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嶋 信行 院長の独自取材記事

嶋歯科クリニック

(西宮市/西宮駅)

最終更新日:2023/01/26

嶋信行院長 嶋歯科クリニック main

阪神本線・西宮駅から歩いてすぐの場所にある「嶋歯科クリニック」。25年以上にもわたり、地域の住民の歯の健康を守ってきた同院は2017年にリニューアルされ、院内は明るく清潔感にあふれている。院長を務めるのは、嶋信行先生。物静かだが、患者の言葉だけでなく、表情や仕草から痛みや感覚を想像して一人ひとりに合った治療を提供するように努めている。歯周病治療や予防診療だけでなく、ホワイトニングやクリーニング、口腔内スキャナーを使用して行うマウスピース型装置を用いた矯正などにも力を注いでおり、患者の歯の長期的な健康をオールラウンドに支えている。今回はそんな嶋院長に、クリニックの特徴や力を入れている治療、地域の患者への想いについて語ってもらった。

(取材日2022年11月30日)

どんな悩みもオールラウンドに対応できるクリニックに

まずは、クリニックの特徴についてお聞かせください。

嶋信行院長 嶋歯科クリニック1

当院は一つの分野に特化しているというよりは、どんな患者さんの症状にも対応するオールラウンドなクリニックです。私個人の得意な分野としては口腔外科ですが、やはりそれだけではクリニックは成り立ちません。例えばインプラント治療であれば、治療したらそこで終わりではなく、クリーニングなど、その後のケアも含めて必要になってきます。トータルで診ることができてこそ、歯科クリニックの役割を果たせると考えているのです。ですので私の場合、口腔外科という得意分野を持ちながら、全体的な治療のレベルを上げることを意識していました。どんな患者さんが来てくださっても、きちんと対応できる歯科医師でありたいという思いは、学生時代から今でも変わりません。

今の場所に開業した経緯を教えてください。

甲子園の歯科クリニックで勤務医として働いていた時から、西宮に住んでいたんです。今はビルの中にある当院ですが、当時は戸建てでした。もともとこの場所には別の歯科クリニックがあったものの、閉業してしまって。長らく閉業したままとなっていたので、そこから話し合い、開業することになりました。正直、最初は不安でいっぱいでしたが、「この場所で根づいて歯科クリニックをやっていこう」という固い決意のもとで開業し、この地で20年以上治療させていただいています。ありがたいことです。2017年に行ったリニューアルのデザインも「お子さまからお年寄りまで、誰もが落ち着いて利用できる歯科医院」をめざし、すべて一人で考えました。以前の戸建てだったクリニックより診療台も増え、ゆとりのある空間となったと思っています。

目標としている先生はいらっしゃいますか?

嶋信行院長 嶋歯科クリニック2

勤務医として働かせてもらっていた、甲子園にある歯科クリニックの先生から受けた影響は大きかったです。非常に手先の器用な先生でした。それだけでなく、患者さんとのコミュニケーションも上手で、どんな患者さんにもうまく対応していたと思います。私自身、コミュニケーションが得意というわけではなかったので、治療もコミュニケーションもそつなくこなしていた院長先生は、私の目標です。私も、治療の話などは患者さんに対してもいくらでもすることができるので、得意な分野を伸ばしていきたいなと思っています。

「歯を美しく保ちたい」患者の高い意識に応える治療も

どのような患者さんが来られますか?

嶋信行院長 嶋歯科クリニック3

「どんな患者さんの症状にも対応できるように」と開業してから20年以上がたちましたが、ありがたいことに治療だけでなく、ホワイトニングやクリーニングで通ってくださる患者さんも増えてきました。予防のために来ていただけるのは、ご自身の歯への意識が高まっている証拠ですし、歯科医師としてはうれしく感じています。歯が悪くなって来院し、治療してせっかく良くなっても、また悪化してはもったいない。状態を維持、増進するために、クリーニングは定期的に行うことが欠かせません。今後もホワイトニングやクリーニングには力を入れながら、重要性を呼びかけていきたいです。また、昔から通ってくださっている患者さんも多く、少しずつ年齢層も高まってきていますので、高齢の患者さんのニーズにも応えられるよう、今後も柔軟に対応していきたいと思っています。

ホワイトニングについて詳しくお聞かせください。

ホワイトニングについては専用の施術室を設けており、専門のトレーニングを受けた歯科衛生士が、カウンセリングからプランの作成、施術まで対応します。入学式や卒業式、結婚式に合わせてホワイトニングを希望される方もいらっしゃれば、60歳以上の高齢の方が来られることも少なくありません。継続して通っていただくことで、変化をさらに期待することができます。また、ホワイトニングのメニューには、口腔内マッサージやリップエステも取り入れているので、お口周りも含めて美しさを保ちたい患者さんの気持ちにお応えできるかと思います。最近は、一度ホワイトニングを受けられたことで歯への意識が高まり、クリーニングとの両輪で美しい歯を維持をめざしている方もいらっしゃいます。治療を終えた歯をきれいに保つためにも、気軽に利用してもらいたいですね。

口腔内スキャナーを積極的に活用されていると伺いました。

嶋信行院長 嶋歯科クリニック4

はい。当院ではかぶせ物の作製や、マウスピース型装置を用いた矯正を行う際に口腔内スキャナーを活用しています。取得したデータを残すことができますし、従来のやり方では型採りがどうしてもできない患者さんもいらっしゃったので、患者さんの負担軽減も期待できる点にもメリットを感じていますね。ホワイトニングやクリーニングを通じて歯への意識が高まった患者さんが、歯並びが気になると矯正のご相談をしてくださることもあります。患者さんそれぞれの状態に合わせたプランを提案させていただくので、矯正に関してもまずはお気軽にご相談いただきたいです。

患者の仕草や表情にも着目する姿勢で地域医療に貢献

先生が歯科医師をめざそうと思われたきっかけをお聞かせください。

嶋信行院長 嶋歯科クリニック5

幼い頃から手先で何かを作るのが好きで、その頃から漠然と、将来は何か形に残るようなものを作る仕事をしたいと思っていました。歯科医師になるとは思ってもいなかったのですが、小学3年生くらいの時に父が「将来は歯科医師になったらどう?」と言ってくれたことをきっかけに、なんとなく考え始めました。父が親しくしていた歯科の先生の姿を見ていたこともあり、徐々に歯科医師になりたい気持ちが膨らんでいって。高校に入学してからは、本格的に目標として勉強をしていましたね。開業を意識し始めたのは、大学生になり、本格的に歯科医師になるための勉強が始まってからです。子どもの頃から歯科医師といえば「街の歯医者さん」というイメージが強くあったことも影響していると思います。

実際に働き始めてから感じることはありましたか?

やはり大学で勉強していた時よりも、実際に患者さんを目の前にした時には、はるかに大きなプレッシャーを感じたことは覚えています。実践の場に出てみて「失敗はできない」という気持ちがさらに強くなり、大学時代よりも勤務医時代のほうがより多く勉強していたように思います。というのも、日々の実践を通して、実際の患者さんを診るようになってから、まだまだ知らないことが多くあるということに気づかされたんです。勤務医時代の院長先生との会話の中からも、まだ勉強する必要のあることはたくさんあるなと感じていました。当時たくさん勉強したからこそ、今の私があると思っています。

最後に読者の方へメッセージをお願いします。

嶋信行院長 嶋歯科クリニック6

当院では、歯科衛生士との連携を密にし、ミーティングなどを通して、患者さんの情報の共有を徹底的に行っています。それぞれの患者さんによって、痛みの感じ方は違います。その微妙な差を、言葉だけでなく表情や仕草からも捉えるよう、丁寧な診療を行っていきますので、気張らずに安心してお越しください。また、これからもさまざまな講習を受け、患者さんに受けていただけるメニューを増やしていく予定です。相談だけでも歓迎ですので、ぜひ気軽に足を運んでいただきたいですね。皆さんの歯を健康的に維持できるよう、当院のスタッフ全員で力を尽くします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング/8800円~、インプラント治療/24万2000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/38万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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