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篠原 茉莉 院長の独自取材記事

しのはら歯科医院

(枚方市/枚方市駅)

最終更新日:2021/10/18

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枚方市駅から徒歩約7分の場所にある「しのはら歯科医院」。1996年開業の地域に根差したクリニックで、親子3代で通う患者も珍しくない。篠原茉莉院長のモットーは、患者の話をしっかりと聞き、「家族にしてあげたい」治療を提供すること。かけがえのない歯をできる限り長く良い状態に保てるよう、歯を削る、神経を取るといった治療を最小限に抑え、再発による再治療を少なくするための診療を提供する。歯や歯茎はもちろん、口腔内の環境や患者の体調から、全身の健康についてもアドバイスしてくれる。地域住民の健康を支えていきたいという篠原院長に、診療ポリシーや歯科医療にかける思いを聞いた。

(更新日2021年8月25日)

患者の思いをしっかり聞き取る診療を

患者さんと接する際にどんなことに気をつけていますか?

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大学の付属病院で勤務していた時、患者さんの悩みや思いをすべて吐き出していただかないと、こちらの話を聞いて治療を受け入れてもらえないことを実感しました。当院では、しっかり時間をとって患者さんのお話を伺うことから始めます。また、治療の際はできる限り出血させないように注意します。傷口から菌が侵入して体中に巡ってしまうこともあるので、細心の注意を払います。出血した場合も、雑菌が入らないように口内が常にきれいな状態で治療を進めるように努めています。

先生の診療に対するモットーとは?

「自分がされたくないことはしない」です。患者さんを自分の家族だと思い、家族にしてあげたい診療を心がけています。家族を思いやるように丁寧に説明し、納得してもらってからご自身で治療方法を選択してもらいます。治療の際はなるべく再治療しなくていいように、健康な歯を長く持たせることをめざします。さらに、患者さん一人ひとりに合わせたメンテナンスで小さな変化にも気づいて、さまざまなアドバイスをします。

こちらのクリニックならではの取り組みはありますか?

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高齢の方や全身疾患のある患者さんの場合、初めに血中酸素濃度と血圧を測ります。持病がある方は、血圧の変動などを見て、薬の変化を確認するようにしています。また、患者さんの動作を観察して、唇を噛む、足を組むといった小さな癖は、歯だけでなく全身との関わりがあることについてもお伝えしています。噛み合わせの不具合が聴力に現れることもあるので、聴力検査を行うこともあるんですよ。歯の治療だけでなく、全身のトータルサポーターとして患者さんに寄り添いたいと考えているので、他のクリニックとも連絡を取りながら、気をつけることなどを常に共有・連携して治療を進めています。生まれた時から最期の時期まで、その患者さんの人生に関わっていきたいし、介護が必要になる時期を先に延ばし、健康に人生を全うしていただきたいですね。

徹底した感染症対策を実践されています。

当院は、厚生労働省が決めている歯科外来診療環境体制の施設基準を満たしており、緊急時の対応や感染症予防、滅菌対策に力を入れています。診療室内の飛沫拡散防止対策として、今では一般化してきた口腔外バキュームも開業当初から各ユニットに設置しています。診療時のコップの水や削る際に出る水などはすべて殺菌した水を使用し、性能の高さにこだわった空気清浄機を設置するなど衛生管理に注力しています。さらに通常の掃除機も口腔外バキュームと同様に床下排管をしているので、排気を院内に放出することはありません。

悪くなる原因を明らかにする

セカンドオピニオンでの受診も多いとか。

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抜歯を勧められた方が来院された際は、診断の上、できるだけ歯を残すための治療を提供します。歯は7回ほど治療すると駄目になるといわれているので、なるべく歯を抜かない、神経を抜かない、歯を削らないなど、やり直しが少ない治療を心がけています。やり直しを少なくするためには、悪いところを治すだけではなく、悪くなった原因を明らかにして、適した改善策を実施すること、良い状態を保つために検診を続けていくことが大切です。原因を探ると、口呼吸による食いしばり、噛み合わせの問題による不自然な力のかかり方など、力の問題が関わっている例が多く見られます。力がかかると歯が破損しやすく、破損した部分からむし歯菌や歯周病菌が侵入してしまいやすくなります。さらに、力の問題を解決しないと、入れ歯にしてもその入れ歯がダメージを受けてしまいます。

定期検診も大切なのですね。

以前80歳で20本以上の歯を残す「8020運動」の表彰を受けられた方がいらっしゃったのですが、最初は「歯を抜きたくない」と受診されました。通常は抜歯になるような状態だったのですが、患者さんの希望を尊重し、残して治療を行うことにしました。ただし、将来的に抜歯が必要となる可能性があることを伝え、定期検診に通っていただくことを条件にしました。その後、この患者さんは本当に真面目に定期検診に通われ、8020を達成されました。今は新型コロナウイルスの影響で定期検診から足が遠のいてしまっている方がおられます。そうした方を診療すると、口腔内の環境がかなり悪化していることが多いのです。痛みなどがないから大丈夫と自己判断するのではなく、やはり定期的に歯科に通うこと、なんともない状態のうちに見つけて治すことが大事です。

ホワイトニングにも力を入れていると伺いました。

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10年ほど前から取り組んでおり、新しい機械を導入したことで、患者さんの負担が少なくてメリットが多い施術を提供しています。ホワイトニングに特有の「しみる」症状や食事制限がほぼなく、施術直後からカレーやコーヒーを口にしてもらえるのが、当院のホワイトニングの特徴です。さらに、歯に対するダメージもほとんどありません。薬剤などの価格が見直され、経済的な負担もかなり軽減されていますので、患者さんにとってメリットは大きいと思います。

ホワイトニングの流れを教えてください。

まず測色器という機械で患者さんの歯の色を計測します。数値化することで歯の色を客観的に把握でき、「現状がこの色で、この色をめざします」と説明できます。さらに笑顔の写真を撮影します。笑った時にどこまで歯が見えるのか確認して、どの歯まで白くするのかを決めるのです。施術は3回で、施術後は通常の歯科治療と同じように、3〜6ヵ月に1回通院していただいてクリーニングを行い、測色器で歯の色をチェックします。必要な場合は再度ホワイトニングをしたり、次のホワイトニングの時期を決めたりします。

患者にとってより良い治療を追求する

感染予防のためのマスク生活が続いています。

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マスクをしていると表情筋が退化して口周りの老化が進み、さらに鼻呼吸だけで十分な空気が得られず、口呼吸になってしまうことがあります。口呼吸をしていると口の中が乾燥して、ウイルスにも感染しやすくなり、むし歯や歯周病のリスクも高くなると考えられます。小さな子どもでも、口臭、乾燥がひどく、口を長く開けていられないなどの影響が見られるほどです。また、口の中に空気の通り道を確保するために舌が下がり、歯を食いしばって頭の重みを支えようとしがちです。この食いしばりにより、歯にダメージを受けている方が増えていると実感しています。マスク生活が続いている今だからこそ、あいうべ体操を習慣にするなど口呼吸を意識することが大切です。当院では、口を閉じる力を測定する機器を備えており、15歳以下なら口腔機能をチェックする検査が保険で受けられます。検査をすると問題がはっきりわかり、改善対策に取り組みやすくなると思います。

休日はどのように過ごされていますか?

テニスと、大学生の娘と買い物に行くことが楽しみです。一緒に雑貨屋さんや洋服屋さんに行ったりして、娘に流行を教えてもらっています。おかげで大学生くらいの患者さんとも話が弾みます。娘のほか息子が2人おり、3人の子育てと仕事と家事に追われていますが、子育てをしているからこそ診療でも子育て世代のお母さんに寄り添えているように思います。

今後どのような診療を続けていこうとお考えですか?

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当院は「患者さまのために取り組む」という想いを大切にしています。その想いをスタッフ全員で言葉にし、カードにまとめた「クレドカード」と向き合いながら、治療時に用いる薬剤は体への負担を配慮するなど、より良い治療を提供するために何ができるのかを、全員で考えて取り組んでいきたいと思います。患者さんのためにどのような治療をすれば良いのかを常に考えて、西洋医学だけでなく東洋医学の観点からも勉強したいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング/1回1万3000円~
ワイヤー矯正/50万円~
ラミネートべニア/8万円

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