症例によって価格に変動があるため、こちらは目安の値段です。

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