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子育てに勤しむ世代へ
子を預け、安心して歯科受診できる環境を

本多歯科

(枚方市/宮之阪駅)

最終更新日:2025/10/14

本多歯科 子育てに勤しむ世代へ 子を預け、安心して歯科受診できる環境を 本多歯科 子育てに勤しむ世代へ 子を預け、安心して歯科受診できる環境を
  • 保険診療

子連れでの歯科受診に、ハードルの高さを感じていないだろうか。子育てが忙しくて時間が取れなかったり、「子どもが泣いて周りに迷惑をかけると申し訳ない」と遠慮してしまったりと、歯科医院から足が遠のき、気づけば口腔環境が悪化してしまっている人は少なくない。1981年の開業から、地域の口腔の健康を守るために尽力してきた枚方市「本多歯科」は、そんな子育て世代が安心して受診できるよう環境と体制を整えている。本多弘明院長は、「子育てで忙しい方にもリラックスして診療に臨んでほしい」と、2025年5月に親子のための「ママ&キッズエリア」を増築した。本記事では、子どもと保護者に優しい歯科医院をめざす本多院長に、新エリアの随所に光るこだわりや、子どもの診療で大切にしていることを語ってもらった。

(取材日2025年9月25日)

たまには子どもを預け、ゆっくりと歯科受診を。「親御さんのために」を追求した歯科医院の新しいかたち

Q「ママ&キッズエリア」について教えてください。
A
本多歯科 小さな子どもも楽しめるよう、さまざまな工夫をしている

▲小さな子どもも楽しめるよう、さまざまな工夫をしている

「歯科受診のわずかな時間だけでも、親御さんにお子さんを気にせず自分の時間を過ごしてほしい」との想いから生まれたエリアです。敷地の3分の2を占めるのが、頭や手足をたっぷり使って遊べる待合室。最近のお子さんは動画を見る機会が多いため、テレビやモニターはあえて設置せず、普段あまりできないような遊びを楽しんでもらえるよう工夫しました。木製のパズルやままごとセット、ぬいぐるみ、絵本などのほか、授乳室や子ども用トイレ、手元が暗くならないよう照明に配慮した学習スペースも用意しています。保育士が常駐しており、「保育士さんと遊びたいからまた来た」と言ってくれるお子さんもいらっしゃいますね。

Qこのエリアの利用時のルールなどはありますか?
A
本多歯科 個室にもキッズスペースを設け、臨機応変に対応することが可能

▲個室にもキッズスペースを設け、臨機応変に対応することが可能

使いながらルールをつくっていきたいので、今は特に定めていません。働く側の意見だけでなく実際に使う親御さんの意見も取り入れながら、子どもの自由な発想に合わせて臨機応変に変えていけるルールにしたいと考えています。例えば、親御さんと一緒に診療室に入らないと不安だというお子さんに配慮し、個室の一角に子どもが遊べるスペースを設けているのですが、待合室のおもちゃや絵本を自由に持って入って構いません。親御さんの治療中に待合室で待つ場合も、遊びに飽きたら宿題をするなど、一人ひとりが思いのままに使えるようにしています。子ども好きなご年配の患者さんもこちらに案内しており、世代を超えた交流が生まれているんですよ。

Q特にどんな方にご利用いただきたいですか?
A
本多歯科 子ども連れでも気軽に受診できるような環境づくりを心がけている

▲子ども連れでも気軽に受診できるような環境づくりを心がけている

こういうエリアは子どもを対象にしていると思われがちですが、当院の「ママ&キッズエリア」はママやパパが主役。「子どもがいるから歯科受診は難しい」と感じている方にこそ、ご利用いただきたいですね。このエリアの出発点は、当院で働くスタッフにママさんが増えたことなんです。働く側と通う側、それぞれが力を合わせて新しい歯科医院のかたちをつくりたい。親御さんにとってうれしいことをやっていきたいし、生活の一部になれるような場でありたいです。遊びに行く所がない時にお子さんと一緒に当院に来て、ついでに歯科治療を受けて帰るなど、一般的な歯科医院のイメージにとらわれず、もっと気軽に使っていただけると良いですね。

Q子どもは何歳頃から歯科受診に連れて行くべきでしょうか?
A
本多歯科 「子どもが喜んで来てくれるならうれしい」と話す本多院長

▲「子どもが喜んで来てくれるならうれしい」と話す本多院長

1歳半健診を受けた後に歯医者さんデビューの流れが良いと思います。予約時間より少し早く来て遊んでから診療を受け、診療後も遊んで帰るつもりで時間に余裕を持って来ていただくと良いですね。仮に診療で怖い思いをしても、遊んで帰れば楽しい思い出として記憶に残るでしょうから。デビューまでの間に親御さんと一緒に歯科医院に来て、「歯医者さんってこんな所なんだ」と覚えてもらうのもお勧めです。歯科医院は嫌がられることが多いので、たとえ治療を受けなくても子どもが喜んで来てくれるならうれしいですし、「実は楽しい所なんだ」と歯科医院のことを少しでも好きになってくれる人が増えたら、それが一番だと思います。

Qお子さんを治療する際に大切にしていることはありますか?
A
本多歯科 スタッフ全員が一丸となって日々の診療に取り組む

▲スタッフ全員が一丸となって日々の診療に取り組む

歯科医院が嫌いにならないように配慮しています。子どもが納得して治療に臨める環境をつくることが大切です。緊急性が高くない処置は、お子さんが「嫌だ」と言ったら見送ることもできます。押さえつけて治療すると、それが原因で歯科医院に行けなくなったり歯磨きが嫌いになったりしてしまいますから。歯科受診が苦手なお子さんとは、友達になることを意識しています。知らない人に口を預けるのは怖いかもしれませんが、歯科医院に行ったら友達がいて、友達が治療してくれるのなら、怖さも半減すると思うんです。ですから、まずはお話ししたり口の中に水を入れたり、歯科治療の器具で遊んだりすることから始めています。

ドクターからのメッセージ

本多 弘明院長

子育ての忙しさに加えて、「子どもが泣いて迷惑をかけたらどうしよう」と周囲に遠慮し、歯科医院からどんどん足が遠のいてしまっている方は多いのではないでしょうか。歯科受診できないまま、気づいたら口腔内の環境が悪化していた例も少なくありません。当院では、親御さんがお子さんを預けて安心して受診いただける環境と体制を整え、親御さんのためにできることを日々模索しています。歯科医院は、歯が悪くないと行ってはいけない場所ではありません。ほっとひと息つきたい時、自分の時間をつくりたい時など、ぜひ気軽に足を運んでください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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