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川本 眞奈美 院長の独自取材記事

アルティス歯科・口腔外科 総合クリニック西宮北口

(西宮市/西宮北口駅)

最終更新日:2019/08/28

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西宮北口駅から徒歩2分。2019年5月より「川本デンタルクリニック」から「アルティス歯科・口腔外科総合クリニック西宮北口」へと名前を変えた同院では、院内の各所に花が飾られ、ゆったりと優雅な時間が流れる。院長の川本眞奈美先生は、口腔外科や麻酔科などの豊富な経験を生かし「ほかのクリニックに断られた」「平日は仕事で通えない」と悩む患者を積極的に受け入れるベテラン歯科医師。口腔外科・歯周外科などにも広く対応し、得意とするインプラント治療では、技術と美しさを重視した治療を行っている。訪問診療も開始し、口腔外科治療や嚥下機能診断など、総合的な診療を行う。「病院とクリニックの中間に位置するクリニック」をめざす川本院長に、治療に対する思いやインプラント治療について聞いた。
(取材日2019年5月1日)

病院とクリニック、その中間的役割を担うクリニックへ

先生は口腔外科や麻酔科など、豊富な経験を持っていらっしゃるそうですね。

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大学を卒業してすぐ、母校に付属している第一口腔外科に残り、その後は医局から派遣という形で病院を回り経験を積みました。口腔外科の歯科医師としての基礎は、近畿中央病院で口腔がんや外傷骨折といった、大きな手術を任せていただいた経験が大きいですね。インプラント治療は、大阪厚生年金病院(現・大阪病院)でさまざまな治療を経験させていただいたことが、今のベースとなっています。そして、研修医時代に病院の麻酔科で、整形外科・心臓循環器科・産婦人科などの全身麻酔を担当していたんです。全身管理を学んだことはとても貴重な経験となり、現在、基礎疾患のある患者さんの治療に生きています。

研鑽を積み、2000年に満を持しての開業。開業を決心したきっかけをお聞かせください。

病院にいた頃は、診療時間が「土・日・祝日休診」「午後休診」といったように、診療時間が限定されている状態でした。そのため、患者さんはなかなか病院に来ることができず、ようやく受診した時には、かなり症状が進んでいたというケースがとても多かったんです。そのような患者さんを診療するたびに「何とかできないかな?」と感じたことが、開業を意識したきっかけです。また、真剣に自分の歯を治したいのに、「病院では一般歯科はできない」と断られ、「一般歯科では病気のある患者は診れない」と断られ、「私はこれからどこに行ったらいいの?」と悩む方が多いことを知ったのもこの時期。私が開業したら見て差し上げられるのに……。真剣に治したい、良くしたいと思っている方を診療したい。そんな思いが強まり開業を決めました。

主な患者層と症状を教えてください。

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年齢層は20代から高齢の方まで幅広くいらっしゃいます。症状としては、20代から30代の方は親知らずの治療、40代以上の方はこれまでに受けた根管治療がうまくいかず、膿がたまって重症化して治療を繰り返したけれども治りきらず悩んでいる方が目立ちますね。一方で他院からの紹介も多く、この場合は口腔外科の治療が中心となっています。主な症状は、親知らずが斜めや横向きに生えて炎症を起こしているケース。一人ひとりの患者さんが、口腔内に複数の問題を抱えていることが多いので、すべて治すのに2年がかりということもよくあります。

技術・表情・美しさを重視したインプラント治療

患者さんと接するときに心がけていることはありますか?

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患者さんの中には、「こうしてほしい」と事前に治療法を決めて来られる方がいらっしゃいます。このような場合、まず患者さんのお口の中を診て、もし希望される治療法が最適ではないとわかったときは、その理由をご説明し、正しい情報をお話ししています。また、治療法についてもリスクとメリットの両面をお伝えし、私自身に置き換えた見解もお話しした上で、選んでいただくよう心がけています。同じ病気の状態でも、患者さんの生活スタイルや考え方、年齢、持病、治療にかけられる時間や費用によって、「最適な治療」は変わってきます。そのため患者さんの訴え、希望、考えにしっかりと耳を傾け、的確に判断するように気をつけていますね。

技術だけでなく、表情や美しさも重視したインプラント治療を行っているそうですね。

当院では、口腔外科・麻酔科での経験と、病院歯科での総合歯科の経験を生かしたインプラント治療を行っています。また、人間の身体的な美しさには基準があるので、そうした部分にもこだわっていますね。例えば、前歯はどれくらい見えたら美しいか、横顔のフェイスラインはどうすれば美しくなるかなど。学生の頃、美術部だったこともあり、そうした芸術美というものにとても興味があるんです。インプラント治療において、機能はもちろん大切ですが、「好感の持てる笑顔」もとても大事です。特に、女性はよく鏡を見ているので、顔や表情の細かな変化にとても敏感です。こまやかな感性の患者さんに満足していただくためには、歯科医師にも相応の感性が必要。そのように考え、表情や美しさを意識した繊細な治療を心がけています。

感染予防対策にも力を入れていらっしゃいます。

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どんなに完璧に滅菌をしても、一旦、口腔内に器具を入れて使用すれば、その器具はすでにその滅菌状態ではなくなっています。また、治療時に使用した手袋をつけた状態で、院内の引き出しを触った場合、そこに患者さんの唾液や血液が付着し、院内感染の原因となります。当院ではそうしたリスクを徹底的に排除するため、器具はガス滅菌機で徹底的に滅菌し、滅菌できない器械の先端にはカバーを装着して、使用後ごとに廃棄しています。さらに、治療では「患者さんから患者さんへ」の交差感染を防ぐため、器具は清潔なアシスタントに取ってもらい、一度口の中に触れた手袋はその都度使い捨てにしています。

30~40代は、自身の病気と向き合うことも大切

日々お忙しいかと思いますが、休日はどのようにお過ごしですか?

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趣味といったものは特にないのですが、健康管理のために定期的な運動はしていますね。歯科は肩や腕に負担のかかる仕事なので、加圧トレーニングや気功に通い、インストラクターのアドバイスを受けながら正しい運動を心がけています。また、最近は3方向に振動するトレーニングマシンに乗って行うエクササイズにも通っています。緻密に計算された振動は、骨や関節を強化してくれるとされていて、これからも続けていきたいですね。こういう仕事をしているせいか、プライベートでも医学に基づいた「理論と裏づけのあるもの」に惹かれるんです(笑)。

今後の展望をお聞かせください。

この春から訪問歯科を始めました。開院19年目にして開始した理由は、長く通ってくださっている患者さんたちの高齢化です。「施設に入っている」「足腰が痛くて通えない」という方から訪問診療を望む声が高まり、また最近は異常気象で「暑くて行けません」といったことも増えたことから決心しました。当院が始める訪問診療の強みは、口腔外科にも対応できる点です。例えば、患者さんの口の中にできものがあった場合、それが良性か悪性か見分けられず、結局、他院に通院してもらうことになっては、訪問診療の意味がありません。そこで、口腔外科専門の歯科医師が回ることで、治療や嚥下機能の診断なども含め、お口の中を総合的に診療したいと考えています。私たちが行った治療を、最後までしっかりと責任を持って維持させていただきたい。今は、そんな開業した時のような新鮮な気持ちですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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30代、40代は仕事や育児、またご家族の介護も視野に入ってくる忙しい時期です。そのため通院することが難しい方も多く、「とりあえず痛みを取る」というような、刹那的な治療になりがちです。当院ではそのような場合、症状に応じた治療を行うとともに、「時間ができたらこのような治療を行ったほうがいいですよ」というアドバイスをさせていただいています。ご家族はもちろん大切ですが、一番大切なのはご自身です。もし自分が病気になったら、大事な家族を守ることもできなくなります。口腔内の病気は、ある一定のところまで進んでしまうと、元に戻りにくいという特徴があります。いろいろとご事情がおありとは思いますが、できるだけご自身の病気に向き合っていただきたいというのが、私の正直な思いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・インプラント手術/45万円~
・審美歯科/セラミックインレー:5万7000円、ジルコニアクラウン:13万円
・矯正/永久歯列:70万円~、小児矯正:36万円~

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