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柴田 祐一 院長の独自取材記事

しばた歯科

(一宮市/木曽川駅)

最終更新日:2020/02/26

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木曽川駅から車で15分ほど、県道151号線一宮各務原線沿いに1997年に開業してから、地域に根差したかかりつけ歯科医院として幼児から高齢者まで幅広い年齢層の口腔環境を守ってきた「しばた歯科」。院長の柴田祐一先生が大切にする治療の理念は「自分だったらどう治療してほしいか」だ。歯科治療でレーザー機器や笑気麻酔を用いることで患者にとって負担の少ない治療に取り組むことをはじめ、インプラント治療と歯列矯正にも力を入れている。また院内には熱帯魚が泳ぐアクアリウムやキッズスペースもあり幼児連れの保護者にも配慮されている。「開業医として地域や時代のニーズに沿った歯科医院でありたい」と笑顔で話す柴田院長の診療に対する思いを語ってもらった。
(取材日2020年1月27日)

歯列矯正・インプラント治療など患者本位の治療を

歯科医師になったきっかけをお聞かせください。

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幼少期に弟と一緒に虫歯治療で歯科医院に通っていました。弟が治療を受けているのを間近でみて歯科医師がいろんな材料を練ったり治療器具を使って治療を進める様子から、歯科医師という職業に興味を持つようになりました。そして明和高校へ進学して進路を決める頃には、時代の流れもあり情報処理科かIT系も考えたりもしましたが、もともと理科系科目、特に生物学が好きだったので医科か歯科に進みたいと思い、愛知学院大学の歯学部へ入学しました。大学在学中は憶えることが多く苦労もしましたが、大好きだった生物学を教養課程で受講したり、入れ歯を作る授業に熱中したり有意義な時間が過ごせました。

勤務医時代のお話をお聞かせください。

大学を卒業してから10年と少し、勤務医として3つの歯科医院で勉強させていただきました。1つ目の歯科医院は、矯正歯科や歯周病の外科的治療や埋伏している親知らずを抜く治療などを積極的に行っていて、矯正歯科や外科的な治療について経験を積みました。2つ目に勤めた歯科医院の大先生は自費治療だけをされていて、特に矯正治療に力を入れており、また、入れ歯などもご自身で作られていました。この時に大先生から「矯正治療をするのであればまず、総入れ歯を学ぶことが大切」と、お言葉をいただき、今でも私の心に残っています。そして最後の歯科医院は名古屋市内にありましたが、こちらは自費治療をあまり行わず保険治療をメインに行い、ホスピタリティーを大切にしながら多くの患者さんの診療を行っていました。ここでの経験は技術はもちろん、患者さんへのソフト面での対応の重要性を体感できた貴重な経験でした。

開業の経緯と、歯科医院内のリニューアルについてお聞かせください。

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歯科医師をめざすと同時に開業することは自分の頭の中にあり、縁あってこの一宮の地で開業することを決めました。1997年に開業。その後一度、院内をリニューアルしました。入り口すぐのところに靴を着脱できるように椅子を配置したり、キッズスペースの確保をしたりと、幅広い年齢層の患者さんにとって使いやすい環境になるようにしました。院内の雰囲気は、患者さんがリラックスできるような色調を選んだり、入り口には熱帯魚が泳ぐアクアリウムを設置しました。

常に新しい治療方法を取り入れるため自己研鑽を続ける

診療する際に心がけていることを教えてください。

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一番大切にしているのは「自分だったらどう治療してほしいか」ということです。若い頃は勉強ばかりしていましたが、「100のスキルがあっても人間性が0であれば意味がない」と思っています。私たち歯科医師が診るのは人間である患者さんなので、その患者さんと心を通わせて治療を進めるのが大切です。そのようなことから当院では、初診の患者さんへは30分ほど時間をいただき、ヒアリング・検査・検査結果の説明・治療などを行っています。それに加えて、患者さんのためにより良い治療を提供するため定期的に学会や勉強会に参加しています。新しい治療方法を取り入れていくことは地域医療を守る歯科医師として大切なことだと思っています。例えば、当院では痛みの少なさと、幅広く活用できる有益性に着目し、早くからレーザー治療を導入していましたが、今では保険治療で行えるようになりました。

どのような方が来院されていますか? また得意とされるインプラント治療はどのような特徴がありますか?

来院される患者さんは、2~3才のお子さんが健診で虫歯や歯並びの再検査が必要となって受診されたり、訪問診療では高齢の寝たきりの方の口腔ケアを行ったりさまざまです。開業医としては患者さんのあらゆる主訴に対応できることが大切だと思っており、虫歯や歯周病などの一般歯科から、噛み合わせの治療、歯列矯正、インプラント治療、ホワイトニング、審美面に配慮した診療まで広く対応しています。特に力を入れている分野の1つであるインプラント治療では、安心安全のために極力、ドリルを使用しない手術法を用いたり、CTを利用したガイドを作成し、それを手術に利用すること、インプラントを埋入した日に仮歯を装着できるような施術法を用いることで患者さんの心身の負担を軽減しています。

口腔環境を整えていくことが大切なのだそうですね。

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口腔環境は人間にとって、生きていく上で非常に大切です。体の健康維持のためにもバランス良く食べることが必要ですが、噛むことができなければ食べられるものも制限されてしまいます。また年齢問わず、噛み合わせがずれていると力のかかるバランスが崩れて姿勢がずれることにも。高齢者にとって気をつけたい活動性の低下、認知機能の低下などの健康障害が起こりやすくなるフレイルという状態は、口腔環境においてはオーラルフレイルと言われます。トラブルを早期に発見し対処できるよう歯科定期検診の習慣をつけましょう。

地域と時代のニーズに応えられる歯科医師であるために

最近増えているという「上下歯列接触癖」とは何ですか?

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ご自身の唇を閉じた時に上下の歯が合わさっているか確認してみてください。もし歯が合わさっているなら無意識のうちに歯で食いしばっている「上下歯列接触癖」という症状です。本来、私たちの歯は何もしていない時は上下の歯は離れていて、食事や会話の際に瞬間的に接触するだけとなり、1日の接触時間はトータルで10~15分が正常です。しかし、現代はストレス過多な環境やスマートフォン・パソコンの利用時に下を見る姿勢が多い生活環境などにより、上下の歯が接触していることが多いようです。歯がすり減る、歯が欠ける、歯周病の悪化、治療した部分が壊れる、肩こりや頭痛、顎関節症や知覚過敏などが、上下歯列接触癖に起因する場合があります。もしご自身の上下の歯が接触していることに気がついたら、ため息をつくように息を吐き、顔や肩の力を抜くようにしてリラックスすることを心がけてみてください。

子どもの矯正歯科のタイミングとは?

子どもの永久歯は、6才前後で下の前歯と6番目の歯が生えてきます。この年齢でその子のほとんどの永久歯が並ぶ距離と幅がおおよそ決まります。顎が育つ時期は限られており、もし健やかな顎の成長ができていない場合は、適切な時期に歯科医院で適切な歯列矯正や口の癖の改善など対応を行うことが大切です。そのような理由から、6才前後のタイミングで「お子さんの口腔内に問題がないか」を、歯科医院でチェックしてもらうことをお勧めします。当院では矯正歯科にも力を入れており、それ以外の年齢の患者さんに対しても、その人の年齢や口腔内の状態に合わせて矯正歯科の方法をご提案しています。

今後の目標と読者へメッセージをお願いします。

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20年以上、この一宮で開業医として地域医療に関わってきました。これからも地域や変わりゆく時代のニーズに合わせて貢献できるように、積極的に学会や勉強会に参加して最新の情報を提供できるようにしたいと思っています。また訪問歯科診療は今後ますますニーズが増えると思うので、これからも積極的に関わっていきたいと思います。いつの時代でも早期発見、早期治療が大切、というのは変わりません。そのために定期検診を受けることをお勧めします。それが口腔内環境を整え、オーラルフレイルの予防になり、それが全身のフレイルの予防へとつながることになるのです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/25万円~(手術代、インプラント体含む)、歯列矯正/50万円~、調整料:3000円、ホワイトニング/1本6000円~、審美面に配慮した診療/ジルコニアクラウン 9万円~ ジルコニアインレー 6万円~
※すべて税別

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