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篠原 茉莉 院長の独自取材記事

しのはら歯科医院

(枚方市/枚方市駅)

最終更新日:2021/01/07

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枚方市駅から徒歩7分、大通りから1本入った閑静な住宅街の一角にある「しのはら歯科医院」。篠原茉莉院長は大阪大学歯学部を卒業し、同大学歯学部附属病院で勤務の後、1996年に開業。「家族にするような優しい治療を心がけています」と篠原院長。開業から20年以上がたち、親子3代で通う患者も多いそうだ。同院では歯の治療はもちろん、健康な歯を長く維持させるため、歯と全身との関わりや生活習慣についてもアドバイス。これからも地域住民の健康を支えていきたいと明るく話す篠原院長に、歯科医療への熱い想いを語ってもらった。(更新日2020年1月16日)

患者の想いをじっくり聞き取り、笑顔になる手助けを

こちらではホワイトニングに力を入れていると伺いました。

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10年ほど前からホワイトニングを行っており、新しい機械を導入し今までになかった新システムで、患者さんの負担が少なくてメリットが多いホワイトニングを提供し続けています。例えば、ホワイトニングにつきものの「しみる」症状や食事制限がほぼなく、施術直後からカレーやコーヒーを口にしてもらえるのは当院のホワイトニングの特徴です。更に、このホワイトニングは歯へのダメージはほとんどありません。薬剤などの価格が見直され、経済的な負担もかなり軽減されていますので、患者さんにとってのメリットは大きいと思います。

ホワイトニングの流れはどのようなものですか?

測色器という機械を使い、患者さんご自身の歯の色を計測します。数値化することで客観的に把握し、「現状がこの色で、この色をめざしていきます」と説明します。また笑顔の写真を撮影し、ニコッと笑った時にどこまでの歯が見えるか確認して、どの歯までを白くするのか決めていきます。ホワイトニングは3回にわたって実施し、施術後は通常の歯科治療と同じように、3ヵ月から6ヵ月に1回通院していただいてクリーニングを行い、測色器で歯の色をチェックします。必要な場合は再度ホワイトニングをしたり、次のホワイトニングの時期を決めたりします。ツルツルが落ちてくると汚れがつきやすくなるので、定期的なホワイトニングをお勧めします。

診療で患者さんに接する際に気をつけていることはありますか?

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歯学部卒業後、大学の付属病院で勤務していた際、まず患者さんが抱えている悩みや思いをすべて吐き出していただかないと、こちらの話を聞いて治療を受け入れてもらえない場合が多々あるということを経験しました。そのため、当院では初診の時には1時間、しっかり時間をとって患者さんのお話を伺うことから始めています。また治療の際のこだわりは、できる限り出血させないということです。実は口の中は雑菌が非常に多い場所で、出血したらそこから菌が体中に巡ってしまいますので、細心の注意を払っています。もし出血しても、雑菌が入らないように口内は常にきれいな状態で治療を進めるように努めています。更にできるだけ歯を削らず、神経や歯を残す治療も注力しています。歯を抜くことを勧められた方がセカンドオピニオンを求めて来院されることもあり、その際は適切な診断の上、歯を残す治療をできるだけ行います。

感染予防対策を徹底していますね。

緊急時の対応や感染症予防、滅菌対策を施している歯科医院として、当院は厚生労働省が決めている歯科外来診療環境の施設基準を満たした届けを出しています。今では当たり前のように導入されている口腔外バキュームも、開業当初から各ユニットに設置して診療室内の飛沫拡散防止対策を行ってきました。ほかにもコップの水や削る際に出る水など診療室内はすべて殺菌した水を使用しています。また、高性能な空気清浄機を設置するなど感染予防対策に努めています。さらに通常の掃除機も口腔外バキュームと同様に床下排管をしているので排気を院内に放出することはありません。感染症の流行下で気をつけるのは当然ですが、当院としては開院時からやってきたことを継続しているだけなんです。昔から感染予防対策に注力してきたことで、免疫を上げる方法や口腔内細菌の減らし方、中には空気清浄機の選び方など、患者さんにアドバイスを求められることもあります。

歯だけでなく全身のトータルサポーターでありたい

こちらのクリニックならではの診療はありますか?

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高齢の方や全身疾患のある患者さんの場合、初めに血中酸素濃度と血圧を測ります。「さっき内科で測ったよ」とおっしゃられる患者さんも多いですが、診療台に座ると血圧がぐんと上がってしまうこともあり、しっかり呼吸ができず、血中に酸素が行き渡らない方には、深呼吸を促すなど、まずはコンディションを確認します。診療にあたって歯だけでなく患者さんの一つ一つの動作をじっくり観察するように心がけていますね。唇を噛んだり、足を組む方も多いので、小さな癖は歯だけでなく全身との関わりがあることについてもお伝えします。さらに、歯科医院では珍しいと思いますが聴力検査を行うこともあります。噛み合わせの不具合が聴力に現れることもあるので、全身状態の確認のためにも重要な検査になっています。

血中酸素濃度、血圧、聴力まで測る歯科医院は少ないですよね。

歯科医師として歯の健康のために治療することはもちろんですが、全身のトータルサポーターとして患者さんに寄り添いたいです。例えば、生活習慣病など持病がある方の場合、お薬が増えても自分からはおっしゃらないことが多いんです。だから毎回血圧を記録して変動を見ることで、薬が増えたのかな、と患者さんにこちらから確認するようにしています。もちろん患者さんが通われているクリニックとも連絡を取りながら、気をつけることなどを常に共有・連携し治療を進めています。

口の中だけでなく全身の状態を知ることも大切なんですね。

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病気の始まりは口の中を見るとよくわかります。今は感染症の関係で診療控えやマスク生活で気づかないうちに小さい歯周病、むし歯などになりやすく、またマスクに覆われた部分が動かされていないので口元の老化が進む方も多いです。学校検診の子どもたちでさえもマスク生活で、歯磨きをさぼっていたり、口臭、乾燥がひどく、口を長く開けていられないなどの老化のサインが見られました。大人や年配の方はもっと心配です。感染症により、口腔内機能が低下しやすいことを自覚していただくのはもちろん、感染症に関わらず口腔機能検査は特定の年齢の方は保険でも行えるのでぜひ専門家の指導を受けていただきたいです。

家族を思いやる気持ちで、患者の思いを尊重

先生のモットーを教えてください。

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私のモットーは「自分がされたくないことはしない」です。患者さんを自分の家族だと思い、家族にするような治療を心がけています。なるべく再治療しなくていいように、健康な歯を長く維持できるようにアドバイスしています。介護が必要になる時期を先に延ばし、とにかく健康で人生をまっとうしてほしいですね。生まれた時から最期の時期までずっと、その人の人生に関わっていけたらいいなと思います。もちろん年齢も考慮し、患者さん一人ひとりに合わせたメンテナンスで小さな変化にも気づき、いいアドバイスをしていきたいです。家族を思いやるように丁寧に説明し、納得してもらってからご自身で治療方法を選択してもらうようにしています。

休日はどのように過ごされていますか?

休日の楽しみはテニスと、大学生の娘と買い物に行くことですね。一緒に雑貨屋さんや洋服屋さんに行ったりして、娘にはやり物を教えてもらっています。おかげで大学生くらいの患者さんとも話が弾んで楽しいですね。娘のほか息子が2人おり、毎日3人の子育てと仕事と家事に追われていますが、子育てをしているからこそ診療でも子育て世代のお母さんに寄り添えているように思います。

今後はどのような診療を続けていこうとお考えですか?

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私たちは「患者さまのために取り組む」という想いを大切にしています。その想いをスタッフ全員で言葉にし、カードにまとめた「クレドカード」と向き合いながら、今後もよりよい治療を提供するために何ができるのかを、全員で考えて取り組んでいきます。例えば、治療時に用いる薬剤は、体への負担を配慮し提供しています。患者さんにとってどのような治療をすれば良いのかを今後も常に考えて、西洋医学だけでなく東洋医学の観点からも勉強していきたいと思っています。学んだことを生かし、歯科医師でありながらも、患者さんの全身をサポートしながら地域医療に貢献していきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング/1回1万3000円~
ワイヤー矯正/50万円~
ラミネートべニア/8万円(税別)

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