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歯を失った患者の条件に合わせて
より適した治療法を提案する

おおくぼ歯科医院

(高槻市/高槻駅)

最終更新日:2025/05/15

おおくぼ歯科医院 歯を失った患者の条件に合わせて より適した治療法を提案する おおくぼ歯科医院 歯を失った患者の条件に合わせて より適した治療法を提案する
  • 保険診療
  • 自由診療

歯を失ってしまうと、見た目だけではなく、機能的にもさまざまな問題が発生する。できるだけ早期に必要な治療を受ける必要があるが、いくつかの治療法があり、どれにすれば良いのか迷ってしまいがちだ。「入れ歯にするのは年齢的に抵抗がある」「インプラント治療は費用が気になる」など、さまざまな条件も治療の選択、開始の障壁になる。「各治療法にはメリット、デメリットがあり、大切なのはその人に合った治療法かどうか」と話すのは、「おおくぼ歯科医院」の大窪康修院長。同院では保険診療をベースに、患者の生活背景や将来までを踏まえて、治療法を検討する。大窪院長に歯を失った場合の治療の選択肢や実際の治療の進め方などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2024年12月27日)

保険診療をベースにした丁寧な治療で、患者にとってより良い口腔をめざす

Q歯を失った場合、どのような治療の選択肢がありますか?
A
おおくぼ歯科医院 患者の状態に合わせて、治療方法の選定を行う

▲患者の状態に合わせて、治療方法の選定を行う

歯を失った場合、考えられる治療の選択肢は、インプラント治療、ブリッジ、入れ歯の3種類です。それぞれ一長一短があり、どの治療法が優れていると一概にはいえません。このため当院では、患者さんのお口の状態、治療に対するご要望、ライフスタイルや年齢などを総合的に判断して、選択可能な治療法の中からその方により適していると考えられる治療法を提案するように心がけています。なお、歯を失った場合は、できるだけ早期に歯科医院を受診して、必要な治療を受けられるようにしてください。歯がない状態が続くと、次第に顎の骨が痩せ、また、噛み合う対象をなくした向かい合う歯が伸びてきて、高さを合わせるための治療が必要となります。

Q入れ歯はどのような人に向いている治療ですか?
A
おおくぼ歯科医院 多くの歯を失った人には入れ歯を推奨している

▲多くの歯を失った人には入れ歯を推奨している

歯周病が原因で歯をなくした方、多くの歯を失っている方には、入れ歯治療をお勧めします。歯周病を患う方は、なくした1本の歯だけが悪いケースは珍しく、お口全体が歯周病菌の影響を受けているからです。歯を支える顎の骨にも悪影響が及んでいる可能性が高く、無理にインプラント体を埋め込んでも、歯周病菌が感染してうまく骨と結合しない、結合が長持ちしないなどのリスクがあり、インプラント治療は不向きといえます。また、外科手術が不要で、比較的短期間で治療が完了することも入れ歯のメリットです。入れ歯よりインプラントのほうが優れているといわれることもありますが、決してそんなことはなく、要はその方に合っているかどうかです。

Qこちらの入れ歯治療の特徴を教えてください。
A
おおくぼ歯科医院 細部にこだわって丁寧な治療を心がける

▲細部にこだわって丁寧な治療を心がける

部分入れ歯、総入れ歯の両方に対応しており、保険診療のものをベースにさまざまなご要望にお応えしています。私は日本の国民皆保険制度は非常に優れた制度だと考えており、患者さんの金銭的な負担を抑えるためにも、できる限り保険診療内で質の良い治療の提供に努めています。自由診療の治療に比べるとさまざまな制限がありますが、その中でいかに細部にこだわり丁寧な治療をするかが私たちの腕の見せどころです。例えば当院では、後から入れ歯のゆがみや崩れが起きないように2回型採りを行っています。些細なことですが、この工程が仕上がりや使い心地を大きく左右するんですよ。前歯の入れ歯は試適と呼ばれる見た目のチェックも行います。

Qインプラント治療についても教えてください。
A
おおくぼ歯科医院 インプラント治療のメリット・デメリットどちら説明する

▲インプラント治療のメリット・デメリットどちら説明する

事故などが原因で歯を失った方には、インプラント治療が適していると考えられます。損傷した歯とその両隣の歯ぐらいしかダメージが及んでおらず、歯茎など周囲の組織も健康な状態であるケースが多いからです。欠損した部位の両隣の歯が治療済みであれば、ブリッジという選択肢もありますが、一度も治療を受けていない健康な歯である場合は、ブリッジをつけるために大きく削ってしまうのは避けたいですね。ただし、若い方などは費用の問題からブリッジを選択されることもあります。インプラントは手術を伴うため、怖いという印象を持っている方もいらっしゃいますが、身体に対する負担は抜歯と大差がないのでそれほど心配する必要はないでしょう。

Q治療法の選択や治療の進め方について教えてください。
A
おおくぼ歯科医院 患者にとって適切な治療を追求し、治療を進める

▲患者にとって適切な治療を追求し、治療を進める

まだ歯が残っている方の場合、その歯を残せるのか、抜歯する必要があるのか判断することが必要です。検査をして歯の根っこが顎の骨から浮いてしまっている場合は抜歯を行います。その上で、歯茎の状態の回復を待ちながら、歯の根っこの治療を行います。その後の治療法については、患者さんごとに適していると考えられるものをご案内して選んでいただきますが、その場で決定することはありません。いったん持ち帰り、ご家族と相談されたり、ご自身でインターネットなどを使って調べたりして、納得した上で治療を受けていただきたいからです。ご年配の患者さんの場合は、次回の診療にご家族の付き添いをお願いすることもあります。

ドクターからのメッセージ

大窪 康修院長

失った歯を補うための方法に優劣はありません。それぞれの良い点、悪い点をしっかりと理解し、その上で選ぶことがまずは大切です。そして私自身は、どの治療法で治療を受けるのか、結論を急がないほうが良いと考え、患者さんにゆっくり考えていただくための時間を提供するようにしています。歯の治療は、衝動買いのように少し後悔するだけで済むようなものではありませんので、いろいろなことを調べて納得してからご自身の結論を出してください。ご自身のお口のことですから、真剣に検討していただき、わからないこと、知りたいことがあれば、どうぞお気軽に聞いていただければうれしく思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1歯)/41万5000円~

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