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白井 万晶 院長の独自取材記事

白井歯科医院

(豊橋市/豊橋駅)

最終更新日:2019/10/31

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JR東海道本線の豊橋駅から車で約10分、バス停「中央図書館前」から徒歩3分。住宅地の中にある「白井歯科医院」は、白井万晶(かずあき)院長の祖父の代から3代続く、家庭的な雰囲気のクリニックだ。待合室に白井院長自身が上げたという手筒花火が展示してあったり、診察室の椅子が明るい配色になっていたりするのには、「歯医者さんを怖い場所だと思ってほしくない」という白井院長の思いが込められている。根管治療を得意とする白井院長。診察時には患者とさまざまな話をしながらコミュニケーションをとることを大切にしている。物腰がやわらかく、穏やかな語り口が印象的な白井院長に、クリニックの歴史から、患者を第一に考えた診療方針、高齢化が進む中での今後の取り組みなど幅広く話を聞いた。
(取材日2019年10月10日)

代々受け継がれてきた「患者第一」の診療方針

まず、クリニックの歴史について教えてください。

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もともと祖父が現在のクリニックの近くで歯科医院を開いたことが当院の始まりです。それを父が継いで、私が大学を卒業するのを機に、1993年にこの場所に移転しました。私は愛知学院大学を出てから、豊川市内の歯科医院で勤務した際の経験が刺激となり、インプラント治療などについて勉強しました。その後、1994年から当院に勤務し、2008年から院長を務めています。父から院長を引き継ぐときには、患者さんの気持ちを大事にすることと、患者さんに喜んでもらえるような義歯を作ることなど、これまで白井歯科がやってきたことをきちんと継いでほしいと言われました。祖父や父の思いを受け、そういった部分を自分がうまく引き継げていたらいいなと思って今もやっています。

どのような治療を得意とされていますか?

歯周治療ですね。あとは、歯内療法ともいわれる歯の根っこの根管治療です。これらの分野は学会などを通して勉強してきました。歯科全般の中でも自信をもっている治療です。歯周病の患者さんには、治療するだけでなく、予防のアドバイスも行っています。また、歯科医師会の仕事で、障害者歯科について学んだり、学会で勉強をしたりする機会がありましたので、そういった対応にも気をつけています。普段の診療では、父が義歯に力を入れていたこともあり、義歯を作ってほしいという患者さんが多いですね。義歯の仕上げは歯科技工士に任せていますが、できるだけ患者さんの顔に合わせたものを作れるよう、製作途中までは自分で行うようにしています。

診療において心がけていることはありますか?

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患者さんの気持ちを第一にすることと、家庭的な温かさをもって接することです。私自身、話すことが好きなので、患者さんとは治療以外の話もします。歯医者さんというと、怖いというイメージのある方も多いと思うのですが、話している間に診療が終わって患者さんが「楽しかった!」と言って帰ってくれることもあって、うれしいですね。最初は泣いてしまっていたお子さんが、通ってくれるうちに成長していく姿を見られることも楽しみの一つです。私にも思春期の子どもがいるので、中高生のお子さんをもつ患者さんと子どもについて話すことも多いですね。患者さんに少しでも寄り添えたらという思いで、コミュニケーションを大切にしています。

家族で通える、明るい雰囲気のクリニックに

どんな患者さんがいらっしゃいますか?

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祖父の代から続いていることもあって、祖父や父の代からなじみの患者さんが多いですね。父が診療していた頃の話を聞いて遠くから来てくれる患者さんもいます。親子3世代で通ってくれている患者さんや、お子さんが受診したのをきっかけにご家族で来てくださるようになった患者さんもいらっしゃって、とてもありがたいです。年齢層は小さいお子さんからお年寄りまで幅広いです。昔からずっと来ていただいている患者さんは年齢も上がってきているので、そういった方が困ったときに対応できるように、訪問歯科診療もしています。患者さんに対して最後まで責任をもっていきたいと考えて診療にあたっています。

先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

子どもの頃は料理人や音楽の道にあこがれることもありました。それでも歯科医師になったのは、やはり祖父や父の影響が大きかったと思います。気づけば歯科医師の道を意識しており、小学校の文集で将来の夢を書くときに「歯科医師になりたい」と書いたことを覚えています。私は4人きょうだいの3番目なのですが、上は姉2人、下は妹1人だったこともあって、「自分が歯科医師にならなければ」という思いももしかしたらあったかもしれません。

クリニックの設備についてこだわっているところはありますか?

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以前はクリニック内に段差が多く、ドアも手動だったのですが、車いすでいらっしゃる患者さんも増えてくる中で、バリアフリーに改装しました。入り口やトイレも車いすでそのまま入れるようになっています。また、クリニック内の雰囲気を少しでも明るくすることで、患者さんが緊張しないようにしたいと思っています。診察室の椅子もピンク、オレンジ、黄色など温かみのある色のものを使っています。患者さんがどこに行ったらいいかわからないようなときに「何色の椅子に座ってね」と伝えられるようにあえて一つずつ違う色を選びました。

地域のニーズに応え訪問歯科診療に力を入れていきたい

待合室にある手筒花火も気になりました。

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私の町では祭りがないのですが、友人が住んでいる町でやっている祭りで手筒花火を上げるというので、私も上げさせてもらいました。せっかく豊橋にいるので、豊橋発祥ともいわれる手筒花火を上げたいと思っていて、友人にできないか聞いてみたら、町内会関係なくできるというので、やってみました。祭りの1ヵ月くらい前に竹を取るところから始めて、作り方を教えてもらいながら一所懸命仕上げました。自分で作ったものを自分の手で上げるので、達成感があって気持ちが良かったですよ。手筒花火を上げるのが大変なのを知っている患者さんには「先生、飛ばされなかった?」と心配されることもあります。

休日はどのように過ごされていますか?

休日は、普段診療があるとできないクリニックの片づけや草取りをしたり、家族と買い物に出かけたりするくらいで終わってしまいます。趣味もやりたいなと思うのですが、なかなか時間がとれませんね。学生時代から吹奏楽をやっていたので、今もホルンを持っています。音楽が好きで、小学生のときはマーチングバンドでトランペットをやっていて、中学校でオーケストラ部に入り、先生からホルンを勧められたのをきっかけにホルンを練習し始め、卒業後も楽器をいじるようになりました。数年前までは高校のOB会で現役の高校生と一緒に演奏したりもしていましたが、最近は機会がなくてできていないので残念です。

最後に、今後力を入れていきたい取り組みと読者へのメッセージをお願いします。

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今は休診日や診療が早く終わる土曜日に訪問歯科診療を行っていますが、今後は高齢化に伴って訪問歯科診療のニーズがきっと増えてくると思うので、そういった部分でもっと対応できるように準備を進めていけたらと思っています。また、クリニックとしては、家庭的な雰囲気で話しやすいということが患者さんに喜んでいただけている点でもあるので、それをこれからも大切にしていきたいと思っています。とにかく地元に根づいたクリニックでありたいという思いが強いので、今後も皆さんのお役に立てるよう頑張っていきたいですね。安心して来ていただけるよう心がけていますので、気が向いたときにいつでも当クリニックをのぞいてみてください。

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