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野村 真平 院長の独自取材記事

のむら歯科医院

(丸亀市/讃岐塩屋駅)

最終更新日:2021/10/12

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県道205号沿いに設立された「のむら歯科医院」は、田畑や住宅が広がるのどかな場所にある。2019年に前院長から同院を引き継いだ2代目院長の野村真平先生が現在の名前に改称し、リニューアルオープンしている。外観はそのままに、内装はアットホームをコンセプトに木材を多用した温かい雰囲気に一新。先代の野村歯科医院の雰囲気も残しつつ、より優しい空間になった待合室など新しさと温かさが感じられる。先代から通っている患者の他に、20代やファミリー層といった新しく通う人も増えてきているそうだ。1984年に開業して以来、地域に根差してきた歯科医院としての顔はもちろん、これからの展望について野村院長に語ってもらった。

(取材日2021年7月26日)

患者の負担軽減をめざした診療環境

歯科医院を引き継ぐにあたって、内装のデザインや機材にはどんなこだわりがありましたか?

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病院っぽくしたくなかったのとアットホームな感じを出したかったのがこだわりです。内装はすごく気を使ってデザインしてもらいました。機材のこだわりとしては患者さんの負担軽減を優先していて、例えば、被ばく量の少ない歯科用CTを導入しています。診療ユニットも、腰などに負担がかからないようなクッションがあるものを選んでいます。もう一つこだわったのは拡大鏡ですね。私は歯科医師になってからずっと拡大鏡を使って治療してきましたが、拡大鏡は裸眼よりも細かい部分が鮮明に見えるので丁寧な治療が可能になるんです。治療後の差もはっきりするので、すべての患者さんに拡大鏡を使った治療を行うようにしています。

院内を清潔に保つための工夫をお聞かせください。

リニューアルするときに滅菌器もすべて新しくしました。現在使用しているのは、ヨーロッパ基準でクラスB規格のもので、日本のものよりワンランク上のものです。患者さんに使う器具はすべて消毒をした後に、この滅菌器で処理をしてから使用しています。また、歯を削るタービン・コントラは、機械の細部まで洗浄し専用の滅菌器での処理も欠かしません。他にも、待合室には空気清浄機を設置しています。また、換気も定期的に実行して空気の入れ替えを行っていますし、手袋は使い捨てを採用して清潔な状態を保てるように努めています。患者さんの手が触れるドアノブや手すり、取っ手は消毒液で拭く作業を重点的に行い、院内感染の防止に尽力しています。

診療についてもお伺いします。麻酔をするときに気をつけていることはなんですか?

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歯科医院が「怖い」と思われる原因の一つが麻酔時の痛みだと思います。ですから、丁寧に打つことで少しでも痛みを緩和できるように気をつけています。打つときは、まず表面麻酔をした上でしっかり時間を置くようにしています。そうすると、注射を打つときのチクッとした痛みが減るんですよ。麻酔薬も、人肌程度に温めることで麻酔時の痛みが緩和されますので、ウォーマーで温めてから使用しています。また、針は33Gという細い針を使い、打つときもゆっくりと優しく麻酔液を注入することで痛みの軽減を図っています。もちろん患者さんの様子を見ながら無理なく治療しますので、少しでも違和感を覚えたら、何かしらのリアクションやお声がけをしてください。

中途半端な治療はせずに時間内でしっかりと終わらせる

治療する際にこだわっている点はありますか?

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患者さんへの説明をしっかりとすることです。これから何をされるのかがわからないと不安だと思うので、歯科用CTで口腔内の写真を見せたり、アニメーションソフトを使ってどんな治療をするのかご覧いただいたりして説明をしています。他に心がけているのは、治療回数を明確に提示することと、患者さんの疑問や不安を極力聞き出すようにしていることです。実は最初に働いた歯科医院がすごく厳しくて、朝6時くらいから練習するようなスパルタなところでした。ビジネス街にあったからか、時間内に治療を終わらせるようにすることと患者さんを待たせないというのをすごく言われたのを覚えています。説明も含めて時間内でしっかりと終わらせる。中途半端な治療をしない。それが自分の中で基礎になっています。

妊婦健診に力を入れているそうですね。

はい。私の妻も妊娠中につわりがひどくて口腔ケアが大変だったと実感しているので、力を入れています。ありがたいことに最近は、若いお母さんから妊婦健診についてよくご連絡をいただきます。妊婦さんのお口の中は妊娠していない時と比べてトラブルが起こりやすくなります。妊娠中は唾液の量が減って口の中が乾きやすかったり、つわりで気分が悪く歯磨きがうまくできなかったり、食事の回数が増えてお口の中がすっきりしなかったりと口腔内の清潔が保ちにくいからです。基本的に、安定期である妊娠4~7ヵ月であれば治療ができますし、歯磨きが不十分だと虫歯や歯周病に加えて歯肉炎になりやすいので、予防のためにも受診することが大切です。お口の中のクリーニングも受けつけていますのでお気軽にお問い合わせください。

子どもの診療で注意していることはありますか?

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無理に治療をしないことです。私にも1歳と3歳の子どもがいるのですが、「歯医者さんは決して怖いところではない」と思わせることが重要だと考えています。大人になっても歯科医院が苦手という方は、幼少期で怖い思いをしたトラウマが残っていることが少なくありません。だからこそ、緊急で治療しないといけない状況以外ではトレーニングから始めています。まずは診療ユニットに座ってもらい、お話をして歯科医院に慣れてもらうところからスタートします。治療器具も事前に見せてあげて、今から使うというのをしっかりと伝えて理解してもらってから使用しています。治療するときも1、2、3と数を数えて「3秒まで頑張って」などと時間を区切り、できたら褒めてあげるようにしています。もちろん無理に進めず、子どものペースに合わせていくのが大切です。

これからも患者のことを第一に考えた治療を提供

自由診療ではどういったものに力を入れていますか?

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セラミックのかぶせ物や詰め物を使用した補綴治療と、ホワイトニングです。以前勤務していた歯科医院で要望が多く、こちらでも需要はあると思っています。また、セラミックと聞くと歯を白くきれいにするだけというイメージがあるかと思いますが、機能面を考えてもセラミックがお勧めです。セラミックには汚れがつきにくい性質があるので、虫歯の再発防止に役立つのです。もちろん費用がかかるので、無理にお勧めすることはありません。どのような治療法があるかきちんと説明した上で、患者さんに選んでもらっています。

患者さんとのエピソードで印象に残っているものはありますか?

前の勤務先で、高額な費用で入れ歯を入れたけどうまく噛めないという患者さんがいらっしゃいました。歯科医師にすごく不信感がある状態だったのですが、粘り強く説明をして、治療して差し上げたらものすごく喜んでくださって。僕が退職するときも泣いてくれるほどでした。しかも、辞める前にもう一つ先生に入れ歯を作ってもらいたいと言っていただけたのは、自分の中で特に感動したエピソードですね。

今後の展望も含めて、読者へメッセージをお願いします。

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今後は高齢者への治療として入れ歯の勉強をしたいですし、ご来院が難しい方のもとへ行って診療するために訪問診療も検討中です。これからも極力患者さんのことを第一に、考えや気持ちをくんだ上で治療をしたいと思っています。痛みに対して配慮しながら治療するのは当然ですし、回数もできるだけご希望に沿ったかたちで提案したいと考えています。そして、患者さんがどう思っているのかを先にこちらがくんで、言い出しにくいことをこちらから先に話ができるように、日々気を使いながら治療をしていますので、お口の中のことならお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックインレー/5万円~、セラミッククラウン/8万円~
自費入れ歯/25万円〜
オフィスホワイトニング(上下)/2万5000円〜、ホームホワイトニング(上下)/2万円〜

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