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真下 尚人 院長の独自取材記事

ましも歯科診療所

(高槻市/高槻駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR京都線の高槻駅から高槻市営バスで約9分、日吉台口停留所から徒歩2分の場所に「ましも歯科診療所」がある。4台分の専用駐車場も用意されているので、車でのアクセスもスムーズだ。診療所は三角屋根が印象的な外観で、医療機関というより居心地の良いリビングのような雰囲気。随所にかわいい装飾が施されている。院長の真下尚人先生は、現在の場所で30年以上にわたって診療し、地域の人々の口の中の健康をサポートしてきた。一人ひとりの患者に最も適した診療が提供できるよう、充実した設備を整え、さまざまな診療に対応している。高齢化が進む地域に合わせて、生涯にわたって健康な歯を保つための診療にも力を入れている。真下院長に地域の歯科医療に対する思いや治療にのこだわりなどを話してもらった。
(取材日2018年10月17日)

治療にはすべて徹底的に除菌された水を使う

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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父母ともに歯科医師で、私が生まれたときにはもう開業していましたので、小さい時から両親が診療する姿を見て育ちました。プラモデルを作ったりするのが好きだったので、歯のかぶせ物や入れ歯の技工がおもしろそうと思っていました。両親から歯科医師になってほしいといわれたことはないのですが、物づくりがおもしろそうという気持ちのまま歯科医師になったという感じです。

関東の歯科大学を卒業後は大阪のクリニックに勤務されたそうですね。

父親の大学の同級生がやっておられたクリニックです。院長先生は1960年代終わりから70年代初めにアメリカに留学された方で、新しい素材を導入されるなど、先駆的な取り組みをされた方です。そのクリニックに5年間勤務して本当にいろいろなことを学ばせていただいた後、現在の場所で当院を開業しました。僕は高槻の出身で、両親も現役だったので高槻は人脈がある土地でした。お世話になったクリニックの先生をはじめ、技工所の社長など、アメリカで先進的な歯科医療を吸収して来た方が周囲にたくさんおられたことも、高槻を選んだ理由です。開業当時、診療所よりも山側のエリアで大規模な宅地開発が始まったばかりで、これから新しい街ができる可能性のある場所でもありました。

設備のこだわりポイントを教えてください。

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物づくりが好きで歯科医師になっているので、設備には力を入れました。診療用のチェアは、3台とも機能に優れたドイツ製を採用し、根管治療、かぶせ物などの見た目を重心する審美補綴(ほてつ)など、精密な治療を行うためにマイクロスコープも導入しました。当院のチェアの最大の特徴は、自ら内部を洗浄、殺菌する機能を備えているということです。治療に使う水に雑菌などが含まれていないので、安心して治療を受けていただけます。さらに、診療室の水はすべてタンパク分解型の除菌水を使用しています。日々徹底的に除菌された水を使っていると、抜歯後の腫れなども少ないかと思います。

生涯にわたって良い状態を保つことをめざしたい

どんな患者さんが多いのでしょうか?

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開業当初は、新しく造成された土地にマイホームを建てた30〜40代の層が中心でした。二世帯の家も多く、そのご両親の世代も受診されていました。その方々が年齢を重ねられて、今の中心層は長く通ってくださっているご高齢の患者さんです。皆さん僕より上の世代の方なので、60代半ばより上の患者さんですね。時代の流れとともに患者さんのご要望が変化して、診療の内容も変わってきました。現在は、歯の欠損、入れ歯のケア、詰め物やかぶせ物の治療が多く、僕自身の歯科診療に対する姿勢や考え方も、開業当時とはかなり違ってきたと思います。

高齢者の診療についての考えを聞かせてください。

治療という視点で見ると、ある程度の年齢に達した患者さんの場合は、それまでに必要な治療を済ませておくのが理想です。以後はできるだけ良い状態を長く保っていくことが診療の中心になります。最後まで診させていただいて、お口の中が良い状態のまま人生を全うしていただくのが理想ですね。ただし、当院は地域の一般的な歯科クリニックなので、診療できるのはご自分で歯のケア、管理ができる方になります。セルフケアが難しくなった方の場合は、もっと専門的な対応ができる施設でケアいただくほうが安心ですからね。

患者さんとの接し方で気をつけていることはありますか。

症状や治療、ケアの方法などについて、患者さんにはできるだけ詳しく話すように努めていますが、高齢になるとどうしても一度に理解できる内容が限られてきます。当院では、僕が診療時に話し、歯科衛生士がケアの際に話し、さらに受付のスタッフも話すことで、同じ内容を3回聞いていただけるようにしています。長いキャリアを持ったスタッフばかりなので、話す内容をちゃんと理解しているし、話し方も心得ています。

幅広い治療に対応しておられますね。

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歯科の治療には保険診療と自費診療があります。保険診療は、悪くなってしまった歯の状態を、悪くなる以前の状態にできるだけ戻そうとする治療だと思います。一方、自費診療は歯ごたえのあるものも自分の歯で噛めるような、しっかりとした口の中を作っていく治療だと考えています。どちらがいい、悪いではなく、その患者さんに最も望ましい治療を提供することが大切なので、幅広い治療内容に柔軟に対応できるようにしています。例えば、若い患者さんなら、少し前の状態に戻す治療で対応できることもたくさんあります。しかし、高齢の患者さんの場合、生涯にわたってちゃんと噛むためには、口の中を作る治療が必要になることもあります。硬いものでもちゃんと噛めて、奥歯でしっかり噛み締められるということは、内臓などの状態だけでなく、元気に動くという動作にも大きなメリットになります。平均余命にも良い影響を与えることが調査でも明らかになっています。

長い目で見てその人に必要な治療を提供する

光殺菌治療を取り入れておられますね。

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早期がんの治療などで活用されている治療法です。光に反応する物質に光を当てることで殺菌します。近年は歯科の治療にも取り入れられ、歯周ポケットの奥にいる細菌の殺菌などに使用しています。薬剤の使用を抑えられるのがこの治療法のメリットです。例えば、抗生物質については、使用することで薬に対する耐性がつく、本当にその細菌に対して効果が期待できるかどうか疑わしいといったデメリットが指摘されています。光殺菌を用いれば、抗生物質を使用せずに殺菌が可能です。

睡眠時無呼吸症候群にも取り組んでおられるそうですね。

40歳を過ぎた頃に、妻に指摘されて自分が睡眠時無呼吸症候群だとわかりました。それで、病気や治療についての知識や技術を身につけるために、セミナーを受講して、自分でマウスピースを作成しました。睡眠時無呼吸症候群は肥満の人に多いとよくいわれますが、日本人の場合にはあまり当てはまりません、体型よりもむしろ、輪郭が問題です。日本人の顔はどちらかというと平面的で、顎も小さいので舌を収めるスペースが狭く、舌が喉のほうに落ち込んで無呼吸状態になりやすいのです。「太っていないから睡眠時無呼吸症候群にはならない」などと安心するのは危険です。

今後の目標や診療姿勢について聞かせてください。

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開業から30年、開業以来のお付き合いという患者さんも多く、ご自分で歯のケアができなくなり、僕の診療から離れていかれるまでは、ご自分の歯できちんと噛めるようにしてあげることが目標です。今の時代、歯を残すことが重視される傾向がありますが、ご高齢の方の場合は、悪くなった歯を残すことがデメリットになることも少なくありません。骨粗しょう症になる方もおられれば、生活習慣病で薬を常用するようになり受けられる治療が限られてくる方もおられます。更年期の方の場合、歯科治療をしても痛みが取れにくいこともあるんです。こうしたリスクを抱えたまま高齢期を迎えるのではなく、60代の間にその後の人生の財産となるような口の中を作り、良い状態を保っていただきたいと思いますし、そのお手伝いをさせていただきます。年齢を重ねても何でもお召し上がりになり、ご自分で診療所に通ってこられる姿を拝見することは、僕にとっても大きな喜びです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/1本35万円~
入れ歯/7万円~
セラミックブリッジ(審美補綴)/8万5千円~
光殺菌治療/1本1回千円~

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