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森本歯科医院

森本 恭司 院長

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東部市場前駅・北田辺駅から歩いて10分。今川筋を西へ入ってすぐのビル1階に「森本歯科医院」が開業したのは四半世紀も前のこと。院長を務める森本恭司先生は、30年以上にわたってインプラント治療に携わり、その進化・普及に力を注いできたエキスパートの一人。近年ではコンピュータ制御によるCAD/CAM(キャド・キャム)システムや、患者の血液を利用した再生療法など、新しい技術の導入にも積極的に取り組んでいる。その一方で、歯科医師会や学術団体で、歯科界の連携や医療の向上、後進の育成にも尽力を惜しまない。そんなグローバルな視点を持つ森本院長に、自身の活動や新たな取り組み、日々の患者との接し方から医療ポリシーまで、興味深い話をたっぷり語ってもらった。
(取材日2017年7月27日)

社会に対してできることをする、それも歯科の務め

―まずは歯科治療に際して、患者側の心構えを教えてください。

普通は、痛くなってから歯医者に行くというのが一般的ですよね。歯茎が腫れて痛いから行く、痛みが消えたらもう行かない。これは大きな間違いです。腫れるのは歯医者に行かなかったからですし、腫れてから行くと治療でも痛い思いをするんです。だから、なんでもないときにメンテナンスして、痛くなる前に治療するのが正解なんですね。それに、歯はなるべく削らないに越したことはありません。私の場合、小さな虫歯はすぐに治療しないことが多いんです。どうしても気になるという方は別ですが、ちょっとした虫歯でも、いざ治療となったらその倍ぐらいの量を削らなければならないので、あまり進行しないようであれば少し様子を見ることもあります。その代わり、しっかり磨いてくださいとお願いしています。

―診療では、どのようなことを心がけていますか?

歯科医師に何より必要なのは、患者さんとの会話です。いろんな会話をしていると、患者さんからよく「はい」と返ってきます。声のトーンによっていろんな「はい」があり、それを単純に「イエス」と捉えるばかりでなく、真意をしっかり読む必要があります。納得した「はい」もあれば半信半疑の「はい」もある。極端な場合は「ノー」という「はい」もあるんです。自分で診療チェアに座ってみたらわかりますが、ものすごく無防備で心細くて、「まな板の上の鯉」とは、まさにこのことですよね。そんな患者さんの心境をわかってあげられる医師でなければなりません。「医は仁術」とはよくいったもので、少し情緒的と思われるかもしれませんが、私は自分の情緒を大切にしたいですね。良い治療をして患者さんに喜んでもらって、お金は後から付いてくる。医療とはそういうものです。

―治療だけでなく、いろんな配慮が必要なのですね。

私は日本歯科先端技術研究所という公益社団法人の副会長、近畿・北陸地区の会長をやらせていただいています。そこで認知症の前段階といわれるMCI(軽度認知機能障害)への取り組みを始めました。歯科では継続して治療をしますから、患者さんの様子の変化がわかりやすいんですね。これまで理解いただいていたことがわからなくなる、口の手入れがおろそかになるなど、注意をしていれば気づくことがたくさんあります。ご家族を呼んで話を伺ってみると、やっぱりということがありますね。そこで、そのMCIの患者さんをサポートする歯科医師と歯科衛生士の認定制度を立ち上げ、今後は積極的に関与していこうというのが新たな狙いです。社会に対してできることをする、こうした公益性のある事業も、われわれ歯科の新たな役割の一つです。



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