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橋本 正基 院長の独自取材記事

マサキ歯科クリニック

(横浜市都筑区/都筑ふれあいの丘駅)

最終更新日:2020/04/01

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横浜市営地下鉄グリーンライン都筑ふれあいの丘駅のすぐ近くにある「マサキ歯科クリニック」。れんが造りの建物は洋館風のしゃれたデザインで、院内にはアットホームな雰囲気があふれている。気さくな笑顔で迎えてくれた橋本正基先生は、歯科技工士としてのライセンスも持つ経験豊富な歯科医師だ。セラミックの修復物を短時間で作成できるコンピュータ制御のCAD/CAMシステムを早期に導入し、治療期間を短縮し審美性を重視した治療を可能にした。アメリカで感銘を受けたという歯の健康と美に対する意識を日本人の間でも高めていきたいという橋本院長に、いろいろと話を聞いた。
(取材日2018年6月20日)

恩師の言葉に背中を押されて歯科医師としての道へ

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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子どもの頃は、元気があって友達を引っ張っていくタイプでした。そんな僕が歯科医師に憧れたのは、子どもの頃通っていた歯科医師が、優しくかっこよくて大好きだったから。男の先生でしたが、気さくにいろいろ話してくれるし治療もあまり痛くなくて、子どもにしては珍しく歯科医院に行くのが好きでした。その先生の影響で、歯科医師になる夢を抱いたものの、大学受験ではあえなく失敗。普通なら浪人して「来年は必ず!」と頑張るところでしょうが、僕は昔から憧れていたアメリカに行ってみようと考えました。語学学習や社会勉強として、若いうちにいろんなことを見て経験しておこうと、ワシントンのシアトルに1年間留学したんです。

アメリカではカルチャーショックを受けたそうですね。

一番驚いたのは、現地の人の歯の美しさでした。歯科医師になりたいという希望は持ち続けていたので、自然と歯に意識が向いてしまうのですが「文化がぜんぜん違う!」と、すごくショックを受けました。アメリカでは、例え仕事ができても、セルフコントロールができない人は認めてもらえない風潮があり、太っている人、ヘビースモーカー、ドランカー、そして歯が汚い人は、トップにはなれない傾向にあります。トップに立つのは、タバコは吸わない、お酒は適量、スタイルがよくファッションもお洒落で、歯がきれいな人が多い。歯が汚いと出世できないなんて日本では考えられませんが、アメリカではわりと当たり前で、歯の健康に対する意識も全体的に高いんです。

帰国後はどのような道に進んだんですか?

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帰国していきなり歯科大学に再チャレンジというのも難しいと思い、歯科技工士の学校に入って技術を学び、技工士として働きました。その間も歯科医師になる夢を諦めたわけではなく、尊敬する先生にそのことをよく相談していました。そのとき先生に「技工士などデンタルテクニシャンが感動を与えられる相手は歯科医師に限られる。でも歯科医師は数え切れない人たちに感動を与えることができる。君は技工士より歯科医師として表に出るほうが向いていると思うよ。チャンスがあるのだったら勉強して歯科医師になり、患者さんに感動を与えてあげなさい」と言われました。当時すでに28歳だったので「ちょっと大変かな」とは思いましたが、先生の励ましと歯科医師になりたいという思いを胸に、再度受験に挑んで、歯科大学に入りました。大学での勉強も大変でしたが、技工士としての経験から補綴の分野が得意で、実習もやりやすかったですね。

メタルフリーの治療で自然な笑顔を取り戻したい

歯科医師になられてからの経歴をお聞かせください。

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大学を卒業して4年ほど病院で勤務した後、1992年にここから少し離れた場所で開業し、2002年に現在の場所に移転しました。その後3年ほどしてグリーンラインが開通し駅ができて、人も車も増え、すっかり様子が変わりましたね。駅から近くとても便利な場所にあるので、子どもからお年寄りの方までいろいろな年齢層の患者さんが来院されています。特にファミリーで来られる患者さんが多いかな。アットホーム的な歯科医院にしたかったので、建物の外観も外国のおうちのようなデザインにしたんです。院内には特にキッズスペースは設けていませんが、待合室全体をキッズスペースだと考え、子どもの好きなDVDや絵本などを用意しています。

診療において力を入れている分野はありますか?

やはりCAD/CAMシステムを活用したメタルフリーな歯科治療ですね。金属アレルギーの問題だけでなく、特に5〜6番の歯に金属が入っている方の場合、それを見せないようにと、笑い方が不自然になってしまっていることが多いんです。それを自然な歯の色に近い修復物に換えることで、気にせず笑えるようになれば、自然なスマイルラインでの笑顔につながります。自由診療になりますが、そういった修復物の交換が1日でできるのが、当院で導入しているCAD/CAMシステムの長所です。3D光学カメラで口の中を撮影し、それを基にモニター上の3D画像で設計して、セラミックを削る機械で切削し研磨していきます。歯型を採る必要がありません。そういった先進機器と僕自身の技工士としての経験を生かすことで、患者さんに満足していただける治療を提供していきたいですね。

インプラントにも力を入れられているとお聞きしましたが。

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現在取り組んでいるのが、即時荷重インプラントという治療法です。すべての人に対して可能な方法ではありませんが、骨の質が良ければ、歯を抜いたその日にインプラントを植え、仮歯まで入れることができます。CAD/CAMシステムもこの方法も、院内に歯科用CTがあるから可能な治療なんです。CTがなかった頃は他の病院で撮ってきてもらったデータを見て診断するため、時間がかかっていましたが、現在は院内でCTを撮影して、即日診断ができるようになりました。他には、可能な限り急患にも対応できるようにしています。水曜日午後と木曜日が休みなので、インプラントの手術や親知らずの抜歯などは、その前日はなるべく避けているんですが、その日にしかできないときは、僕の携帯電話の番号をお知らせして、休みの間に何かあった場合でも対処できるようにしています。

十分な説明を通して、歯への関心を高めていきたい

患者さんとのコミュニケーションについてはどのようにお考えですか?

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患者さんの信頼を得るためには、インフォームドコンセント、つまりきちんとした説明をすることが大切だと思っています。以前、40代で入れ歯をされている患者さんがいて、「40代で入れ歯は早いでしょう。他の方法にしなかったの?」と尋ねたところ、「入れ歯でなくてもよかったんですか?」という答えが返ってきて驚いたことがありました。その方は他の治療方法について説明を受けていなかったようです。歯科医師は自分だけで治療方針を決めてしまうのではなく、可能な選択肢があれば患者さんに伝え、しっかり話し合った上で方針を決めるべきです。また、もし現在自分の治療法などで悩んだり迷ったりされている方がいたとしたら、他の歯科医院でセカンドオピニオンを受けることを躊躇する必要はないと思っています。

先生自身が健康面で気をつけていることはありますか?

ときどき皇居の周りを走りに行っています。以前は駒沢公園で走っていましたが、そこは1周約2キロ、皇居は5キロと1周が長いんです。皇居は他に本気で走っている人がたくさんいて、エネルギーをもらえますね。遊んでいる親子連れなども少なく、真剣に走っている人ばかりなので。よく「なんでそんな遠くまで走りに行くんだ」って言われますが、もともとドライブと旅行が趣味で、車の運転は嫌いじゃないのと、1周走りきらないと車を置いたところに戻れないという理由もあります(笑)。

最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。

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日本はまだまだ歯の健康や美しさに対する意識が欧米より遅れていると感じます。それをどうやって高めていけばいいか、いつも考えています。もちろん保険で治療できることには限りがありますから、そういったことをしっかり説明することも大切だと思っています。でも歯の修復物を換えるだけで、患者さんの心境の変化につながることもあり、そういった変化を目にできれば、僕としてもうれしいものです。今後も歯の健康に対する意識を高めていきながら、歯を美しく保つことの素晴らしさを、この場所から発信していきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミック治療/1万9000円~、インプラント治療37万8000円~

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